百名山17 雲取山

2021.01.10(日) 2 DAYS

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 19
休憩時間
6 時間 11
距離
12.5 km
のぼり / くだり
1641 / 354 m
30
1 32
1 56
1
21
12
13
DAY 2
合計時間
8 時間 23
休憩時間
2 時間 15
距離
18.1 km
のぼり / くだり
981 / 2291 m
35
10
1
34
19
22
20
17
13
2 8

活動詳細

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2019年に日帰りを2度諦めた雲取山へ、テント泊で再チャレンジ。 冬のテント泊装備なのに今までで一番楽に、ペースよく登れた。きつかった思い出しかないが、鴨沢ルートはなだらかな登りが多く、おそらくは自分の体力・水不足のせいだったと思われる。2日で30kmは、夏の表銀座縦走よりも長い。 どうせなら奥多摩ハイカーバッジの残る2座(雲取山と鷹ノ巣山)をまとめて通ろうと2日目は石尾根へ。六ツ石まで行ければいいかなと思ったけど、曇天で気温も上がらないし鷹ノ巣山から水根へ下山。水根への道は、難しくはないが集中力と精神を削られた。 【個人的メモ】 1日目 ホリデー快速おくたま1号で8:21奥多摩駅着。トイレがとてもきれいになっていて、温かい便座や靴の洗い場も完備されているのに驚く。ありがたい。8:35発丹波行きのバスに乗車し、鴨沢で下車。 寒いからか、いつになく給水がいらなかった。休憩に適している堂所で昼食にしたかったが、空腹に負けて茶煮場で給水&昼食。ここから山頂まで5時間とのことだったが、少し早く着けた。 奥多摩小屋跡で2度目の給水&休憩。 14:00頃小雲取山を通過したが、日帰りだろうか、まだ下山する人とすれ違う。 山頂から雲取山荘へはかなり下る。テント場は500円/人で、一番乗りだった。後に2組3張増えた。行動中の水分補給は2度、合計500ml足らず。夏とは比べ物にならない消費量。 夜半に風が出てきて目が覚めた。テント内は-8℃。朝も同じだったので、これ以下には下がらなかったらしい。 2日目 3シーズン用のシュラフではさすがに寒く夜間に何度か目が覚めたが、5:30にやっと行動開始。カフェラテと温めたワッフルで暖を取る。6:30頃水をもらいに山荘へ行くと、日の出を雲取山で見るらしい人たちとすれ違う。テントも明かりが消えていて、私以外は皆山頂に向かったよう。日の出を待ちながらテントを撤収し、7:25雲取山荘を出発。外気は温度計で計測不能(-10℃以下)。山頂は通らず巻き道で小雲取山に向かう。巻き道は山の北側なので残雪が続くがチェーンスパイクは不要。8:00頃ブナ坂辺りで初めて登山者とすれ違う。どこから来たのだろうか、大分早い。雪とも呼べないほどの細かな白いものが舞い始めた。前日鴨沢で会った紳士を追い越す。彼も石尾根を奥多摩駅まで歩くらしい。 9:00七ツ石山に到着。早くも空腹で凍り気味のブラウニーを食べる。千本ツツジは季節にはツツジが見られるそうだが、残念ながら枯れ木の広々とした山頂だった。 11:00鷹ノ巣山避難小屋に到着。小屋内は-5℃。先客はブナ坂で追い越した紳士で、彼は巻き道から来たらしい。日没と残りのコースタイムを照合し、急いで出ていった。小屋を発つ頃5、6人のパーティがやって来た。下山時の水分補給はこの時のみ。 六ツ石まで行きたかったが、下山も時間がかかるので鷹ノ巣山から下ることにした。最後に会ったのは鷹ノ巣山山頂で休憩中の人。 水根山下の分岐から水根沢を通って水根バス停を目指す。途中「水根沢方面厳重注意」と道標に記されており、崩落箇所があるからだろうかと思ったが甘かった。崩落箇所がなくても非常に神経を使うコースだった。1100mくらいまでは樹林帯を気持ちよく下りられるが、そこから先は何度も崩落した枯れた沢を渡るが、それ自体は特に危険ではない。1000mくらいから水根沢沿いをトラバースして歩くことになり、常に片側が切れ落ちている状況。なかなか標高も下がらず、時折落ち葉で登山道が埋もれていたりもして非常に神経を使う。900mを切ると時折杉の人工林に入り沢が下方に遠くなるが、また切れ落ちたトラバースを繰り返す。すれ違いも困難な細い道で、登りも下りも標高が変わりにくいからあまり使われていないのかもしれない。誰にも会わずに水根の集落に降りた。15:05分奥多摩行きのバスを待つついでに隣の滝のり沢バス停まで歩く。もえぎの湯で温まり16:54最終のホリデー快速おくたまに乗車。

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