活動データ
タイム
08:19
距離
16.5km
のぼり
1779m
くだり
1766m
活動詳細
すべて見る前日の予報で既に晴天確定、弱風確定、積雪確定という好条件が揃っており、丹沢三峰にするか大山北尾根にするか迷った挙句、積雪があるので少し距離が短めの大山北尾根に行きました。 北尾根に行くときはいつも煤ケ谷からスタートしていましたが、物見峠直前の北側斜面のトラバースは普段から落石が多く積雪があると更に危険なので、今回は土山峠バス停から辺室山経由で物見峠に至るルートを選びました。 辺室山は、鬱蒼としているのとクマ情報が多い山ということで避けていましたが、葉が落ちて木々の間からは、近いところで丹沢三峰の稜線、遠く奥多摩の山並みや横浜方面、すぐ下には宮ケ瀬湖が見えて、案外冬場は”アリ”な山でした。土山峠と山頂のピストンだと物足りないので、物見峠から唐沢林道まで下って物見隧道を通って林道経由で県道64号の柿ノ木平あたりに戻れば単体で登るのも悪くないと思います。 話しを戻すと、物見峠からは唐沢林道に降りて札掛方面に約1時間林道を歩き一ノ沢峠から北尾根に入りました。唐沢林道では、1年前に通過した時に道を塞いでいた崖崩れは撤去されておりました。 ※https://yamap.com/activities/5578539 に当時の写真あります。 一ノ沢峠から新多摩線の16号鉄塔のある913mピークまでの道は、800m付近から雪の多い急登になりアイゼンが必要な状態でした。本格的なものではなく、チェーンタイプや6本爪などで十分だと思います。 今回少々危ない思いをしたので、早めにアイゼンを装着すべきというのは学びになりました。 ストックのスノーバスケットも持っていきましたが、急登では深く突き刺した方が安心な状態だったので使いませんでした。 雪以外の危険要素としては、500m付近で2か所ほどクマの糞を見かけました。そこまで古くない様子だったので、冬場でも用心した方が良さそうです。昨秋の餌の状態にもよると思いますが、丹沢のクマは冬眠期間が短いとも冬眠しない個体がいるとも聞いたことがあります。 913mピークからは、険しい登りがあるものの好天だったので、東は関東平野、西は丹沢や箱根の山並み、静岡の位牌岳や越前岳、さらには富士山まで眺望できて、風は穏やか日差しは暖かの最高な雪道散歩でした。 雪は吹き溜まりだと50cmぐらいあったかもしれませんが、コース上は平均して20~30cm程度だったので、傾斜が緩い稜線上では苦労なく歩けました。 一ノ沢峠まで行くのにひと苦労ですが、静かな山歩きを楽しむには良いコースです。 (急坂の下山とバスのことを考えると逆ルートはちょっとためらいます)
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