活動データ
タイム
05:28
距離
16.0km
のぼり
829m
くだり
827m
活動詳細
すべて見る2021年1月31日(日)に6度目の大文字山の探索に行った。今回は如来沢の紫蓮滝を目標にした。できれば帰りに(?)小関越から逢坂山まで行きたいと思っていたが,紫蓮滝辺りで遊びすぎて疲れたので,雨神社から四ノ宮へ下ってみた。しかし,四ノ宮への道は意外と長く,結構疲れてしまった。ま,トレーニング不足もあるような気もするけど…。 今回も銀閣寺裏から大文字山に登ったが,帰りが別ルートになる予定だったので,歩いて行った。そのため登山口まで少し時間がかかってしまった。今回は堰堤から太閤岩そばのルートを歩き,34番分岐から三角点への道を少し歩いて,33番分岐から幻の滝,カササギ峠(出合坂四辻)からマムシ坂,熊山乗越と歩いて天の原に向かった。そこまではもう何度か歩いている道が多かったので,特に気にせず歩けた。天の原から池に向かい,池の横からワコール比叡山グランドのそばまで行き,そこから沢を北上して紫蓮滝を目指した。池のあたりから先はゴミが多く散乱していて,あまり気持ちよくは歩けない。池の辺りから車道っぽい道に出ると,すぐに北白川ペット霊園の墓所がある。最初,お墓があるなぁ,と思ったけど,よく見ると墓石が小さく,それぞれにxxx家愛猫の墓みたいに書いてあったので,ペット霊園の墓所とわかった。 ペット霊園の墓所から少し北東に向かい,突き当りを左に行く。実はそこは地図上では突き当りではないのだが,正面への道が崩壊していて,突き当りにしか見えなかった。左にしばし行くとやがて車道が終わって,新田川の沢に沿って下る感じになる。その辺りはしっかりした踏み跡がなく,テキトーに沢に沿って歩く感じだった。どうやらその辺りまで来る登山者やトレランの人たちは,ペット霊園辺りのゴミの散乱地帯を避けて沢に入るみたいで,入口からしばらくは踏み跡がほぼないみたい。沢をしばし下ると振返るとまあまあしっかりした滝があった。新田の滝かな?と思ったが,確信は持てずじまいだった。その先は意外と踏み跡があり,歩きやすかった。すると川に太めの土管が見えた。そこまでは沢の右側(右岸)を歩いていたが,土管の辺りで左岸に移動しないといけなかった。そしてそのすぐ先で如来沢への分岐があった。 如来沢へは下から見て沢の右側(左岸)を行く。途中,沢を越えて対岸の別の谷に向かうルートが見えた。そこってもしかしたら山中町に出れる道かもしれない,と思った。今回は紫蓮滝が目的地だったで,沢の左岸を進んだ。するとすぐに大きめの滝が見えた。数段にわたる滝で,そこが如来沢の紫蓮滝だった。札も見つけたし。大文字山の北の領域では一番大きな滝かもしれないと思った。そこで写真を撮ったのち,滝の上部に行ってみた。そこへは道っぽい感じの斜面がありすぐに上部に出れた。 紫蓮滝の上流に少し行ってみようと思い歩いてみた。すると滝の先は意外に傾斜が緩く,歩きやすい沢という感じだった。また,沢の左側の斜面はゆるそうに見えた。あそこなら登って山中町の方に行けるかも,と思った。で,今回はそこで引返してもよかったのだが,ふと南側の斜面に登れそう,と思ってしまった。ま,スマホの GPS+ヤマレコの地図もあるのでなんとかなるか,と思い,南側の斜面を登ってみた。最後少しだけ角度がきつめになったが,玄孫熊山の北側の斜面に比べると登りやすかった。尾根に出るとなんとなく踏み跡っぽい感じがあったので尾根に沿って東に行き,すぐに南に向かった。尾根筋は思ったよりも歩きやすかった。やがて正面にピークがありそう,という辺りで,沢の方へトラバースするような踏み跡を見つけた。幅が狭かったし小さめの窪みが多かったので獣道だったかもしれない,と後で思った。その場ではどうしようか迷ったが,その踏み跡に沿って歩いてみた。しかし,沢に進んでいき,その沢の上流側まで行くと遠回りかなぁ?と思って,沢を下る方に進んでみた。最初はゆるそうな沢だったが,途中幅が狭くなり,沢に沿って下るのは危険かも,という感じになったので,仕方ないので南側にある別の尾根に向かってみた。そこにも獣っぽい踏み跡があり,思ったよりも傾斜がきつくなくラクに登れた。 尾根に出ると,向こう側が開けて見えた。どうもワコールグランドの辺りみたいだった。尾根から緩い傾斜で下れそうだったので,尾根沿いに行かずに尾根の向こう側を下ってみた。すると比較的簡単に開けた辺りに出ることができた。その途中で,鹿っぽい鳴き声が聞こえた,と思ったら,数頭それっぽい動物が走って逃げていった。