精進湖ぐーるぐる

2021.02.06(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 8
休憩時間
53
距離
21.0 km
のぼり / くだり
1288 / 1287 m
32
13
8
3
4
27
2
12
22
12
42

活動詳細

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いつも横の国道を通りすぎるだけの精進湖。ちょっと絡んでみたくなったのでグルグルしてきた。 ▷駐車場-城山登山口【車道→樹海遊歩道】 広々とした駐車場に車を停め、湖の東岸を歩く。樹海の遊歩道へは富士山の精進湖登山道入口から林道を少し歩いた所で分岐する。私はこの入口を国道脇に作られていた雪だるまに気をとられていて見逃した。遊歩道は非常に歩きやすく、途中精進湖民宿村を通り抜け静かで涼やかな樹海歩きを楽しむ。 溶岩流の上に形成された樹海の森は他の森とは全く異なる様相をしていて面白い。 登山口でひと休みして出発。 ▷城山登山口-烏帽子岳【やや険しい所もあるが概ね普通の登山道】 いよいよここから今回のルートの登山道区間。城山には武田の国境警備の山城の遺構が残る。山頂には主郭跡があり、そのすぐ北に烽火台がある。烽火台から先は道がやや険しくなっており、数カ所ロープが設置してある場所もあった(ロープ無しでも通過できる)。 ▷烏帽子岳-三方分山ー女坂峠【普通の登山道】 烏帽子岳の山頂部には電波塔があり、尾根を歩いている時でも良く見えたため目標となり励みになる。ここで本日初のパノラマビュー。いい!樹海も富士山も良く見える!小休止していると本栖湖方面から人が登ってきた。短い間で複数人登ってきたのでそちらの登山道はかなりメジャーなのだろう。 烏帽子岳からパノラマ台まではすぐだった(主観)。展望は良いが、正直烏帽子岳とそんなに変わらない気がして写真を少し撮っただだけで出発。パノラマ台より少し下った場所…尾根の北東斜面側を歩く部分で雪が凍結している部分があった。滑って転んでお尻を打った…。痛い…(´;ω;`)。 精進湖へ降りる道の分岐を過ぎて少ししたところ、南アルプスの展望ポイントがある。美しいの白い山々が遠くに見える。今回のルートで富士山が綺麗に見える場所は多々あるが、南アルプスが綺麗に見える場所は貴重だ。 精進峠のすぐ近く、富士山と精進湖を一望できる展望ポイントがある。ここには先客がおり、数枚写真を撮って退散した。少し進むと、またしても展望の良さそうな岩場が道外れにある。日も当たり、暖かいのでここで長々と休憩をとる。このあたりで湖をちょうど1周したような形になり、スタート地点の駐車場も良く見える。 精進山のピークには木に巻かれたピンクテープに文字が書いてあるだけの山頂標(?)がある。事前調査で知っていなければ見逃してしまうくらい目立たないし分からない。 精進山までくれば三方分山はもうすぐだ。三方分山の名前の由来は三つの旧村(八坂、精進、古関)の境界となっていたことからと言われている。精進湖の上に富士山が大室山を抱えているように見える「子抱き富士」が見どころらしい。(出典:山梨百名山手帳) 山梨百名山にカウントされているだけあって、山頂は多くの登山客で賑わっており、ちょうどお昼時という事も相まってご飯を食べている人が多くいた。混んでいた事もあって、私は何も食べずに写真だけ撮ってここを通過。 三方分山の東面は割とキツイ斜度で滑りやすい地面も相まって下りでは少々気を遣う。木を使いながら無事通過。 ▷女坂峠-五湖山【木々が茂るやや狭い登山道】 女坂峠を過ぎたら急に道が悪くなった。木々が茂り、枝が体やバックに当たる。質が悪い事に棘のある枝が多い。夏場に半袖では通りたくない。五湖山直下の西斜面は草地になっており、展望がやや開ける。八ヶ岳や金峰山が見える一方で富士山と南アルプスは一部が手前の山に隠れて見えない。 ▷五湖山-西精山【踏み跡のほぼ無い登山道(?)】 地形図には登山道として表記されており、実際に一部には踏み跡も目印もある。ただし、大部分は踏み跡が無い。幅広のゆったりとした尾根に沿って歩いて行くと西精山に着く。西精山では展望は望めず、文字の薄れた山頂標があるだけ。ここで最後の休憩をとって下る。 ▷西精山-赤池交差点【ただの獣道】 事前調査の折、ヤマレコでは西精山から少し下った所より赤池の方へ降りる足跡があったため今回のルートとして使用することに決定した。ただ、実際に行ってみるとそこに道など無かった。西精山より精進湖方面へまっすぐ西に降りる登山道は踏み跡は薄いものの辛うじて生きており、少々遠くなってもこちらを利用した方が安全だったと後悔している。 ▷赤池交差点-駐車場【車道→樹海遊歩道→車道→湖畔】 精進湖南岸の遊歩道を歩く。精進湖の歪んだ形に沿って歩くため正直遠回りになるが、精進湖を堪能するにはもってこいだと思う。今までは国道358号線から見える姿形しか知らなかったので、付近に小さな湖が2つもあったことに驚いた。 最後は湖畔を歩く。朝には湖面を漂っていた氷も本日の暖かさで完全に溶けたもよう。湖畔のキャンプ場にはキャンプ客が多くいた。最近冬キャンプも人気だしな~。ゆるキャン△も2期が始まったしな~。キャンプ客の中には風上にテントの入り口を向け、入口でバーベキューをすることで自分たちをテント内で燻製している人たちも…。 駐車場に戻ってきたとき、精進峠ですれ違った2人組を見かける。すれ違ってから優に3時間…彼らはどんなルートで堪能してきたのだろうか?

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