活動データ
タイム
01:25
距離
8.2km
のぼり
146m
くだり
572m
活動詳細
すべて見る千町峠から生野高原カントリークラブ手前まで、市道栃原宍粟線が走っている。 市道と言っても、部分舗装で積雪期は林業関係、オフロードマニアを除いて利用する者は僅かだ。また未舗装部分は岩が露出し、無雪期でも車高の低い普通車の走行には相当の覚悟が必要だ。 達磨峰登山口を出発した登山者は、フトウ~段ガ峰を経て千町峠へ向かうルートを選択する方が半数程度。 千町峠から達磨峰登山口までの約8kmは、「長い林道歩き」と形容されることが多いようだ。 今回この林道の隠れた魅力として、林道のすぐ側に見える大小様々な「沢」や「滝」を紹介しようと思う。 自分自身、これまでコース上の滝や沢全てを注意して見ていたわけではなかった。今回一つ一つを丁寧に見て行く中で「段ケ峰山塊からこんなに多くの沢が流れ出ているのか・・・」という思いを強く持った。そして機会を見つけてこれらの「沢」を詰めてみたいと言う思いも頭をもたげた。 先週から雨天の日が多く、また気温も平年より高い日が多く、段ケ峰山塊では雪解けが急速に進んでいる。 このような中、普段は殆ど水流を見ることのできない「涸沢」にも、想像以上の水量が生まれ、生き生きと流れ下っているのだ。 また年始の低温期には、見事に結氷していた滝も今はすべて氷は溶け、変わってそれぞれの「沢」のパフォーマンスを繰り広げている。 ぜひ一度、足を止めて山に落ちた水滴たちの旅の様子をご覧下さい。 達磨峰登山口から段ヶ峰山頂経由、千町峠の縦走路の状態は急速な雪解けによりあまりいいとは言えません。が、この時期にしか見られない表情を必ず見せてくれます。 フトウ~段ガ峰間は、雪もまだまだ充分にあります。 充分な準備をして無理なくchallenge下さい。 そして、千町峠から駐車場までは、1000mを超える南縦走路の美しい山々を眺め、倉谷の壮大な様子にため息をつき、そして数々の「沢」のオリジナリティー溢れる「水流」をお楽しみ下さい。 ※国道312号から達磨峰登山口までは、現在の所ノーマルタイヤでも全く問題はありませ ん。が、一夜にして状況は変わりますので充分な装備と的確な判断をして、楽しい「山 行き」を!! ※滝の画像は、千町峠に近い順に並べました。地図上の位置と若干ずれていますが、全 て林道から左手に見える「沢」です。
もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。