汗ばむぐらい暖かい平日を過ごしながら、週末に寒波が来ないかと願う。チャンスがあれば…といくつかピックアップしておいた雪山の候補から、最も天気の良さそうな綿向山へ。 予報では青空が見えるのは夕方頃。樹氷と青空の共演は諦め半分、期待半分でスタート。 2合目過ぎから登山道に雪、というか氷が残る。4合目あたりからは氷が道幅いっぱいになり、チェンスパ装着。 上を見上げると白くモヤがかかっている。何だろうなぁと思いながら進んでいくと5合目から景色一変!一面の雪! 登山道と平行に設置されていて見過ごしそうな6合目の看板を過ぎ、行者コバの7合目あたりからは樹氷が美しい。 8合目、9合目と進むに連れ、樹氷は圧倒的なボリュームに。冬道の急登に息があがりつつ、それ以上にテンションがアガる!ごく僅かの青空すら見えない徹底したガスっぷりだが(笑)、この美しい樹氷を見られただけで来た甲斐がある。 山頂はかなりの賑わい。三角点にタッチしたら風を凌げる場所でランチ。カップラーメンとMyHoney特製おむすびの組み合わせ最高☆ 鈴鹿山脈方面の眺望無し…。分かっていたが悲しい、悲しいが仕方なし。 寒いので長居はしないことに。下山準備をしていたら少し陽の光が差す。あぁ、これから天気回復する感じですねー。。。 下山途中、ほんの少しだけ青空も見えたが、一瞬で消えてしまう。ならばと樹氷に近寄りマクロ撮影。落葉前に凍ってしまった葉っぱ、可愛らしいエビの尻尾などなど。新しい楽しみ方を覚えた瞬間。 登りとは逆に、5合目に近付くにつれ樹氷が無くなり、登山口に近付くにつれ足元の氷も無くなり、寂しい感じがする。 評判に違わぬ素晴らしい樹氷だった。 うらめしいかな、もうすぐ山行が終わるという頃に道を照らす太陽。次は山頂で会おうぜ!(笑)
目指す山頂は雲の中...
ロードバイクなら鬼の形相でダンシングしてるであろう勾配
カオナシ!
4合目あたりでチェンスパ装着
5合目手前で雪のお出迎え
たぶん見過ごされがちな6合目看板
全身で「七」
寄りの絵
冬道は樹氷のプロムナードといったところ。急登だけど
カオナシ!
急登で滑る、ここらでトレッキングポール使用
樹氷すごい
山頂まであと少し
綿向山1,110m登頂
三角点タッチ
うむ、展望無し
恒例のジャンプ!
下山する頃、少しの晴れ間
急坂を下る
雲が切れ展望あり
山並みがキレイ
エビの尻尾っぽいやつ
日本コバの方面かな?
落ちる前に凍った葉
写真で伝えられない急坂
新雪じゃないからバサァッ!とはならない
カオナシ!笑
5合目の雪だるまと共に生きるらしい(湯婆婆じゃなくて?)
ようやく太陽のお出まし
この活動日記で通ったコース
四季折々の景色を楽しみたい表参道コース
- 04:44
- 8.1 km
- 796 m
- コース定数 19
起点は近江鉄道バスのバス停がある北畑口から。車道を歩き、西明寺口バス停(便数が少ない)がある分岐を直進し、右に進むと御幸橋駐車場に着く。林道を歩き、「天然記念物接触変成岩地帯」の石碑を見て登り詰めるとヒミズ谷出合小屋に出る。三合目で林道を横切り、自然林の道をジグザグに登ると、五合目小屋にたどり着く。山腹道を直進し、七合目の行者堂へ。このあたりはブナの原生林で、5月の新緑、11月の紅葉、12月から2月にかけての霧氷が美しい。八合目の水無山分岐、湧き水がある金明水分岐を過ぎ、つづら折りに高度を上げていくと綿向山山頂だ。来た道を戻って下山する。