防空砲台を訪ねる ~倉梯山フィールドワーク~

2021.02.07(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 38
休憩時間
30
距離
4.5 km
のぼり / くだり
273 / 274 m
2 18
38

活動詳細

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昼から雨予報でしたが駆け込みで! 見どころの多い山で結局降られてしまいました☔ 大規模な遺構が残っているにも関わらず整備がされていない史跡です。登山道は広く、歩きやすいですが山頂に近付くにつれ荒れており、遺構全てを確認するのが難しくなっています。 植生も豊富でカシ、シイ類を中心に多様なシダ類を観察することができます。

三国岳・養老山 この斜面何が生えてたっけ?と思いながら登山開始
この斜面何が生えてたっけ?と思いながら登山開始
三国岳・養老山 ヌルデの実が残ってました
ヌルデの実が残ってました
三国岳・養老山 道端にアカメガシワが生えています。フワフワの冬芽が特徴的。
道端にアカメガシワが生えています。フワフワの冬芽が特徴的。
三国岳・養老山 夏場は歩きづらそうですね
夏場は歩きづらそうですね
三国岳・養老山 ウツギの実
ウツギの実
三国岳・養老山 上から見た時に左巻きなのでフジ
上から見た時に左巻きなのでフジ
三国岳・養老山 ヤブソテツ。春に山菜採りに来てる人達が居ますね。
ヤブソテツ。春に山菜採りに来てる人達が居ますね。
三国岳・養老山 大きなエノキ。ちょっと沢の方へ寄り道します。
大きなエノキ。ちょっと沢の方へ寄り道します。
三国岳・養老山 リョウメンシダ。表も裏も同じに見えますね
リョウメンシダ。表も裏も同じに見えますね
三国岳・養老山 隣にベニシダ。若い葉は赤色をしています。
隣にベニシダ。若い葉は赤色をしています。
三国岳・養老山 シロダモ。炙ると蝋物質が溶けます。
シロダモ。炙ると蝋物質が溶けます。
三国岳・養老山 ハゼノキの実を食べにきたメジロ
ハゼノキの実を食べにきたメジロ
三国岳・養老山 シロハラも来てました
シロハラも来てました
三国岳・養老山 ジュウモンジシダ
ジュウモンジシダ
三国岳・養老山 葉が十字に見える特徴的な形をしています。
葉が十字に見える特徴的な形をしています。
三国岳・養老山 ジュウモンジシダの裏に居た毛虫。ナシケンモンの弱齢幼虫だと思います。
ジュウモンジシダの裏に居た毛虫。ナシケンモンの弱齢幼虫だと思います。
三国岳・養老山 沢付近はコケやシダが豊富です
沢付近はコケやシダが豊富です
三国岳・養老山 オニグルミかな?
オニグルミかな?
三国岳・養老山 ウラジロガシ。シロダモと同じように裏面は蝋物質で白く見えます。シラカシとの違いです。
ウラジロガシ。シロダモと同じように裏面は蝋物質で白く見えます。シラカシとの違いです。
三国岳・養老山 ハイイヌガヤ
ハイイヌガヤ
三国岳・養老山 モミに似ていますが葉の先は裂けません。
モミに似ていますが葉の先は裂けません。
三国岳・養老山 顔を撮る前に逃げられたルリビタキの雌。グッ グッと地鳴きします。
顔を撮る前に逃げられたルリビタキの雌。グッ グッと地鳴きします。
三国岳・養老山 クズの実
クズの実
三国岳・養老山 キジノオシダ。羽片に柄が無いのでオオキジノオと見分けられます。
キジノオシダ。羽片に柄が無いのでオオキジノオと見分けられます。
三国岳・養老山 登山道は所々に倒木がありますが、地面はしっかりとしていて歩きやすいです。
登山道は所々に倒木がありますが、地面はしっかりとしていて歩きやすいです。
三国岳・養老山 イヌシデ
イヌシデ
三国岳・養老山 イヌシデの冬芽。枝に毛があり、クマシデやアカシデと見分けられます。
イヌシデの冬芽。枝に毛があり、クマシデやアカシデと見分けられます。
三国岳・養老山 落ちている葉はアベマキが目立ちます。葉裏は毛が密集して白く見えるのでクヌギと見分けられます。
落ちている葉はアベマキが目立ちます。葉裏は毛が密集して白く見えるのでクヌギと見分けられます。
三国岳・養老山 水に削られた道。数十年後には分断されてしまうのでしょうか…
水に削られた道。数十年後には分断されてしまうのでしょうか…
三国岳・養老山 オオバノイノモトソウ
オオバノイノモトソウ
三国岳・養老山 ミツバアケビ
ミツバアケビ
三国岳・養老山 タブノキ
タブノキ
三国岳・養老山 ノグルミ
ノグルミ
