活動データ
タイム
02:21
距離
2.4km
のぼり
165m
くだり
161m
活動詳細
すべて見るサンピラー(「太陽柱」)出現!! サンピラーは大気光学現象の一つで、厳冬期、あるいは日の出・日の入り時に一定の条件を満たしたときのみ出現する大変珍しい自然現象だそうです。 1/9 段ヶ峰へ向かう途中の「千町峠」で、ダイヤモンドダストに遭遇しました。その際、太陽から天に昇る「柱」を初めて目撃しました。あとで調べたところ「サンピラー」=「太陽柱」であることがわかりました。厳冬期の北海道では観測されることはあるそうですが、他の地域ではなかなか巡り会えないとのことでした。ダイヤモンドダストと違い、必ずしも氷点下10度以下・・・でなくても見られることがあるそうです。 今朝は生野市街でも氷点下3-4度まで下がりそうだったので、標高1000m近い千町峠は氷点下10度くらいまで下がるかも・・・ダイヤモンドダストに出逢えるかも・・・。 しかし、雪で朝陽は出そうにない。気温も氷点下5度・・・これでは無理。雪が降って視界も悪い・・・ダイヤモンドダストは絶望的。それでも千町峠でグレーの空を眺めていました。 すると淡いオレンジ色がにじみ出てきたではありませんか。 少しずつ濃くなって行く・・・すると二段の雲を突き刺すようにうっすらと、天へ伸びる「柱」が浮かんでいる。もしかして「サンピラー?」。夢中でシャッターを切るが、先日のように明確な「柱」ではない・・・雪が弱まると時折、少し濁った青空が見える。太陽高度も上がり、バックの濁ったブルー・・・感動的な「サンピラー」ではなかったですが、約10分にわたり不思議な自然現象に立ち会うことができたことは「幸運」というしかありません。 感動覚めやらぬまま段ヶ峰山頂へスタート。 新雪はパウダースノーだ。 「キュキュ」とスノーシューを踏み込む度に心地良い音が響く。 木々は新しい服を身につけお出迎え。 本当に山の天気は変わりやすいのだ。 昨日スノーシューハイクでナイトハイクした際には、本当に風にのって「ヒラヒラ」と舞う程度の雪だった・・・もしかすると・・・と言う想いはあったが、これほど積もっているとは思わなかった。 300mの生野市街と1100mの段ヶ峰とではこれほど自然条件が違うのだ。 山頂では雪雲に阻まれ絶景には出逢えなかったが、朝一番新雪を踏んで、新しい空気をいっぱい吸い込んでの2時間のハイクは自然と一体になれた至福の時間だった。 ※1/30 正午現在、国道321から達磨峰登山口までは問題なく走行可能です。が 雪が解け気温が下がると(1/31朝)凍結の恐れもあります。充分な装備と的確な判断で、安全な「山行き」を!! 昨日(1/29)から今朝方(1/30)にかけての積雪を加え、まだ暫く段ヶ峰山頂付近の「雪」は楽しめそうです。 ※1/30 本日は臨時駐車場も満車状態で、多くの方々が入山されていると思われます。沢山のレポート・写真を楽しみにしています。最新のレポートはお互いに大変参考になりますね。
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