エゾリーにも逢えた「つげ山」… 誰も居ない奥手稲山の家で鐘を鳴らすのは誰?

2021.01.25(月) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 55
休憩時間
55
距離
15.1 km
のぼり / くだり
808 / 806 m
2 13
2 42
2 6

活動詳細

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昨年末以来約1ヶ月ぶりの本年初登り山行です。 その1ヶ月のブランクは、体力低下の消耗戦となりました。 久々の定山渓界隈の山だが、けっこう楽しめる山々が連なっています。 過去には無かった山名も増え、「えっ⁈」…というような山名もある。 何かしらの由縁がある山もある事から、まぁ〜あまり深く考えるのはやめにして、前向きに考えることにしたいと思う☺️ おかげさまで、登る山が増えてしまったという嬉しい悲鳴が…☺️ 過去に登った山々は数々の懐かしい思い出ばかり… さて、今回は、つげ山へ あわよくば、そのままユートピア〜サンデーユートピア〜奥手稲山の家経由で下山しようかと思い、 いざスタートする。 林道途中、エゾリスに出逢う… いきなりラッキーだ😄 木の枝でまったく身動きしない。 死んだふりでもしているかのような素振り…少し笑える微笑ましい光景だった。 さて間もなく奥手稲山へ向かう林道の途中、右手の小さな川のスノーブリッジを渡り、尾根筋を目指して登ります。 案内標識もあるので、迷う事も無いと思います。 途中何箇所か急登もあるが、概ね登りやすいと思う。 あえて危険箇所を指摘するとしたら、一部やや細尾根があるくらいです。 今年は例年より雪が少ないせいなのか、やたら灌木や笹がうるさい。 避けて歩くのも一苦労… 山頂近くになると、広い台地状の開けた場所に出ます。 晴れた日には、右手方向に国際スキー場方向の白井岳、アルペン的山容の定山渓天狗岳などが見えて、少し見晴らしの良い場所もあります。 左手方向に少し小高い山が見えます。 その山がつげ山です。 つげ山からの展望は奥手稲山、遠くに迷沢山などが見えます。 これから向かおうと考えている、ユートピア〜サンデーユートピアの山々が視界に入ってきます。 さて、ユートピアへ向かおう… もちろん誰かが歩いたトレースの形跡は全くありません。 想定内ですが、ラッセルがキツそう。 実際、膝上ラッセルに踏み抜きもありました。 時間内に周回できる自信は無くなり、今回はやめにして、下山することにしました。 情け無い話ですが、自分の今の体力を考えての判断です。 下山は、やはり早い😄 尻ボーでショートカットも出来ます。 スノーブリッジを無事に渡り、林道を得て下山完了と言いたいが、帰るにはまだ時間が早い気がする。 なので、奥手稲山の家だけでも再訪することにして、川沿いをただひたすら上流に向かって歩きます。 何度も何度もスノーブリッジを渡っては歩き、意外と思ったより時間がかかってしまった… 時間がかかってしまったというより、単なる体力が無くなっただけなのかも知れない。 時間的に少し遅く、平日でもあり、山の家には誰も居ない。 山の家の手前には鎮魂由来の鐘がある。 なにげに鐘を鳴らしてみた。 鐘の音は、周りの山々に木霊するように反響して、その独特の音色が静寂を突き破るかのように響き渡る… 目の前の誰も居ない、ユートピアゲレンデにはスキーの滑走跡が無数にあり、スノーモービルの跡も多数… もちろん山の家には誰も居ない… 考えようによっては、ある意味、贅沢な空間に立っているのだ。 空腹に耐えながら、山の家に着いたので、遅めのランチとなった。 森の中は薄暗く、辺りも暗くなりだしたので、すぐに下山開始… 何度も何度もスノーブリッジを渡りながら、今日の山行を思い浮かべ、脳裏に焼き付けるようにひたすら歩き続ける。 時折、傍にカワガラスが寄って来る。 まるで道案内でもしてくれているようだ…と思いたい😄 もうすっかり暗くなてしまったが、雪明かりの明るさが不安を全く感じさせない。 長い林道、なんとか無事に車まで戻る。 その途端に、雪が降り出して難を逃れた。 先ほどまで、あれだけ天気も良かった空模様はいったいなんだったのだろう… 久しぶりの山行で鈍っていた身体には、程よい疲れが心地良い… 山行を終え、次回は何処の山へ行こうかと模索しながら、ラジオから奏でる流行歌のメロディーに浸りながら、ハンドルを握り帰路につく… おしまい… 追記 天気は晴れ☀️ 気温はそこそこ低かった🙂 風は穏やかだが、山頂付近はやや強め…

