【近場山行】兵庫県標高第2位の山「三室山(みむろやま)」

2021.01.17(日) 日帰り

活動データ

タイム

04:25

距離

6.7km

のぼり

793m

くだり

791m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 25
休憩時間
1 時間 15
距離
6.7 km
のぼり / くだり
793 / 791 m
1 1
1 36
1 24

活動詳細

すべて見る

居住する兵庫県も緊急事態宣言の対象地に追加された最初の週末を迎えるにあたり、宣言発出下における自らの活動方針を策定することにした。 まず、宣言を受けての兵庫県からの要請内容を県HPで確認すると、登山に関連するであろう項目としては「不要不急の外出自粛」というものがある。(「特に20時以降は強く要請」という文言から、ここでいう外出が、「飲みに行く」ことを想定したものであろうことは想像に難くないが) 登山という活動が「不要不急」に当たるかどうかは、宣言において「不要不急」が明確に定義されていない以上、個々人の判断に委ねられるであろう。 少なくとも私にとっての登山は、「不要」ではなく、また「急を要する」訳ではないものの心身の健康を保持するためのルーティーンであり、それを欠くことはできないという意味では、「不急」とも言えない行為なのである。 そもそも、緊急事態宣言発出の意図するところは「感染拡大を食い止める」要するに「感染しない、させない」ことであって、そのために必要な行動(基本的な感染対策の実践や、感染リスクの高い行為、例えば三密環境下での飲み会を行わないこと等)を取ることは当たり前であって、それ以前に、個々人が心身ともに健康状態を保持し、ストレスをためずに免疫力を高め、適度な運動等によってそれらを維持することも要請されているものと考える。 先の緊急事態宣言下においてジョギングや散歩が容認されていたこと等はその表れであろう。 一方で、宣言における要請や、有事における私権の制限という観点からの行動の自粛もまた、社会人としては意識すべきであろう。 以上、前提が長くなってしまったが、私個人としては、少なくとも緊急事態宣言が発出されている間、以下の行動方針に基づいて山行活動を行うこととする。 ちなみに、私の方針は私が私的に策定したものであって、何が正解であるとか、何をしたら駄目だとか、そういったことを他人に押し付けるものではないことは強調したい。 基本的に、「要請」は「要請」であって、法的拘束力を有する「強制」ではないのだから、合理的なレギュレーションは個々まちまちであって当たり前なのである。 【宣言下における私的活動方針】 ・日帰り前提(宿泊はしない) ・相対的に危険度の低い山での山活 ・ソロ、もしくは現地集合&現地解散 ・近場前提(少なくとも兵庫県からの要請においては、前回のような「県を跨ぐ移動の自粛」は明記されていないが「日帰り前提」との整合性が保たれる範囲が必然的な行動範囲となろう) あと、コロナ云々関係なく、普段から実践していることとして、「地元経済貢献」というものがある。 登山という行為は、時としてその山の存する地域に何ら経済的な貢献をしないものであるので、私は意識的に、「できる範囲で」その地に対する経済的な貢献を実践することにしている。 例えば、道の駅での地元産物の購入、地元での飲食等だ。 昨春の緊急事態宣言下においては、「どこにも立ち寄らない」といった行動が推奨されたが、このウイルスの特性がある程度見えてきた今となっては、マナーを守っての買い物が感染拡大に繋がる蓋然性は極めて低いものであろうことは感覚的に皆が感じていることであろう。 コロナ禍にあって大きな打撃を受けている筈の産業や地域経済に意識的に貢献することについては、声を大にして提唱したい。 前置きが長くなったが、それらの方針や観点から、今回は地元兵庫県第二位の高峰「三室山」に出かけてきた。 この日は結婚記念日でもあったので、昔、家族でスキーに行った帰りによく立ち寄った宍粟市のお肉屋さんで、宍粟牛を奮発して買い求め、ささやかな地元経済への貢献も実践したことを付け加えておく。 追伸:以上の意見については、山登りが好きな人からは一定の理解を得られるものではないかと思うものの、そうでない方々にとってはどのような印象を持つものであるのかは定かではない。故に、緊急事態宣言下においての私自身の山活情報発信については、純粋に山登りを愛好する人のみが集う、ここYAMAPのみにおいて行うこととする。インスタグラム、youtubeについては、発出中は投稿または動画アップは控え、解除後に纏めて行うこととする。

