活動データ
タイム
02:39
距離
6.1km
のぼり
583m
くだり
582m
活動詳細
すべて見る今年最初の満月の夜に。 「きみはあの月も 星も あんなものが本当にあると思ってるのかい」 とある夜ある人が云った 「うん そうだよ」 自分がうなずくと 「ところがだまされているんだ あの天は実は黒いボール紙で そこに月や星形のブリキが貼りつけてあるだけさ」 「じゃ月や星はどういうわけで動くんかい」 自分が問いかえすと 「そこがきみ からくりさ」 その人はこう云ってカラカラと笑った 気がつくとたれもいなかったので オヤと思って上を仰ぐと 縄梯子の端がスルスルと星空へ消えて行った (タルホ)
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