三国岳・養老山 竹の花の跡。100~120年で花が咲き、地下茎単位で枯れます。この付近の地盤に要注意。
竹の花の跡。100~120年で花が咲き、地下茎単位で枯れます。この付近の地盤に要注意。
三国岳・養老山 戦後の炭焼窯跡とのこと。内部の土に焼け跡があります。
戦後の炭焼窯跡とのこと。内部の土に焼け跡があります。
三国岳・養老山 アベマキ
アベマキ
三国岳・養老山 クチベニマイマイの殻が落ちていました
クチベニマイマイの殻が落ちていました
三国岳・養老山 この辺りウツギが茂って歩きづらいです
この辺りウツギが茂って歩きづらいです
三国岳・養老山 シャガ群落
シャガ群落
三国岳・養老山 左手に青葉山、右手に三国岳、養老山が見えます。
左手に青葉山、右手に三国岳、養老山が見えます。
三国岳・養老山 エナガやメジロの他、カケスやウソの鳴き声が聞こえてきました。
エナガやメジロの他、カケスやウソの鳴き声が聞こえてきました。
三国岳・養老山 カラスザンショウ。まだ若いのでトゲが残ってます。
カラスザンショウ。まだ若いのでトゲが残ってます。
三国岳・養老山 コンクリート製のガードレール
コンクリート製のガードレール
三国岳・養老山 ハリギリの大木がいくつか目立ちます
ハリギリの大木がいくつか目立ちます
三国岳・養老山 東舞鶴地区が木々の間から見えます
東舞鶴地区が木々の間から見えます
三国岳・養老山 カツラ?
カツラ?
三国岳・養老山 ここにもガードレール
ここにもガードレール
三国岳・養老山 大きな切り通しを通ります
大きな切り通しを通ります
三国岳・養老山 ホオノキの葉と実
ホオノキの葉と実
三国岳・養老山 フデリンドウの芽
フデリンドウの芽
三国岳・養老山 上から見た時に右巻きなのでヤマフジ
上から見た時に右巻きなのでヤマフジ
三国岳・養老山 シャガ群落の真上もウツギが茂っていて歩きづらいです
シャガ群落の真上もウツギが茂っていて歩きづらいです
三国岳・養老山 防空壕 鉄筋コンクリート製の屋根があることから重要度の高さがうかがえます。内部構造やこの下に発電機室があることから愛宕山と同じ燃料庫である可能性が高いです。
防空壕 鉄筋コンクリート製の屋根があることから重要度の高さがうかがえます。内部構造やこの下に発電機室があることから愛宕山と同じ燃料庫である可能性が高いです。
三国岳・養老山 発電機用の冷却水槽
発電機用の冷却水槽
三国岳・養老山 発電機壕 愛宕山は木造でしたがこちらは立派な壕です。
発電機壕 愛宕山は木造でしたがこちらは立派な壕です。
三国岳・養老山 発電機壕内部 発電機の架台や吊り下げ用の金具、燃料管?電線管?の管などが残っています。
発電機壕内部 発電機の架台や吊り下げ用の金具、燃料管?電線管?の管などが残っています。
三国岳・養老山 天井には排気用の穴
天井には排気用の穴
三国岳・養老山 排気穴を上から
排気穴を上から
三国岳・養老山 アカマツの立ち枯れ いつ倒れてきてもおかしくないです。
アカマツの立ち枯れ いつ倒れてきてもおかしくないです。
三国岳・養老山 山頂近くになるとオオイワカガミが増えてきます
山頂近くになるとオオイワカガミが増えてきます
三国岳・養老山 登山道上にシダの茂みがあります。
登山道上にシダの茂みがあります。
三国岳・養老山 何故かコシダとウラジロが一緒に生えてます
何故かコシダとウラジロが一緒に生えてます
三国岳・養老山 右手に石階段が現れます。
右手に石階段が現れます。
三国岳・養老山 基礎が残っています。おそらく木造の兵舎。
基礎が残っています。おそらく木造の兵舎。
三国岳・養老山 ゴンズイの実
ゴンズイの実
三国岳・養老山 もう1段上に登れます
もう1段上に登れます
三国岳・養老山 こちらも木造の兵舎があったと見られます
こちらも木造の兵舎があったと見られます
三国岳・養老山 倉庫か待避用の壕
倉庫か待避用の壕
三国岳・養老山 少し行くとさらに大きな建物の基礎があります。こちらも木造の兵舎でしょうか。倉梯山の配員は200名近く居たそうです。
少し行くとさらに大きな建物の基礎があります。こちらも木造の兵舎でしょうか。倉梯山の配員は200名近く居たそうです。
三国岳・養老山 裏手に階段があります
裏手に階段があります
三国岳・養老山 水槽
水槽
三国岳・養老山 一段下と同じくらいの広さの基礎があります。こちらは所々煉瓦が使われているようです。
一段下と同じくらいの広さの基礎があります。こちらは所々煉瓦が使われているようです。
三国岳・養老山 並んだ穴。おそらく便所跡。
