新雪の十二ヶ岳・中ノ岳・小野子山ー入道坊主周回コース

2021.02.11(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 52
休憩時間
52
距離
7.3 km
のぼり / くだり
966 / 963 m
19
24
35
1 41

活動詳細

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移動高の前面で一時的に冬型になった翌日、麓の天気予報は晴れだったが、やはり山はまだ冬の風が治まっていなかった。お目当ての展望は得られなかったが、代わりに一日バージンスノーを独り占め。 関越から榛名がよく見えなかった時点で覚悟はしたが、小野上温泉から入道坊主への林道は、人家を過ぎるとべったり雪がついて、ノーマルタイヤでは不安な状態だった。登山口の駐車場まであと少しの地点で雪のついた急坂が上れず、車はここにデポ。今日はストックのゴムカバーは外して歩きだす。入道坊主までの林道は2-3センチぐらいの雪、誰の足跡もない。空は晴れているが、風で揺られた梢から雪が舞う。入道坊主からの林間の山道もずっと雪が乗っているが、南面なので山靴で問題ない。沢沿いから左の小尾根に乗ると、十二ヶ岳がかっこよくみえた。ここまでは風もなく暖かいが、稜線からはゴーゴーと風の音がする。分岐に出る直前で休憩し、防風対策をする。稜線に出ると北からの風が強い。男坂は雪があると不安なので、女坂から登る。下はところどころ凍っているが、上に乗った雪がクッションになって意外と滑らない。山靴のまま山頂まで登ることができた。  冬型の雪雲が邪魔をして、残念ながら展望は得られなかった。榛名や赤城にもまだ雪雲がうっすらとかかっている。浅間の白い姿が雲に溶けていた。下りも女坂だがはやはり滑りそうなので、ここでチェーンスパイクをつける。さすがに快適だが、雪が薄いので土と混ざってチェーンスパイクにだまになるのが煩い。中ノ岳への急登も雪がついているが、日当たりがいいので氷はない。急降下で小野子山との鞍部に下ると、小野子の登りは北西風がもろに吹き付ける北斜面だ。雪の下には氷が張っていて、下りはもちろん登りでも滑り止めは必須だ。二段になった急登を頑張ると、風の強い小野子山頂に出た。赤城の雲は薄れてはきたが、まだよく見えない。寒いので長居はせず、入道坊主への急な下り道(エスケープルートと表示されていた)に入る。  始めしばらくは急な下りだ。赤布がべったり打ってあるのでルートは明確、雪は多少あるが日当たりがいいので氷はない。それでもチェーンスパイクがありがたい。ロープが設置された箇所を過ぎるとようやく傾斜が緩むとともに、稜線の風が当たらなくなった。ここでチェーンスパイクを外す。この尾根道は、中ノ岳と十二ヶ岳を見るにはベストアングルだろう。小ピークで昼を食べて、さらに急な尾根を下り、最後は左手に下りて林道に出た。入道坊主まで少し戻って、朝登ってきた林道を下る。日影にはまだ雪が残っているが、日差しのある所の雪はすっかり消えていた。 追記:入道坊主付近で軌跡が地図の林道とずれていますが、他の方の記録でもずれているようなので、地図の方が間違っているのではないでしょうか。実際入道坊主に向かって20メートルも登っている感じはありませんでした。

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