活動データ
タイム
06:31
距離
9.7km
のぼり
978m
くだり
978m
活動詳細
すべて見るこの日、一旦年末からの寒波が緩む予報となっていたので経路の路面が無雪アプローチ可能な三重県北部の雪山への3週連続アタック!、冬の御池岳を目指そうと計画しました。 御池岳は夏でも比較的登山者が少なくメインアプローチルートのR306鞍掛峠冬季閉鎖で、さぞかし静かになっているだろうとの判断もありました。 登山を開始して標高が上がるにつれ500m過ぎ付近から、今回調達して試し履きに持参したチェーンスパイクを装着。年末以降この付近ではそれ程の降雪は無かったとの情報があり、たかを括ってました。 ところが標高780mのR201鉄塔を過ぎた辺りからしっかりと新雪が積もっており、チェーンスパイクの短い刃先では雪を掴みきれずにズルズルと足元が崩れます。標高が上がるにつれ新雪は更にパウダー状態となっていき、足元が確保できないのでアイゼンに履き替えることもできません。お陰で牛歩状態となり想定以上の時間を費やしてしまう中、苦闘しながら少し進んでゆくと、下山してくる方と遭遇。 その方いわく、その先のカタクリ峠方面が想定以上の積雪になっており、自分は撤退して来たとのこと。 「恐らくまだここから御池岳頂上までは2時間以上はかかるから、無理して行くと下山は暗くなるよ。」とのアドバイスを受けました。 先程のチェーンスパイクでの牛歩の様を下山中にご覧になったのでしょう。(ご心配ありがとうございます、無理はしません)更に進んで、ひとまず深雪部分を一旦抜けたところで、12本アイゼンに装備変更して登坂を続けました。 当たり前ですが、やはり極限状態になればチェーンスパイクなど何の役にも立たない事を身をもって体験しました。 とはいえ、ずいぶん予定より遅れているのも事実で、確かに天候も思っていたほど良くはならず、この先も新雪との闘いが続くと考えるとだんだん憂鬱になって来ました。 このような展開で到着した白瀬峠にて、あっさり目的地を変更し、そこから容易に到達可能な三角点ハント頭陀ケ平を目指しました。そこからは積雪にすっかり覆われトレースもままならない状態のためアイゼンにワカンを追加装着。ピッケルこそ使わなかったものの、雪山キャストの総動員体制で進みました。 下山は新雪でフカフカの木和田尾根をワカンで浮かぶような感覚を楽しみながら雪中ウォークを満喫しました。 今回の反省点として、雪中登山時は迷わずアイゼン!ということですかね。チェーンスパイクはアイスバーンや残雪、ぬかるみまでです。 ともかくまた近いうちの雪中リベンジを心に誓いました。
活動の装備
- その他(Other)アルミわかん Trace Line/MAGICMOUNTAIN
- ブラックダイヤモンド(Black Diamond)レイブンウィズグリップ
- ミレー(MILLET)K シールド フーディー
- その他(Other)Trangoworld Alois
- その他(Other)STEEL/BLUEUNI(サレワ)SALEWAアイゼンアルピニストウォーク
- ミレー(MILLET)サースフェー 30+5
- その他(Other)SALEWA MS RAVEN 3
- レキ(LEKI)トレッキングポール16/14speed lock vario
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