瀬戸岩・棚山・宇連山 大石登山口からのヘタレ登山

2021.02.06(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 19
休憩時間
1 時間 7
距離
13.0 km
のぼり / くだり
1172 / 1173 m
1 40
30
1 50
9
2 28

活動詳細

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緊急事態下の県内自粛登山が続き、自宅近場のロケーションでは若干物足りなさを感じていたので少し足を延ばして東三河まで遠征することにしました。狙いを定めたのは宇連山、標高はさほどではないものの、アプローチが長い山との認識ですが、若干蜜な状態も考えられ、さらにせっかくなのでまだ使ったことのないルートからの踏破を検討。すると何名かの方が大石から棚山高原を経由した記録を残しておられましたので、参考にさせていてこのコースに挑みました。 地図で見てもかなりの標高差を一気に登るコースのようではあったのですが、問題はそのコースの状態で、実施に行ってみると想像よりかなり荒れた状態でマークを見失うと道迷いしそうです。そのうえ通る人も少ないため落葉も堆積した滑りやすい状態の上、崩落も各所で進んでいます。一つ間違えると優に10m以上は滑落しそうな危険部分もあるので序盤からかなりくじけました。 棚上高原まで上がれば、東海自然歩道を経て棚上山を経由する普通の登山ルートです。実は地図だけ見ていた段階では県民の森からのアプローチよりアップダウンは少ないように想像していいました。実際に通過してみると、確かに高低差はさほどではないものの緩やかなアップダウンの続く長い稜線ルートで、展望もさほどなく序盤の荒れたルートでへたれた気持ちも加わりめしバテ状態に陥り、宇連山に到達する前に途中でランチをとり休憩しました。在宅勤務が続き1日のあたり2,000歩に満たない歩数となるような生活が半月ほど続いていましたからその反動もあるのでしょうが、この往路コースは想像以上に疲れました。復路はさして特筆すべき展望もない宇連山を通過し棚上高原方面への東海自然歩道をひたすら進みます。こちらはさしてアップダウンはないのですが途中林道を経由するなどして延々と歩くイメージです。ただ渓流沿いの部分や滝もあり少し、ひたすら稜線を歩くよりも変化があるので、長距離歩行での気分転換ができてよかったです。 最後の難関は棚上高原からの下る往路と同じ大石登山口へのルートです。これがまた厚く積もった落葉のため、上りより下りのほうがよほど怖い。チェーンアイゼンを装着しようか迷うほど滑るのでストックを使い一歩一歩の足場を確認しながらの下山となりました。 この大石登山コース、荒れ放題のルートが通行止め表示になっている理由が体験できた、かなりヘタレの山行となりました。

宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 山寺寝観音を経て行く
大石登山口入口です。
民家の敷地内を通ってゆく形で、すぐ向かい側にある防火用水の上に注射させていただきます。
山寺寝観音を経て行く 大石登山口入口です。 民家の敷地内を通ってゆく形で、すぐ向かい側にある防火用水の上に注射させていただきます。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 かつて天照山放光寺という寺があり、そこへの参道とのことです。
かつて天照山放光寺という寺があり、そこへの参道とのことです。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 右に行くと滝もある観音堂、左側の通行止めとされているのが棚上高原方面へのルートです。他の方の記録からも通過できることはわかっていたので、気にせず進みます。
右に行くと滝もある観音堂、左側の通行止めとされているのが棚上高原方面へのルートです。他の方の記録からも通過できることはわかっていたので、気にせず進みます。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 ここまでも倒木が多くて荒れてましたが、ここからはさらに荒れてきます。登山道の見分けがつかず、マークを見落とすと迷いそうです。
ここまでも倒木が多くて荒れてましたが、ここからはさらに荒れてきます。登山道の見分けがつかず、マークを見落とすと迷いそうです。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 崩れ落ちた行先表示
崩れ落ちた行先表示
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 かつてはかなり手入れされたことがあるとわかる階段が残っており、かなり助かります。
かつてはかなり手入れされたことがあるとわかる階段が残っており、かなり助かります。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 この延々と続く階段部分がなければ、上りも下りもより滑りやすい状態となり、疲労は計り知れなくなるでしょう。先人に感謝です。
この延々と続く階段部分がなければ、上りも下りもより滑りやすい状態となり、疲労は計り知れなくなるでしょう。先人に感謝です。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 大石という地名にふさわしい巨石があちこちに見かけられます。
大石という地名にふさわしい巨石があちこちに見かけられます。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 この辺りからが荒れた状態のピーク。
この辺りからが荒れた状態のピーク。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 整備された登山道でなら気持ちの良いフカフカの落葉は、方斜面の狭い登山道では恐怖の元に変わります。
整備された登山道でなら気持ちの良いフカフカの落葉は、方斜面の狭い登山道では恐怖の元に変わります。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 この辺りが難路の核心部、方斜面の路面は20センチ未満のところも何か所かあり。片側は落石、その反対は10m以上はある急斜面のスリル。滑りやすい足元が気疲れを増加させます。
この辺りが難路の核心部、方斜面の路面は20センチ未満のところも何か所かあり。片側は落石、その反対は10m以上はある急斜面のスリル。滑りやすい足元が気疲れを増加させます。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 かつての休息ポイント
かつての休息ポイント
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 棚上高原に到着しました。
棚上高原に到着しました。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 突き当りを右に折れ瀬戸岩
突き当りを右に折れ瀬戸岩
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 瀬戸岩からの景観
瀬戸岩からの景観
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 合成写真による全景
合成写真による全景
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 結構な高度感があります。
結構な高度感があります。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 (・_・D フムフム
(・_・D フムフム
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 一つ目の巨石
登れと!
序盤に体力を消耗してしまった年寄りにはそんな余力ありません。スルーします。
一つ目の巨石 登れと! 序盤に体力を消耗してしまった年寄りにはそんな余力ありません。スルーします。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 パノラマ撮影での全景
パノラマ撮影での全景
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 合成写真による全景
合成写真による全景
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 二つ目の巨石
これも登れと!
と反の補助ロープもありますが、そんな余力はありません。ここも回避します。
二つ目の巨石 これも登れと! と反の補助ロープもありますが、そんな余力はありません。ここも回避します。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 ここで県民の森からのルートと合流します。
ここで県民の森からのルートと合流します。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 宇連山で一番の眺望ポイント
南アルプスがくっきり見えます。運が良ければ、この画面右側の方に富士山の頭も見えるはずですが…この時は見えてるような見えてないような感じでした。
宇連山で一番の眺望ポイント 南アルプスがくっきり見えます。運が良ければ、この画面右側の方に富士山の頭も見えるはずですが…この時は見えてるような見えてないような感じでした。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 合成写真による全景
合成写真による全景
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 二等三角点「宇礼山」929.37m
二等三角点「宇礼山」929.37m
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 宇連山頂からの眺めは三河山地が見えるだけです。
宇連山頂からの眺めは三河山地が見えるだけです。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 林道と同居していた東海自然歩道はここから沢沿いルートへ分かれます
林道と同居していた東海自然歩道はここから沢沿いルートへ分かれます
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 大島の滝を見下ろします。
大島の滝を見下ろします。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 落石したての巨石が林道を完全い塞いでいます。
落石したての巨石が林道を完全い塞いでいます。
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 この日暖かかったのですが、林道沿いの湧き水はしっかりツララが育ち凍ったました
この日暖かかったのですが、林道沿いの湧き水はしっかりツララが育ち凍ったました
宇連山・鳳来寺山・岩古谷山 この東屋を越えた突き当りが大石への下山口です。
この東屋を越えた突き当りが大石への下山口です。

活動の装備

  • シリオ(SIRIO)
    41A ユニセックス
  • ミレー(MILLET)
    K シールド フーディー
  • グレゴリー(GREGORY)
    Zulu40
  • レキ(LEKI)
    Micro Vario TA

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