薮岩魂15バリ落沢岳・鹿岳・しれいた山縦走ソロ

2021.01.30(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
9 時間 13
休憩時間
1 時間 29
距離
8.8 km
のぼり / くだり
1158 / 1153 m
4 22
4 10

活動詳細

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※落沢岳〜鹿岳間は『薮岩魂シリーズ』掲載のルートではありません 浅間方面の篭ノ登山でラッセルでもしようかと思っていたが、また冬型模様のため、前回に引き続き、西上州マイナールートに。以前鹿岳に登った時に見た稜線が気になり、打田鍈一さんの「薮岩魂」でも紹介された落沢岳・しれいた山のバリエーションルートに。落沢岳登頂後に時間があったので、地形図を見て「行けるかな」と思っていた西牧・南牧分水尾根の先の鹿岳まで縦走してみたが・・・ とにかくきつい。このルートを選ぶ人はあまりいないと思うが、鹿岳を下山してタクシーを呼ぶとかの方がいいと思う。往復はきつすぎる。 標高が高くなる分水尾根から鹿岳にアプローチする尾根の途中から積雪あり。軽アイゼンで問題なかった。 懸垂下降があるようなので、前回と同じ装備を用意した。時間がなかったので、クライムダウンで突破したが、懸垂用に登攀具を持っていった方がよいと思う。 ・地理院25000分の1 地形図(地図読みが楽しくなってきた) ・コンパス(分水尾根の尾根筋確認で多用) ・軽アイゼン(落ち葉ザレ急登のお供。今回はかなり助かった) ・ヘルメット(西上州必須) ・3点支持ができる冬用手袋 ・10mm50mシングルロープ(懸垂下降用) ・ハーネス ・エイト環・スリング等のギヤ ①落沢岳 ・登山口は分かりにくい。「薮岩魂」の地図と異なり林道は崩落のため途中で通行止め。徒歩で行く。 ・当然のように印・看板なしだが、分水尾根に出れば、石標が続く。 ・沢筋は崩落がすごく、ルーファイで自由に進む感じ。踏み跡は所々あったが、林業用のため、完全には信用できず。 ・沢が二俣になった後の分水尾根への登り口は分かりにくかった。右側の沢から登った。杉の伐採後でルート不明。とにかく北側の稜線を目指して進む感じ。 ・分水尾根の稜線は手強い。しれいた山の分岐手前の急登は滑落注意。凄すぎて軽アイゼンを装着。2人以上なら確保した方がよい。落沢岳直下のブッシュクライムも中々。この辺から時々ペンキ印があった。 ②分水尾根縦走 ・石標を見て進むとよい。尾根筋の分岐が多いので注意。アップダウンが多いので、帰りはヘロヘロに。 ・印と踏み跡はかなりあった。登る人いるのか? ・鹿岳の尾根筋に入ると痩せ尾根が多かった。毛無岩のナイフリッジよりも危険な所もあった。急登の連続でヘロヘロに。 ③鹿岳(二ノ岳のみ) ・鎖場にも雪があったが、多くはなかった。軽アイゼンでも岩場は問題なかった。 ・パノラマはサイコー! ④しれいた山 ・しれいた山分岐の後に懸垂下降点があるが、日没の関係でクライムダウンで降りた。できないレベルではないが、急な崖なので、懸垂をした方がよさそう。鎖場の経験がある人なら問題ないか。残置スリング充実。 ・しれいた山は「白板」というだけあって断崖絶壁。強風だったので怖かった。ナイフリッジはけっこうヤバイ。こんな低山は中々なさそう。 ・しれいた山分岐から印が豊富になる。北側の下山ルートも印あり。杉の木の伐採後の急坂の下山は怖かった。

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