20210116 鷹ノ巣は断念、BUT赤指尾根はよか尾根でした。

2021.01.16(土) 日帰り

活動データ

タイム

06:47

距離

19.2km

のぼり

1562m

くだり

1564m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 47
休憩時間
17
距離
19.2 km
のぼり / くだり
1562 / 1564 m
6 47

活動詳細

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 今シーズンは、昨年12月に歩いた日川尾根など、冬枯れの尾根歩きの素晴らしさを味わえる尾根を見つけては密かにニンマリとしていますが、今回、歩いた赤指尾根もその一つでしょうか。  当初は、赤指山など鷹ノ巣山周辺に点在する未踏の多摩100山踏破を目指し、赤指尾根から4年ぶりとなる鷹ノ巣山をからめ歩く計画でした。取り付きを赤指尾根としたのは、この時期は訪れる人も少ないであろうと、避密のためのコロナ対策としてのチョイスもあります。  準備万端整えて臨んだつもりではいましたが、初っ端から躓いてしまいました。即ち、奥多摩駅から予定のバスに乗ったまではよかったのですが、違うバス停に下りてしまい「スタート地点+3km」のハンディの中でのスタート。さらに途中でのルートロス、路面凍結などによるCTからの遅れに、赤指山から千本ツツジに向かう尾根道では猛烈な風も加わり、途中で断念してしまいました。  瓢箪から駒ではありませんが、断念したおかげで時間的な余裕もでき、赤指尾根でブナやカラマツの冬枯れの景色を楽しみながらのんびとランチタイム。狙い通り(?)この日は誰にもあわず貸し切り状態、植林とは違う自然林の美しさもあって癒されっぱなしでした〜! 新緑の時期にでもまた訪れてみたいと思わせる赤指尾根です。  実際に歩いたルートは  ◆峰谷橋バス停→峰谷バス停→峰林道→山道→赤指山直登分岐→赤指山→赤指山・峰谷バス停分岐→1400m付近尾根→赤指山・峰谷バス停分岐→山道→峰林道→峰谷バス停→峰谷橋バス停 「山と高原地図」では、赤指山直登分岐→赤指山→赤指山・峰谷バス停分岐まではバリエーションルートになり、直登分岐から山頂を目指して急斜面を一気に登る形になります(10分ほど)。赤指山山頂からは千本ツツジに向けて良く踏まれた尾根道が続き、多少山慣れた人なら何の問題もなく歩くことができるように思いました。  アクセス等の詳しい情報は、ヤマレコにアップしています。よろしければ↓  https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2865347.html [参考情報] ◆日本山岳会 コースno.07 峰谷から赤指尾根・七ツ石山を経て鷹ノ巣山  http://www.jac-tama.or.jp/tama100.jac-tama.or.jp/course/course_07.html

