薮岩魂14バリ大津・三ッ岩岳縦走ソロ

2021.01.16(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 58
休憩時間
1 時間 51
距離
7.2 km
のぼり / くだり
784 / 774 m
5 11
38

活動詳細

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冬山は天気が悪いので、前回の高反山に続き、西上州マイナールートに。打田鍈一さんの『薮岩魂』で紹介された大津・三ッ岩岳縦走のバリエーションルートに。 大津・三ッ岩岳南西コル間はバリエーションではあるが、『薮岩魂』で有名になったのか、印豊富で踏み跡もしっかりあり、固定ロープ等もしっかり整備されていた。前回の高反山東陵ルートや妙義の山急山などに比べると、ルーファイの必要性はほとんどなかった。北西峰も含めて印が豊富だった。西上州では中級レベルくらいだと思う。 この時期にこのルートを登るのは、変態西上州マニアくらいだと思うが、この時期のログとして、通常はない大仁田川の結氷も含めてまとめた。 東峰直下で懸垂下降をするようなので、前回と同じ装備を用意した。 ・地理院25000分の1 地形図(事前に地形の書き込みをした) ・コンパス ・軽アイゼン(この時期の落ち葉ザレ急登では必須だと思う) ・ヘルメット(西上州ではいつもあるとよい) ・3点支持ができる冬用手袋 ・10mm50mシングルロープ(懸垂下降用) ・ハーネス ・エイト環・スリング等のギヤ 軽アイゼンは大仁田川が凍っていたので、この時期は必須だと思う。なければ途中撤退もありえた。冬山では10本アイゼンを使っているので、初めて氷に刺してみたが、前爪がなくてもけっこう刺さった。三ッ岩岳の下りも急坂なのであるとよい。 ・大仁田川の沢筋は印豊富で、中腹道も歩きやすかった。ただ、厚い結氷で沢筋の渡渉はヒヤヒヤした。稜線への分岐は印がしっかりあった。 ・稜線へのルートは2ルートあるが、稜線上に出ればよいので、あまり気にせず直登気味に登った。中洲から登ると短い登りで登れる。踏み跡もそこそこあった。 ・大津稜線はとても歩きやすかった。印豊富。 ・北西峰はロープがない岩登りなので注意。たいしたことはないが。 ・東峰直下は、残置のスリングやフィックスロープがあったので、スリングでの簡易セルフビレイで降りられた。横に巻道のようなルートがあったので、懸垂下降をしなくても降りられる。フィックスロープのクライムダウンはホールド・スタンスが少ないので、軽アイゼンではきつかった。懸垂をしたければするくらいか。今回はロープを出すのが面倒でクライムダウンで降りた。登攀装備はあった方がよい。 ・三ッ岩岳はザレ急登の連続。かなりの急登。固定ロープ多い。落葉後は下りで軽アイゼンがあった方がよいと思う。 ・岩峰上にある首なし地蔵にも頂上裏から登れる。固定ロープもあった。

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