蓼科山~雪の百名山より名だたる山々を望む

2021.02.06(土) 日帰り

雪の蓼科山に登って参りました。私としては、南北合わせて初めてとなる八ヶ岳連への登山です。百名山は特に狙ってハントしていませんが、百名山登頂が一応一つ増えました。 ■駐車場事情 30台ほど止められる駐車場があります。他にも小さな所が3ヶ所ほどありますがそう多くは止められません。8時半頃に登山口に着いたらほぼ満車で、人気ぶりが伺えました。 ■雪山装備(この日時点の情報ですのでご注意を) 今回はチェーンスパイク、雪用ポール、3シーズンの登山靴、ヒップソリ(笑)で臨みました。 この山は9合目辺りまでは樹林帯の中で、登山口の積雪は20~30cm、頂上付近は1m近くあった感じですが、スノーシューは無くても歩けました。 標高が上がると乾いた雪になり、7~9合目辺りに相当する300mほどの標高差がある急登では、踏み出した部分の雪がずれ落ちてなかなか登って行けない状態。爪の小さなチェーンスパイクはほとんど意味をなしませんでした。 この状態になるとアイゼンでも効かないかも知れませんが、爪の長いアイゼンを履いた人は幾分マシな感じで登っていました。ちなみにこの日のアイゼン:チェーンスパイク比率は9:1ほどで、私は少々肩身の狭い思いでした。 今回、頂上付近の岩稜帯(トラバース気味に歩く)の積雪は完全には凍っていませんでしたが、ここが氷になると滑落を止めるピッケルが無いと危ないと感じました。実際に半数以上の人はピッケルを持って登っていました。 冬山用でない靴は結構冷えました。この日は気温がさほど低く無かったので復帰できましたが、もう少し寒いとまずそうでした。 ヒップソリは使う場所が有りませんので持参するのは止めましょう。(笑) ■頂上からの展望 すぐ東には八ヶ岳連峰がドアップで見えました。その南には鳳凰三山、北岳、甲斐駒、仙丈ヶ岳などの南アルプス、そこから時計方向に中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳、そして北アルプス連峰、そして最後は白根山や浅間山までを見ることができます。 名だたる山々が、均整の取れた大きさで360度展望できるところは、さすが百名山といった印象を受けました。どの山でも雲一つない快晴の日に訪れたいものですが、この山は特に視界の良い日に登りたい所だと感じました。 細かいレポートは写真にコメントしておりますので、よかったらご覧になって下さい。

メインの駐車場
30台ほど停められる

メインの駐車場 30台ほど停められる

メインの駐車場 30台ほど停められる

駐車場にあるバイオトイレ
かなりきれいな状態

駐車場にあるバイオトイレ かなりきれいな状態

駐車場にあるバイオトイレ かなりきれいな状態

ついにヒップソリを買ったので持ってきた。
が蓼科山は滑るところが無かった😅

ついにヒップソリを買ったので持ってきた。 が蓼科山は滑るところが無かった😅

ついにヒップソリを買ったので持ってきた。 が蓼科山は滑るところが無かった😅

駐車場から50mほど東に下った所にバス停があり、ここが登山口になる
(駐車場からショートカットも出来る)

駐車場から50mほど東に下った所にバス停があり、ここが登山口になる (駐車場からショートカットも出来る)

駐車場から50mほど東に下った所にバス停があり、ここが登山口になる (駐車場からショートカットも出来る)

スタート!

スタート!

スタート!