 おはようございます。順調に乗り継いで、予定した峰谷行きのバスに間に合いました。終点(峰谷バス停)で下車し、そこから赤指尾根を目指す予定です。乗客は座席の半分ほどで密にならず、出発しました。 @奥多摩駅
おはようございます。順調に乗り継いで、予定した峰谷行きのバスに間に合いました。終点(峰谷バス停)で下車し、そこから赤指尾根を目指す予定です。乗客は座席の半分ほどで密にならず、出発しました。 @奥多摩駅
 快調なスタートをきったと思いきや・・、あいちゃ・・、なぜか峰谷橋バス停が終点と思いこんでしまい、ここで降りてしまいました💦。
快調なスタートをきったと思いきや・・、あいちゃ・・、なぜか峰谷橋バス停が終点と思いこんでしまい、ここで降りてしまいました💦。
 峰谷バス停までは3kmほどあります。この路線は乗ってきた便も含めて一日3便しかなく、タクシーも流れていないので、歩くしかありません・・👣
峰谷バス停までは3kmほどあります。この路線は乗ってきた便も含めて一日3便しかなく、タクシーも流れていないので、歩くしかありません・・👣
 そんな余裕があるのかという声が聞こえてきそうですが、こちらは奥多摩町のマンホール。奥を図案化した町章(中央)の周囲に町の木「スギ」、花「ミツバツツジ」、鳥「ヤマドリ」をデザインしています。名前が入っているのでわかりやすいですね〜。
そんな余裕があるのかという声が聞こえてきそうですが、こちらは奥多摩町のマンホール。奥を図案化した町章(中央)の周囲に町の木「スギ」、花「ミツバツツジ」、鳥「ヤマドリ」をデザインしています。名前が入っているのでわかりやすいですね〜。
 峰谷集落近くでは路面が凍結しているところもありました。滑らぬように慎重に、慎重に👣。
峰谷集落近くでは路面が凍結しているところもありました。滑らぬように慎重に、慎重に👣。
 峰谷橋バス停から40分ほど、路面凍結もあって思いの外時間がかかりました。ようやく峰谷バス停に到着しました。
峰谷橋バス停から40分ほど、路面凍結もあって思いの外時間がかかりました。ようやく峰谷バス停に到着しました。
 ただでさえ遅れているのに、間違って浅間尾根に進むという痛恨のミス💦
ただでさえ遅れているのに、間違って浅間尾根に進むという痛恨のミス💦
 赤指尾根へは、峰谷バス停近くのこの「石段を登って行く」が正解でした。
赤指尾根へは、峰谷バス停近くのこの「石段を登って行く」が正解でした。
 民家の庭を通り抜けていきます。気が引けたのですが、道標が付けてありました。峰林道をショートカットするルートになっています。
民家の庭を通り抜けていきます。気が引けたのですが、道標が付けてありました。峰林道をショートカットするルートになっています。
 シュートカットして出たのは「柿干」と呼ばれる場所でした。
シュートカットして出たのは「柿干」と呼ばれる場所でした。
 こちらが通行する人々の喉を潤した柿の大木。見事な枝ぶりですね〜、高さ10m、幹回りは2.7mにもなるそうです。こんな大きな柿の木を見たのは初めてです。
こちらが通行する人々の喉を潤した柿の大木。見事な枝ぶりですね〜、高さ10m、幹回りは2.7mにもなるそうです。こんな大きな柿の木を見たのは初めてです。
 👣 @峰林道
👣 @峰林道
 道端で見かけたモノレール。男の子的には興味津々、乗ってみたい(笑)! 
道端で見かけたモノレール。男の子的には興味津々、乗ってみたい(笑)! 
 昔の生活道だったのでしょうか、九十九折りにつけっれた林道をシュートカットするように所々に山道があります。
昔の生活道だったのでしょうか、九十九折りにつけっれた林道をシュートカットするように所々に山道があります。
 山道を登って行くと花入神社にでました。ここで、先ほどの林道に再び合流します。出鼻をくじかれた&初めてのルートということもあって、いつもより入念なご挨拶となりました。
山道を登って行くと花入神社にでました。ここで、先ほどの林道に再び合流します。出鼻をくじかれた&初めてのルートということもあって、いつもより入念なご挨拶となりました。
 花入神社から林道を登って行くと素晴らしい眺めが広がっていました。北方向、奥に見える稜線は七ッ石山から鷹ノ巣山に続く稜線で、中央左寄りのピークが日陰名栗山、中央右よりの小さなピークが鷹ノ巣山になります。遠いなぁ〜💦
花入神社から林道を登って行くと素晴らしい眺めが広がっていました。北方向、奥に見える稜線は七ッ石山から鷹ノ巣山に続く稜線で、中央左寄りのピークが日陰名栗山、中央右よりの小さなピークが鷹ノ巣山になります。遠いなぁ〜💦
