一泊二日で南アルプス白峰南嶺の青薙山・稲又山に登ってきました。 山の先輩方と一緒です。 一人だと、歩ける自信ありません。 山と高原地図では破線ルート記載です。 初日は、登山口から2時間程のところにある「池の平」で幕営。 平坦で、湧き水も組むことができて最高のテン場でした。 夜は誰もいない山の中で大騒ぎでした。 翌日は池の平から稲又山までピストンです。 途中、「赤崩」の大崩壊地を目の当たりにしながら、草むらの中を歩いていきます。 時々枝が刺さります。 まぁ山だからしょうがないかな。ってぐらいです。 途中出会ったのは青薙山山頂で女性のトレランナー一名のみです。 あとは誰とも出会わない私達だけの静かな山歩きでした。 青薙山を超えたところに「山伏」へ至る道標を発見。 地図で位置関係を調べたところ、イタドリ山〜青笹山〜三ノ沢山〜小河内山〜山伏と繋がっていました。 山と高原地図には登山道の記載がありませんが、実際には道標があったことに少し驚きました。 興味が湧いて来たので、いつか歩いてみたいです。 稲又山より北の山々も気になります。間ノ岳まで繋がる稜線、どんな感じになっているのでしょうか。 今回、両足の親指の皮が剥けそうでした。 あと5時間歩いたら危なかったです。 と思ったら、登山靴にソール入れ忘れてました。どうりで足が蒸れる訳でした。 今後は絶対に気を付けたいです。。
本日の宿泊地、「池の平」です。
池の平の池です。ここから水が湧いていて滝になってました。 どこから水が湧いているのか不思議です。 ぱっと見汚いですが、植物のアクらしいので綺麗です。ごくごく飲みました。
ビールを冷やしました。 私はあまり飲めないので歩荷専門です。
いざという時の為に暖をとる準備です。
朝4:30。鳥というか、鹿の鳴き声で起床。
カサコウモリのびっしり生えた中を歩いてゆきます。
大崩壊地「赤崩」これはとんでもない場所です。
ここの地面は登山道ですが、危ない感じ。オーバーハングってやつか!
大崩壊地「赤崩」ものすごい場所です。足がすくむ。飛び降りるとか、死にたくないから無理。
右側に上河内岳、その手前に伊谷山 左側に茶臼岳。
いつか稜線が消えそうです。
キスミレの群落がいくつかありました。一番まともに撮れたやつです。
到着しました。 少し芝生のスペースがあってお昼ご飯休憩をとりました。
ご親切に、山伏へ至る看板がありましたが、誰が行くのでしょう。 気づいてしまったのですが、この場所、竜爪山からも繋がっているようです。
イワカガミ?
青薙〜稲又は稜線を歩きますが、アップダウン多い。
不動岳っぽい場所。
崩壊地結構多い。
生きのいい植物たちが登山道まで進出してます。 知らぬ間に足に傷が。
第一印象、「地味」特に感動はなし。 ここから元来た道を折り返します。
稲又山の奥。さらに北上すれば布引、笊、広河内、北岳に至ります。 気になる。