池山尾根（空木岳敗退）

今日は買い換えた冬用登山靴とアイゼンの馴らし兼ねて空木岳を狙いましたが、池山尾根の厳しいラッセルで体力も時間も削られ敗退してきました。 森林限界も超えられず空木岳に擦りもしないという我ながら情けない山行になりましたが、暖かく穏やかな天候のなか雪と戯れることができました。 また修行して出直します。 ・駒ヶ根高原スキー場から池山林道終点までは、積雪は殆どありませんが陽当たりの悪い斜面に凍結箇所がありました。 ・池山山頂までは10cm~20cm程度の積雪、トレースもあり歩きやすい遊歩道なのでチェーンスパイクで十分だと思います。 ・池山小屋からマセナギ付近までは、モナカ雪っぽい踏み抜きがあったのでワカンかスノーシューを履けば快適に歩けると思います。 ・大地獄の痩せ尾根は膝から股下ぐらいのラッセルでした。滑落の危険箇所もありますのでアイゼンとピッケルの装備で通過した方が良いと思います。雪の状態によってはロープも必要かもしれません。 ・夏道の梯子や階段は殆ど埋まっていますが、鎖は掘り出せば利用できました。 ・大地獄から先の急登では腰から胸あたりまで埋もれました。小地獄へトラバースせずに直登したのは私個人の判断ですので参考にしないでください。 ・撤退して大地獄を下っているとテン泊で空木岳に向かう男性２人組とスライドしたので既に山頂までトレースが出来ていると思います。 ・今回の軌跡は休憩マークだらけになっていますが、ラッセルが厳しくてなかなか進まなかっただけです。