三室山・空山 竹呂山登山口に駐車。
この少し手前から除雪がされておらず、道路上の雪はガッチガチに氷化していた。
竹呂山登山口に駐車。 この少し手前から除雪がされておらず、道路上の雪はガッチガチに氷化していた。
三室山・空山 少し進んだところで車がスタックして難儀されていたご夫婦がおられた。
私ともうお一方にも参戦いただき、皆で車を押してなんとか脱出に成功。
少し進んだところで車がスタックして難儀されていたご夫婦がおられた。 私ともうお一方にも参戦いただき、皆で車を押してなんとか脱出に成功。
三室山・空山 三室高原入口か?
三室高原入口か?
三室山・空山 雪はフカフカならぬガッチガチ
雪はフカフカならぬガッチガチ
三室山・空山 背負っているのも重いので、スノーシュー装着。
背負っているのも重いので、スノーシュー装着。
三室山・空山 三室山登山口。
往路は概ね夏道に沿って歩くこととした。
三室山登山口。 往路は概ね夏道に沿って歩くこととした。
三室山・空山 夏道か雪の下にあるのがよくわかる。
夏道か雪の下にあるのがよくわかる。
三室山・空山 ツララ
ツララ
三室山・空山 トレースもそれなりにある。
トレースもそれなりにある。
三室山・空山 曇天ながら、少し空が明るくなってきたか。
ちなみにこのルート、序盤は「ゆるゆる」だが、山頂に向けてのラスト標高差300mは、かなりの急登である。
この日も、スノーシューのヒールリフターがいい仕事をしてくれた、というか、ヒールリフターがいい仕事をするほどの急登なのである。
曇天ながら、少し空が明るくなってきたか。 ちなみにこのルート、序盤は「ゆるゆる」だが、山頂に向けてのラスト標高差300mは、かなりの急登である。 この日も、スノーシューのヒールリフターがいい仕事をしてくれた、というか、ヒールリフターがいい仕事をするほどの急登なのである。
三室山・空山 スタートから樹林帯をひたすら歩いてきたが、ここでようやく後方に展望が。
スタートから樹林帯をひたすら歩いてきたが、ここでようやく後方に展望が。
三室山・空山 全体的に天候はイマイチだ。
全体的に天候はイマイチだ。
三室山・空山 ここの雪庇はなかなかの発達ぶりであった。
ここの雪庇はなかなかの発達ぶりであった。
三室山・空山 山頂近くの稜線。
風の通り道。
樹林帯を抜けてからは風が強かった。
山頂近くの稜線。 風の通り道。 樹林帯を抜けてからは風が強かった。
三室山・空山 霧氷なのか樹氷なのか、とにかく美しくはある。
霧氷なのか樹氷なのか、とにかく美しくはある。
三室山・空山 やはりこれは霧氷か
やはりこれは霧氷か
三室山・空山 そして山頂に到着。
セルフタイマーで撮影。
そして山頂に到着。 セルフタイマーで撮影。
三室山・空山 あとから登ってこられたソロの男性に撮影していただいた写真。
あとから登ってこられたソロの男性に撮影していただいた写真。
三室山・空山 しばらくガスが晴れるのを期待して山頂に滞留したが、ガスが取れる気配なく下山することに。
しばらくガスが晴れるのを期待して山頂に滞留したが、ガスが取れる気配なく下山することに。
三室山・空山 登りのときよりも風はマシだった。
登りのときよりも風はマシだった。
三室山・空山 下りは夏道を外して歩く。
下りは夏道を外して歩く。
三室山・空山 少し晴れ間が。
但し、この直後そこそこ激しく雪が降りだした。
少し晴れ間が。 但し、この直後そこそこ激しく雪が降りだした。
三室山・空山 三室高原自然の森から振り返ると三室山を初めて遠望できた。
三室高原自然の森から振り返ると三室山を初めて遠望できた。
三室山・空山 三室の滝に立ち寄る
三室の滝に立ち寄る
三室山・空山 これが「三室の滝」
これが「三室の滝」
三室山・空山 三室高原入口に戻ってきた。
三室高原入口に戻ってきた。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。