並んだ穴。おそらく便所跡。
三国岳・養老山 さらに進むと大きな水槽があります
さらに進むと大きな水槽があります
三国岳・養老山 さらに建物跡が。かなりの数の建物があったようです。
さらに建物跡が。かなりの数の建物があったようです。
三国岳・養老山 倒木があります。
倒木があります。
三国岳・養老山 リョウブ
リョウブ
三国岳・養老山 真っ直ぐ進みましたが道のようで道になっていなかったので引き返します。
真っ直ぐ進みましたが道のようで道になっていなかったので引き返します。
三国岳・養老山 モミ 葉先は二股
モミ 葉先は二股
三国岳・養老山 少し戻って尾根筋を登っていきます。
少し戻って尾根筋を登っていきます。
三国岳・養老山 倒木が多く歩きづらいです
倒木が多く歩きづらいです
三国岳・養老山 屈みながら進みます
屈みながら進みます
三国岳・養老山 道が二手に分かれますが、左は木が多くて進めません。
道が二手に分かれますが、左は木が多くて進めません。
三国岳・養老山 塹壕が数多くあります
塹壕が数多くあります
三国岳・養老山 コンクリート製の半地下の施設。用途は不明。
コンクリート製の半地下の施設。用途は不明。
三国岳・養老山 砲台跡?
砲台跡?
三国岳・養老山 一際大きな穴。12.7cm連装高角砲の跡だと思われます。
一際大きな穴。12.7cm連装高角砲の跡だと思われます。
三国岳・養老山 高角砲跡をぐるっと回ると切り通しが。通行不能だった道はここに通じているようです。
高角砲跡をぐるっと回ると切り通しが。通行不能だった道はここに通じているようです。
三国岳・養老山 切り通しで泥浴びしたイノシシですかね…体高1mはありそうな…
切り通しで泥浴びしたイノシシですかね…体高1mはありそうな…
三国岳・養老山 広めの半地下の施設。
広めの半地下の施設。
三国岳・養老山 切り通しを挟んで両側にコンクリート製の土台が残っています。
切り通しを挟んで両側にコンクリート製の土台が残っています。
三国岳・養老山 西側に水槽とセメント煉瓦製の建物跡。
西側に水槽とセメント煉瓦製の建物跡。
三国岳・養老山 広めの建物ですが用途が不明。間取り的には士官クラスの兵舎なのかな、と。
広めの建物ですが用途が不明。間取り的には士官クラスの兵舎なのかな、と。
三国岳・養老山 北側にも大きな穴。高角砲が2基あったとのことなので南北に置いていたのでしょう。
北側にも大きな穴。高角砲が2基あったとのことなので南北に置いていたのでしょう。
三国岳・養老山 高角砲用?の水槽。かなり深いので転落注意。
高角砲用?の水槽。かなり深いので転落注意。
三国岳・養老山 水槽への水路。これを辿ればポンプ室が分かるかも。
水槽への水路。これを辿ればポンプ室が分かるかも。
三国岳・養老山 水槽の溢れ出し水路?が続いています。脇が歩けるのでそこを下っていきます。
水槽の溢れ出し水路?が続いています。脇が歩けるのでそこを下っていきます。
三国岳・養老山 ここにも防空壕が。木製の扉があった形跡があるので重要度はそこまで?
ここにも防空壕が。木製の扉があった形跡があるので重要度はそこまで?
三国岳・養老山 元のルートに戻りたいのですが、道が無いので斜面を下ります。
元のルートに戻りたいのですが、道が無いので斜面を下ります。
三国岳・養老山 登りで大半観察してしまうので下りは速いです。
ツヅラフジの葉。アオツヅラフジのT字とは大きく異なる形です。
登りで大半観察してしまうので下りは速いです。 ツヅラフジの葉。アオツヅラフジのT字とは大きく異なる形です。
三国岳・養老山 アカシデの新芽。イヌシデと明らかに赤っぽさが違います。
アカシデの新芽。イヌシデと明らかに赤っぽさが違います。
三国岳・養老山 ヒメオドリコソウが咲いていました。
少し雨に降られましたが、冬の晴れた日であれば登るのに苦労はしないと思います。
ヒメオドリコソウが咲いていました。 少し雨に降られましたが、冬の晴れた日であれば登るのに苦労はしないと思います。

活動の装備

  • オリンパス(OLYMPUS)
    OLYMPUS用LH-61Eレンズフード 互換品
  • オリンパス(OLYMPUS)
    ED 75-300mm F4.8-6.7 II
  • オリンパス(OLYMPUS)
    OM-D E-M10
  • リコー(RICOH)
    防水デジタルカメラ WG-6

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