スタート直後から、雪はたっぷり。
八ヶ岳ブルーの空に、雪を被った蓼科山がちらりと見えている

スタート直後から、雪はたっぷり。 八ヶ岳ブルーの空に、雪を被った蓼科山がちらりと見えている

スタート直後から、雪はたっぷり。 八ヶ岳ブルーの空に、雪を被った蓼科山がちらりと見えている

今日も紙地図でお勉強

今日も紙地図でお勉強

今日も紙地図でお勉強

積雪&融雪の具合が芸術的

積雪&融雪の具合が芸術的

積雪&融雪の具合が芸術的

ここから勾配がきつくなる

ここから勾配がきつくなる

ここから勾配がきつくなる

ほどほどの勾配

ほどほどの勾配

ほどほどの勾配

勾配の緩いゾーンに入る
雪は少しずつ深くなって行く

勾配の緩いゾーンに入る 雪は少しずつ深くなって行く

勾配の緩いゾーンに入る 雪は少しずつ深くなって行く

八ヶ岳ブルーに向かって伸びる樹々

八ヶ岳ブルーに向かって伸びる樹々

八ヶ岳ブルーに向かって伸びる樹々

大きな鳥の巣?

大きな鳥の巣?

大きな鳥の巣?

木に着いた氷が不思議な色に輝いていた

木に着いた氷が不思議な色に輝いていた

木に着いた氷が不思議な色に輝いていた

振り返ると鳳凰三山がきれいに見えていた

振り返ると鳳凰三山がきれいに見えていた

振り返ると鳳凰三山がきれいに見えていた

チェーンスパイクの人は1割程度しかおらずほとんどの人はアイゼン
3シーズン用の登山靴は寒かった・・

チェーンスパイクの人は1割程度しかおらずほとんどの人はアイゼン 3シーズン用の登山靴は寒かった・・

チェーンスパイクの人は1割程度しかおらずほとんどの人はアイゼン 3シーズン用の登山靴は寒かった・・

ラスト300mの急登
乾いた雪は踏み込みが効かずにザレ場の様にずれ落ちて疲れる・・

ラスト300mの急登 乾いた雪は踏み込みが効かずにザレ場の様にずれ落ちて疲れる・・

ラスト300mの急登 乾いた雪は踏み込みが効かずにザレ場の様にずれ落ちて疲れる・・

森林限界付近の樹々
南から吹雪いたらしく南側にエビの尻尾が伸びていた

森林限界付近の樹々 南から吹雪いたらしく南側にエビの尻尾が伸びていた

森林限界付近の樹々 南から吹雪いたらしく南側にエビの尻尾が伸びていた

珍しくつららが出来ていた

珍しくつららが出来ていた

珍しくつららが出来ていた

樹林帯を抜けて岩稜帯に出た!
しかし八ヶ岳ブルーが素晴らしい

樹林帯を抜けて岩稜帯に出た! しかし八ヶ岳ブルーが素晴らしい

樹林帯を抜けて岩稜帯に出た! しかし八ヶ岳ブルーが素晴らしい

頂上手前に岩稜帯をトラバースする箇所あり
凍っていると危ないね

頂上手前に岩稜帯をトラバースする箇所あり 凍っていると危ないね

頂上手前に岩稜帯をトラバースする箇所あり 凍っていると危ないね

頂上に到着~
テムレスで三角点掴み

頂上に到着~ テムレスで三角点掴み

頂上に到着~ テムレスで三角点掴み

頂上の神社が凍り付いていた

頂上の神社が凍り付いていた

頂上の神社が凍り付いていた

頂上東側
八ヶ岳と南アルプス鳳凰三山、北岳、甲斐駒

頂上東側 八ヶ岳と南アルプス鳳凰三山、北岳、甲斐駒

頂上東側 八ヶ岳と南アルプス鳳凰三山、北岳、甲斐駒

中央アルプス空木岳、木曾駒ケ岳

中央アルプス空木岳、木曾駒ケ岳

中央アルプス空木岳、木曾駒ケ岳

御嶽山

御嶽山

御嶽山

乗鞍岳

乗鞍岳

乗鞍岳

穂高連峰、槍ヶ岳、常念岳、大天井岳

穂高連峰、槍ヶ岳、常念岳、大天井岳