しかし,体が黒っぽくて首が白っぽかった。色的には鹿というよりはダチョウという感じだったが,確か四本脚だったと思うからダチョウじゃないよなぁ…。あれはなんやったんやろ? 最初はどっかの牧畜施設に迷い込んだか?と思って焦ってしまったので,その動物の写真を撮るのを忘れていた。次回見たら写真撮りたいなぁ…。 開けた場所では少しだけ南東に向かい,ワコールグランドの北の角ぐらいに出た。地理院地図で見るとそこから南西に道が書いてあるのだが,見た感じ道があるようには見えなかった。どうやらかつてそこに道があったが,道としての機能を失っているみたいだった。しかし,そこを強引に進むと,北白川ペット霊園の墓所の辺りに出た。無事に復帰を果たした瞬間だった。 そこから雨神社を目指してみた。雨神社は大文字山三角点から如意ヶ岳に向かう途中にある。ワコールグランドから南へ南へと進むとやがて山を登り始めるみたいだったので,そっちに歩いて行ってみた。途中,トラックに乗ったおっちゃん(おにいちゃん?)と話してみた。すると,そこから雨神社の方に行けるけど,道無いで,と言われてしまった。でも,一応,車道を南に向かい,突き当りを左に(東に)行くと山に入っていき,そこから雨神社辺りにある林道に出れる,ということだった。まっすぐ南に行ってもあかんで,と念を押されてしまった。そこで指示通りに進んでみると,確かに山に向かうが,下鴨べえす,と書かれた場所に出た。そこは如何にも誰かが畑を作り,小屋っぽいものを作ろうとしてる感じで,私有地だから通過も憚れる感じだった。でも,誰もいなかったので一度通過してみたが,行くなと言われた辺りに出てしまうので,これは違うと思い,下鴨べえすに引返した。そして見ると,下鴨べえすのすぐ東側にある尾根っぽい感じのところなら登れそうだったので登ってみた。そこは正解で,すぐに未舗装林道に出た。 その未舗装林道を左に(東に)行くと比叡平に行けるみたいだった。その道は,途中で雨神社から来る未舗装林道と合流するみたいだったので,そこから雨神社に向かってもよかったが,逆方向(西向き)に行くと,谷に沿って雨神社にまっすぐ登れそうだったので行ってみた。そのルートは道を教えてくれたお兄さん曰く「そこに道はないで」ということだったが,行ってみるといかにも鳥居がありました,という感じで柱が2本立っていた。どうやら昔は雨神社の参道があったんじゃないだろうか。 そこも台風でかなり谷が荒れていたが,歩けないことはなかったので進んでみた。最後,倒木を避けるために少し急になった斜面を登らないといけなかったが,いうほど苦労することなく上にある未舗装林道に出た。そこから雨神社まではすぐだった。 雨神社までくれば後は道がわかるので,ホッとした。せっかくなので雨神社にお参りしてから先に進むことにした。予定ではそこから如意ヶ岳を越え,長等山,小関越経由で逢坂山に出て,大谷駅辺りから京阪京津線で帰ろうかな,と思っていた。しかしそこまでで遊びすぎて少々疲れたし,モチベーションも下がっていたので,そこから帰ろう,と思った。しかし,そこから大文字山三角点を通って帰るのは芸がないなぁ,と思い,一度歩いてみたかった四ノ宮への道を下ることにした。そこから先も GPS を頼りに歩いた。踏み跡はかなりしっかりついていたので迷うことはなかったが,時々ある分岐でルートを間違えないために GPS を見た。でも,四ノ宮へ道は手作りの道標がそこそこあったので,そこまで GPS に頼らなくても進むことができた。途中,念のために確認はしていたが…。 雨神社付近から南に進み,途中でほぼ90度曲がって東に進む。やがてだらだらと南向きになったなぁ,と思ったら 381m のピークにたどり着く。381m のピークには諸羽山や四ノ宮小金塚町へと東に向かうルートと,毘沙門堂裏に下るルートとの分岐点になっている。後でみると分岐点は2箇所あるみたいで,今回は上部の分岐点で分岐した。すると少し行くと右下にしっかりした踏み跡の道があった。さらに GPS の地図上の踏み跡もよく見ると二股になっていたし…。今回は諸羽山から疏水公園に下ろうと思ったので東に向かったが,下るだけなら毘沙門堂に下る方がいいかもしれない。蔭山,柳山,諸羽山の登りがない分,ラクに下れそうなので…。 381m の分岐点からくいっと下り,少し行くと左手の木の幹に標識が貼ってあった。見ると諸羽山は右となっていた。GPS マップで見てもそこで右折すべし,だったので右折して坂を下った。そこからの下りは結構下っていた。ぐいぐい下るなぁと思っていたら鉄塔が見えた。