ウォーキング石垣山一夜城-2021-02-07

2021.02.07(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
2 時間 59
休憩時間
24
距離
8.0 km
のぼり / くだり
401 / 352 m
1 25
10
1

活動詳細

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最近怠惰な生活を送っているので、多少歩かなくてはならないと思い立った。 低山へ行くにも朝が寒すぎて起きられない。 妥協の産物として石垣山を思いついた。 天正の頃、関白豊臣秀吉が北条氏を攻めたとき、秘密裏に築城してから周りの木を伐採して、敵の小田原城から一夜で城を築いたように見せて戦意をくじいたという伝承がある。学習漫画でも読んだと思うが、これも後世の創作らしい。 僕の戦国時代への興味は小学生の頃がピークである。その頃に比べると昨今の戦国武将ブームは層が厚い。地方のマイナーな武将も調べやすくなった。 史料に基づく実証的な史実に詳しい愛好者も増えた。 また、ネット上でその手の会話をしている人もよく見る。それを見るとおこがましくて戦国時代の話などしづらい。 山城めぐりなどもそこまで知識がないから食指が動かない。 それはさておき、石垣山城は関東最初の総石垣を使った近世城郭であった。中世の城は土塁が主であったが、信長の時代から徐々に石垣の上に築かれるようになった。 東海道本線の早川駅からミカン畠の中の舗装道路を1時間ほど登る。 素人でもここに城があったとわかる立派な石垣である。 永久的なものでなく、単なる城攻めの本陣の目的だけに築城したものとはにわかに信じられない。 関東地方は当時後進地域なので、江戸期に使われた城でも土塁ばかりでほとんど石垣など使われていない城跡は多い。 余談だが中世城郭は説明がないと素人にはただの山にしか見えない。そちらの愛好者には敬意をもってしまう。 関東でこれに匹敵する堂々たる城跡は江戸城くらいではないか。 豊臣政権の強大さを見せつけられた。 という具合でヒマつぶしとリハビリをしていた。 しかし、やはり高い山の方が楽しい。 そろそろ花粉の季節でまた山に近づきにくくなる季節であるが、次はいつ行けるのだろうか。

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