穂高連峰、槍ヶ岳、常念岳、大天井岳

鹿島槍、白馬岳方面

鹿島槍、白馬岳方面

鹿島槍、白馬岳方面

妙高方面

妙高方面

妙高方面

この日の頂上南端の風速は15~20mほどあった

この日の頂上南端の風速は15~20mほどあった

この日の頂上南端の風速は15~20mほどあった

頂上は惑星の様な雰囲気
野球場が作れるほどの広さがある

頂上は惑星の様な雰囲気 野球場が作れるほどの広さがある

頂上は惑星の様な雰囲気 野球場が作れるほどの広さがある

頂上の標柱と南八ヶ岳連峰の山々

頂上の標柱と南八ヶ岳連峰の山々

頂上の標柱と南八ヶ岳連峰の山々

頂上の北側に行くと浅間山が綺麗に見えた

頂上の北側に行くと浅間山が綺麗に見えた

頂上の北側に行くと浅間山が綺麗に見えた

冬季は営業していない山小屋
雪で半分埋まっている

冬季は営業していない山小屋 雪で半分埋まっている

冬季は営業していない山小屋 雪で半分埋まっている

東側を見ると、北横岳が目の前に見えた

東側を見ると、北横岳が目の前に見えた

東側を見ると、北横岳が目の前に見えた

頂上付近の積雪は1mくらい

頂上付近の積雪は1mくらい

頂上付近の積雪は1mくらい

北斜面を登って来たという、バックカントリーなお二人
颯爽と滑って行く女の人、カッコ良かった~

北斜面を登って来たという、バックカントリーなお二人 颯爽と滑って行く女の人、カッコ良かった~

北斜面を登って来たという、バックカントリーなお二人 颯爽と滑って行く女の人、カッコ良かった~

風の弱い山小屋の影でお昼を取る
お湯でホットポカリを作る

風の弱い山小屋の影でお昼を取る お湯でホットポカリを作る

風の弱い山小屋の影でお昼を取る お湯でホットポカリを作る

八ヶ岳を眺めながら本日のランチ

八ヶ岳を眺めながら本日のランチ

八ヶ岳を眺めながら本日のランチ

名残惜しいが下山する
中央やや右よりの真っ白な一帯は百名山の霧ヶ峰(車山)

名残惜しいが下山する 中央やや右よりの真っ白な一帯は百名山の霧ヶ峰(車山)

名残惜しいが下山する 中央やや右よりの真っ白な一帯は百名山の霧ヶ峰(車山)

急登の下りも手強かった・・・
何度もすっ転んだ

急登の下りも手強かった・・・ 何度もすっ転んだ

急登の下りも手強かった・・・ 何度もすっ転んだ

午後は雪が緩み、靴底に雪がくっついてシークレットシューズ状態になる(笑)
こうなるとスパイクが全く効かず、とにかく滑る!

午後は雪が緩み、靴底に雪がくっついてシークレットシューズ状態になる(笑) こうなるとスパイクが全く効かず、とにかく滑る!

午後は雪が緩み、靴底に雪がくっついてシークレットシューズ状態になる(笑) こうなるとスパイクが全く効かず、とにかく滑る!

急登の下りで疲れ果て、平坦地で休憩を取る
多くの人がここで休憩していた

急登の下りで疲れ果て、平坦地で休憩を取る 多くの人がここで休憩していた

急登の下りで疲れ果て、平坦地で休憩を取る 多くの人がここで休憩していた

雪&青い空は、何気ない樹林帯も素敵に見える

雪&青い空は、何気ない樹林帯も素敵に見える

雪&青い空は、何気ない樹林帯も素敵に見える

迷走した小動物の痕跡

迷走した小動物の痕跡

迷走した小動物の痕跡

八ヶ岳ブルーバックのサルオバセ

八ヶ岳ブルーバックのサルオバセ

八ヶ岳ブルーバックのサルオバセ

無事に駐車場に着いた~!

無事に駐車場に着いた~!

無事に駐車場に着いた~!