送電線の鉄塔だった。そしてさらに下るなぁ,と思っているともう1個鉄塔に出くわした。地図で見るとたしかに2本送電線があるみたいだった。2個目の送電鉄塔を過ぎると目の前に少し大きめのピークが見えてきた。このルートは数個のピークを過ぎるからアップダウンがあるとは思っていたが,思った以上に大きなピークに見えた。上り坂の下までくると「まだこんなに登るの?」という感じがした。後は下るだけ,という精神状態だったので,あの上りは結構こたえた…。 その急登を登り切るとそこが蔭山(302m)だった。蔭山からも分岐があり,下る一方で疏水公園より少し東に下れるみたいだった。しかし,今回は予定通り諸羽山を目指した。蔭山の下りは登りよりは傾斜がましに感じた。しかし,目の前に次のピークが見えて少しげんなりした。でも,すぐそばまで行くと蔭山よりはましっぽかった。そこが諸羽山か?と思って頑張って登ってみると,柳山(261m)だった。その時点でやっと諸羽山が疏水公園のすぐそばのピークだと気づいた。 柳山からもある程度下るなぁ,と思っているとルート上に大きめの岩があった。そこは白岩という場所みたいだった。その場所からは洛東高校辺りがすぐそこに見えた。やっと下界に下りてきた,と感じた。そして,最後の登りがやってきた。最後の登りも見上げるとまあまあの迫力だったが,登ってみると蔭山の登りよりはラクだった。高低差もそうやけど,斜面の傾斜角が違っていたみたい。諸羽山まで来ると後は下るだけだった。しかし,その下りが意外とハードだった。疏水公園につながってるから遊歩道みたいな感じかな?と想像していたが,しっかりとした登山道で,どちらかというと傾斜が急な斜面だった。足元も岩が結構あり,おまけにぐいぐい下るので少し気を使わないといけなかった。下りが不得意な人がいると困るよなぁ,と思いながら下った。 そんな下りをすすむと,気づくと公園が見えてきた。そこでやっと下界に到達した。そういえば今回は途中でお湯沸かしてカップヌードル食べてないよなぁ,と思ったが,その公園にはまあまあ人がいて,お湯を沸かすのは憚れれてしまった。仕方ないのでしばし疏水沿いに西に向かうことにした。しばし公園を歩くと疏水がトンネルから顔をだした。どうやら疏水公園は,以前疏水があったけどトンネルでショートカットした跡地みたいだった。それで公園やのにやたら細長いのか…。疏水は高低差を考えて山肌に沿って作られている。そのため山科駅の辺りでは毘沙門堂近くまで行き,洛東高校前を通って西に向かう。かなり遠回りをしている。それでも少し高い場所にあり山科の街がよく見えて気持ちよかった。 疏水は一度 JR のすぐそばまで南下し,再び北上して天智天皇陵の北側を行くが,その辺りにベンチがあったのでそこでひっそりとお湯を沸かしてカップヌードル+インスタントコーヒー休憩をとった。カップヌードルはいつもの感じだったが,コーヒーの方はこの間ネットで買ったステンレス製断熱カップだったので,お湯が簡単には冷めずにしばらくしてからも結構熱いコーヒーを飲むことができた。あのカップはいいわ。その後,歩いて七福思案処を越えてもよかったのだが,意外と疲れた1日だったので,地下鉄の御陵駅から地下鉄に乗ってしまった…。 今回は大文字山の北斜面の最深部辺りを歩いてみた。紫蓮滝とか迫力があっていいのだが,なにせゴミが多いルートでまた行きたいと思えないところだった…。ま,今回で6回目の探索だったので,今度はヤマイチを目指して,まずは音羽山かなぁ?と思っている。 歩いたルートを地図にしてみた。 https://www.hippowanderer.wjg.jp/gmap/Climbing/DaimonjiMap.html 今回の一連の探索のレコはこちら ・大文字山を探索 https://yamap.com/activities/9131719 ・大文字山の探索その2 https://yamap.com/activities/9179274 ・大文字山の探索その3 https://yamap.com/activities/9221443 ・大文字山の探索その4 https://yamap.com/activities/9251516 ・大文字山の探索その5 https://yamap.com/activities/9504581 ・大文字山の探索その6から四ノ宮へ https://yamap.com/activities/9648571
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