 北東方向、奥の稜線の小さなピークが鷹ノ巣山。そこから続く稜線は榧木尾根でしょうか。
北東方向、奥の稜線の小さなピークが鷹ノ巣山。そこから続く稜線は榧木尾根でしょうか。
 標高が高いところには雪が残っています。
標高が高いところには雪が残っています。
 榧木尾根の向こうに見えているは御前山(中央奥のピーク)でしょうか。
榧木尾根の向こうに見えているは御前山(中央奥のピーク)でしょうか。
 林道途中で、赤指尾根に向かう山道に取り付きます。
林道途中で、赤指尾根に向かう山道に取り付きます。
 しっかりと踏まれた山道が続きます。
しっかりと踏まれた山道が続きます。
 林道を横切りながら、標高をあげていきます。
林道を横切りながら、標高をあげていきます。
 消えかかっていますが、「千本ツツジ」と書かれた道標。 @林道
消えかかっていますが、「千本ツツジ」と書かれた道標。 @林道
 👣 @山道
👣 @山道
 赤指山直登分岐
赤指山直登分岐
 取り付き付近にあった祠。
取り付き付近にあった祠。
 踏跡ははっきりしませんが、とにかく真っすぐに👣
踏跡ははっきりしませんが、とにかく真っすぐに👣
 10分ほどで尾根にのりました。少し高くなっているポイントが山頂のようです。尾根にのったとたん、猛烈な風が吹きつけるようになり、体感温度が一気に下がったような感じです。「てんくら」でも鷹ノ巣山はC(強風)だったのですが、ちょっと気楽に考えていました💦。寒っ・・。
10分ほどで尾根にのりました。少し高くなっているポイントが山頂のようです。尾根にのったとたん、猛烈な風が吹きつけるようになり、体感温度が一気に下がったような感じです。「てんくら」でも鷹ノ巣山はC(強風)だったのですが、ちょっと気楽に考えていました💦。寒っ・・。
 赤指山ゲットです(^^)v。多摩100山84座目です。このあと、強風で撤退するので、結果的にこれが唯一のピークとなりました。
赤指山ゲットです(^^)v。多摩100山84座目です。このあと、強風で撤退するので、結果的にこれが唯一のピークとなりました。
 ピシッ!(笑)
ピシッ!(笑)
 残念ながら眺望はありません。
残念ながら眺望はありません。
 千本ツツジへ。「山と高原地図」ではバリエーションルートになっていますが、歩きやすい尾根道が続きます。
千本ツツジへ。「山と高原地図」ではバリエーションルートになっていますが、歩きやすい尾根道が続きます。
 仰ぎ見るようなブナの大木
仰ぎ見るようなブナの大木
 新緑や紅葉の時期は綺麗だろうなぁ〜。
新緑や紅葉の時期は綺麗だろうなぁ〜。
 パワーを頂いています!
パワーを頂いています!
 標高があがるにつれて植生がかわってきたようです、こちらは冬枯れのカラマツの林。木立の向こうに見えているピークは鷹ノ巣山でしょうか。
標高があがるにつれて植生がかわってきたようです、こちらは冬枯れのカラマツの林。木立の向こうに見えているピークは鷹ノ巣山でしょうか。
 もう少しで千本ツツジなのですが、風が一段と強くなってきました。CTから遅れていることもあり、残念ですが、今日はここまでにしましょう。 @1400m
もう少しで千本ツツジなのですが、風が一段と強くなってきました。CTから遅れていることもあり、残念ですが、今日はここまでにしましょう。 @1400m
 断念すると時間的な余裕もでき、冬枯れの景色を楽しみながらゆっくりとランチタイム。食後のコーヒーは格別です(^^)v。
断念すると時間的な余裕もでき、冬枯れの景色を楽しみながらゆっくりとランチタイム。食後のコーヒーは格別です(^^)v。
 これより下山👣
これより下山👣
 またくるぞぉ〜!
またくるぞぉ〜!
 峰谷バス停では、2時間半ほど、バスを待たねばならず・・、峰谷橋バス停まで戻ってきました。
峰谷バス停では、2時間半ほど、バスを待たねばならず・・、峰谷橋バス停まで戻ってきました。
 尾根の爆風がうそのように静まり返った奥多摩湖。
尾根の爆風がうそのように静まり返った奥多摩湖。
 峰谷橋バス停。峰谷行きのバス停と違うので注意が必要です。残念ながら千本ツツジに向かう途中で引き返すことになりましたが、ブナ・カラマツの美林が広がる赤指尾根はよか尾根でした。おやっとさぁでした。
峰谷橋バス停。峰谷行きのバス停と違うので注意が必要です。残念ながら千本ツツジに向かう途中で引き返すことになりましたが、ブナ・カラマツの美林が広がる赤指尾根はよか尾根でした。おやっとさぁでした。

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