下山後に白樺湖畔にある「すずらんの湯」で温まる
天然温泉で700円、お湯は少々熱かったが、白樺湖を眺められる露天は最高!

本日もお疲れ山でした~

下山後に白樺湖畔にある「すずらんの湯」で温まる 天然温泉で700円、お湯は少々熱かったが、白樺湖を眺められる露天は最高! 本日もお疲れ山でした~

下山後に白樺湖畔にある「すずらんの湯」で温まる 天然温泉で700円、お湯は少々熱かったが、白樺湖を眺められる露天は最高! 本日もお疲れ山でした~

メインの駐車場 30台ほど停められる

駐車場にあるバイオトイレ かなりきれいな状態

ついにヒップソリを買ったので持ってきた。 が蓼科山は滑るところが無かった😅

駐車場から50mほど東に下った所にバス停があり、ここが登山口になる (駐車場からショートカットも出来る)

スタート!

スタート直後から、雪はたっぷり。 八ヶ岳ブルーの空に、雪を被った蓼科山がちらりと見えている

今日も紙地図でお勉強

積雪&融雪の具合が芸術的

ここから勾配がきつくなる

ほどほどの勾配

勾配の緩いゾーンに入る 雪は少しずつ深くなって行く

八ヶ岳ブルーに向かって伸びる樹々

大きな鳥の巣?

木に着いた氷が不思議な色に輝いていた

振り返ると鳳凰三山がきれいに見えていた

チェーンスパイクの人は1割程度しかおらずほとんどの人はアイゼン 3シーズン用の登山靴は寒かった・・

ラスト300mの急登 乾いた雪は踏み込みが効かずにザレ場の様にずれ落ちて疲れる・・

森林限界付近の樹々 南から吹雪いたらしく南側にエビの尻尾が伸びていた

珍しくつららが出来ていた

樹林帯を抜けて岩稜帯に出た! しかし八ヶ岳ブルーが素晴らしい

頂上手前に岩稜帯をトラバースする箇所あり 凍っていると危ないね

頂上に到着~ テムレスで三角点掴み

頂上の神社が凍り付いていた

頂上東側 八ヶ岳と南アルプス鳳凰三山、北岳、甲斐駒

中央アルプス空木岳、木曾駒ケ岳

御嶽山

乗鞍岳

穂高連峰、槍ヶ岳、常念岳、大天井岳

鹿島槍、白馬岳方面

妙高方面

この日の頂上南端の風速は15~20mほどあった

頂上は惑星の様な雰囲気 野球場が作れるほどの広さがある

頂上の標柱と南八ヶ岳連峰の山々

頂上の北側に行くと浅間山が綺麗に見えた

冬季は営業していない山小屋 雪で半分埋まっている

東側を見ると、北横岳が目の前に見えた

頂上付近の積雪は1mくらい

北斜面を登って来たという、バックカントリーなお二人 颯爽と滑って行く女の人、カッコ良かった~

風の弱い山小屋の影でお昼を取る お湯でホットポカリを作る

八ヶ岳を眺めながら本日のランチ

名残惜しいが下山する 中央やや右よりの真っ白な一帯は百名山の霧ヶ峰(車山)

急登の下りも手強かった・・・ 何度もすっ転んだ

午後は雪が緩み、靴底に雪がくっついてシークレットシューズ状態になる(笑) こうなるとスパイクが全く効かず、とにかく滑る!

急登の下りで疲れ果て、平坦地で休憩を取る 多くの人がここで休憩していた

雪&青い空は、何気ない樹林帯も素敵に見える

迷走した小動物の痕跡

八ヶ岳ブルーバックのサルオバセ

無事に駐車場に着いた~!

下山後に白樺湖畔にある「すずらんの湯」で温まる 天然温泉で700円、お湯は少々熱かったが、白樺湖を眺められる露天は最高! 本日もお疲れ山でした~

この活動日記で通ったコース

蓼科山(女神茶屋)

  • 04:42
  • 6.0 km
  • 824 m
  • コース定数 19