用水の道と幻登山林道 <ノルディックウオーキング トレイル日記 >

2021.02.07(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 6
休憩時間
56
距離
22.7 km
のぼり / くだり
1044 / 1045 m
8 7

活動詳細

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近くの里山、ワンダーウォーキングです。 三並山の西麓には中之条町の水道源と平鳴沢用水のぼくぼく弁天があります。 大原に向かう道すがらこの用水の一部の道を辿って行きました。 水路ですからUP&DOWNはありませんが標高線に沿って山襞を縫って流れてくる水路の脇にある道は落ち着く趣があってよいものです。中には崩れかかっているところもありますが整備されていました。 中之条町から三並山、十二ケ岳への登山口は大原の牧場採草地からのルートが昔から地元では知られていました。しかし麓を横断する林道が出来たりしてからは車で近くまで行ける別の登山口が使われるようになりました。その頃からは忘れ去られてしまい、標識も朽ちて落ち、踏み跡も落ち葉に埋もれ藪樹がのさばっていつてしまいました。 この道とは別に大原から尾根の登山道に行けそうな林道が気になっていました。 今日はこちらの幻の登山林道を辿ってみました。 地図に記されている入り口の道は杉の植林のためと思われました。途中にあった植林標識からすると植えられてからすでに50年ほど経っているようです。地図上からの道はなくなり植林のない地域に入ると藪が多くなりやがて消えかかり、けもの道化しましたがそれも標高920mの沢で途絶えてしまいました。赤テープを結びながら行きました。仰ぎ見ると稜線がすぐそこに見え、GPSが位置を示してくれます。地図では「結婚の森」登山口からの尾根沿いの登山道は標高940m、150m程でしたので斜面をステップを切ってのぼり到達しました。 ルートは別にあったのでしょう。未知の登山ルートを見つけることができました。 ここから十二ケ岳山頂まではまだ40分位かかります。明るいうちに帰りたいので登頂はやめます。 下山は登山道を下り尾根沿いに藪を掻き分け村上峠まで来ました。尾根沿いにまっすぐ進めば昨年11月に来た名知良久の岩平山に行きます。小野上の村上からこの峠を通って名久田の廿日市に通じる道は昔は越後への脇道として使われていたようです。3年前の12月に下ったことがありましたが途中尾根から下るルートの道らしきものを辿りました。古地図に記された道は1/5000の地図では起伏が読めず落ち葉に埋もれた藪道は辿ることは難しいものでした。谷の中は流され本来の道を辿れませんでした。今回も前回同様で沢を渡るところでロストしてしまいました。何とか尾根に這い登るとそれらしい道を見つけることが出来ましたのでホッとしました。とはいっても藪を掻き分けていくと今の地図にある古い道に辿り着けました。 この山には杉の植林が点在し、作業路がありますのでこれを見つけて辿れば林道に乗れ下山できます。 今日もYAMAP GPSとこんな経験を生かして大きな迷いがなく探検することができました。 明るいうちに帰ってこられました。

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