手稲山・奥手稲山 車止めからの登山口、送電線が目印
車止めからの登山口、送電線が目印
手稲山・奥手稲山 入林記帳小屋…春香山小屋
入林記帳小屋…春香山小屋
手稲山・奥手稲山 しばらく送電線の下の林道を歩きます。
しばらく送電線の下の林道を歩きます。
手稲山・奥手稲山 やがて、春香山への林道を左手にさらに歩く
やがて、春香山への林道を左手にさらに歩く
手稲山・奥手稲山 林道途中で出逢ったエゾリス。
まるで「ひょっこりはん」…
林道途中で出逢ったエゾリス。 まるで「ひょっこりはん」…
手稲山・奥手稲山 あっちゃ向いたまま…
あっちゃ向いたまま…
手稲山・奥手稲山 身動きしないで死んだふり?
身動きしないで死んだふり?
手稲山・奥手稲山 電子ズームでアップ…
電子ズームでアップ…
手稲山・奥手稲山 つげ山への分岐
つげ山への分岐
手稲山・奥手稲山 真新しい看板…
真新しい看板…
手稲山・奥手稲山 ここから、スノーブリッジを渡ります。
ここから、スノーブリッジを渡ります。
手稲山・奥手稲山 前日までトレースありでした。
前日までトレースありでした。
手稲山・奥手稲山 石狩湾方向
石狩湾方向
手稲山・奥手稲山 やや開けた大地
やや開けた大地
手稲山・奥手稲山 倒木の積雪?
倒木の積雪?
手稲山・奥手稲山 よく見ると、折れている部分には丸く隙間があります。
恐らく雪の重みで、ゆっくり折れたのだろう…
よく見ると、折れている部分には丸く隙間があります。 恐らく雪の重みで、ゆっくり折れたのだろう…
手稲山・奥手稲山 見上げればブルースカイ…
見上げればブルースカイ…
手稲山・奥手稲山 定山渓天狗様が…
定山渓天狗様が…
手稲山・奥手稲山 5倍ズーム
5倍ズーム
手稲山・奥手稲山 見晴らし最高…
見晴らし最高…
手稲山・奥手稲山 少し雲が…
少し雲が…
手稲山・奥手稲山 さらに登ります。
さらに登ります。
手稲山・奥手稲山 スノー茸🍄…キノコの山
スノー茸🍄…キノコの山
手稲山・奥手稲山 視界が開ける…
視界が開ける…
手稲山・奥手稲山 つげ山最後の登り…
つげ山最後の登り…
手稲山・奥手稲山 見晴らし最高…
見晴らし最高…
手稲山・奥手稲山 山頂標識 つげ山 935m
山頂標識 つげ山 935m
手稲山・奥手稲山 ユートピア方向…
ユートピア方向…
手稲山・奥手稲山 背後に定山渓天狗岳…
背後に定山渓天狗岳…
手稲山・奥手稲山 山頂標識周辺
山頂標識周辺
手稲山・奥手稲山 エコニクルの森林看板が懐かしい…
エコニクルの森林看板が懐かしい…
手稲山・奥手稲山 雪見大福を思い出す…
雪見大福を思い出す…
手稲山・奥手稲山 冬の森っていいなぁ~
冬の森っていいなぁ~
手稲山・奥手稲山 やっと着いた奥手稲山の家…
思ったより長く感じました。
やっと着いた奥手稲山の家… 思ったより長く感じました。
手稲山・奥手稲山 鐘のある山の家…風情ある赴き
鐘のある山の家…風情ある赴き
手稲山・奥手稲山 鎮魂歌の鐘を鳴らすのは誰…
鎮魂歌の鐘を鳴らすのは誰…
手稲山・奥手稲山 山の家の玄関…
山の家の玄関…
手稲山・奥手稲山 正面から…赴きたっぷり
正面から…赴きたっぷり
手稲山・奥手稲山 帰路の林道はもう暗い…
送電線が登山口の目安です。
帰路の林道はもう暗い… 送電線が登山口の目安です。
手稲山・奥手稲山 春が近いと感じるが、まだまだです。
春が近いと感じるが、まだまだです。
手稲山・奥手稲山 カワガラス?だと思う…
カワガラス?だと思う…
手稲山・奥手稲山 無事、登山口へ着く…
あとは帰るだけ。
無事、登山口へ着く… あとは帰るだけ。

活動の装備

  • カンプ(CAMP)
    ヘルメット
  • ブラックダイヤモンド(Black Diamond)
    トレイル
  • シルバ(SILVA)
    レンジャーコンパス
  • ファイントラック(finetrack)
    ストームゴージュアルパインパンツレギュラー丈
  • エムエスアール(MSR)
    エヴォアッセント
  • その他(Other)
    イワタニ ジュニアコンパクトバーナー CB-JCB
  • サーモス(THERMOS)
    山専用ステンレスボトル FFX-500
  • ミレー(MILLET)
    ドライナミック メッシュ NS クルー

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