活動データ
タイム
04:16
距離
5.7km
のぼり
981m
くだり
975m
活動詳細
すべて見る~ 全集中・崖の呼吸 「壱ノ型 妙技(妙義)登攀」 ~ 今年挑戦する劔岳や三大キレット縦走に向けて、妙義山に登ってきました。🧗 かねてから劔・キレットのための練習場所として考えていた妙義山でしたが、事前の情報収集によると、白雲山と金洞山を含む表妙義の縦走ルートは日本最難関とのこと。💦 実際に踏破した人の「ジャンダルムより難しい」というレポもあり、 「マジか・・・そんなヤバい山無理かも・・・」😖 と、いったんは躊躇しましたが、コース攻略のポイントや危険個所などを念入りにチェックし、スキルアップのために意を決してチャレンジすることにしました。😤 この日のルートは表妙義の「白雲山」コース。妙義神社から反時計回りにギザギザした稜線を縦走して妙義山最高峰の相馬岳を経て神社に戻る行程です。 その先の金洞山コースにある最難関の「鷹戻し」は、今の自分には無理と判断し、次の機会に回しました。 そんなわけで、緊張感とワクワク感が入り混じった複雑な心境で妙義山への第一歩が踏み出されました。🚶 登山口は麓の妙義神社の境内にあります。⛩ 登山届を提出し、案内表示に従って登山道へと入っていきました。 最初の通過ポイントが「大の字」。麓から眺めると中腹に白い「大」の文字が目立って見えますが、そこは断崖絶壁のど真ん中。「あんな場所へ本当にいけるの!!?」と思ってしまいます。😮 大の字までは大きな難所はなく、直前に鎖場はありますが、特に鎖を使わなくても登れました。👍 大の字は崖の中腹にあり、眺めは最高ですが柵など何もないのでかなりスリルがありました。😖 その先の奥の院から鎖場が連続し、本格的な岩登りが始まりました。 安全に登っていくためには全身全霊を集中しなければなりません。 全集中・崖の呼吸「壱ノ型 妙技(妙義)登攀」(勝手にネーミング)でいざ正念場へ! 数百メートル切れ落ちている際の岩場に張り巡らされた鎖場を慎重に登っていきました。 足をかける場所が少ない岩場も多く、ところどころ腕力も必要になりました。💪 登り切って稜線に出ると、小規模なアップダウンを繰り返しながらいくつもの鎖場を上り下りしました。 ビビリ岩、背ビレ岩を緊張しながら慎重に何とかクリアすると、その先に大のぞきというポイントがあり、ここから何と垂直に近い約30mの鎖場の下りが!!🥶 鎖場は登りよりも下りの方がかなり怖いです。鎖をしっかりつかみながらゆっくりゆっくり、あまり下を見ないで降りていきました。無事に降りたときは安堵感でいっぱいでした。😌 その後、天狗岩まで登り返して景色を堪能し、そこから再び下って登って最高峰の相馬岳に到着しました。 ここは展望はそれほど開けていませんが、表妙義のもう一つの金洞山を一望できたので、次回に向けたチャレンジ意欲が沸き上がってきました。😁 相馬岳山頂で、先日食べ損ねたカップ麺で腹ごしらえしながら一時の休息タイムを過ごしました。🍜☕ 度重なる鎖場との格闘で疲れた体をゆっくり休ませた後、分岐まで戻ってタルワキ沢へと下山し、中間道コースを辿って妙義神社まで無事生還しました❗ 今回、白雲山稜線コースを歩く中で出会った人はいませんでした。麓の中間道コースでは何人かの登山者とすれ違いましたが、それだけ難易度の高いコースだったということでしょうか。 僕は上級者ではありませんので、岩登りや鎖場などのテクニックは持ち合わせていません。 でも、妙義山はルートを外れないように至る所に目印があり、鎖場も目印通りに慎重に進んでいけば、ある程度山慣れしている人なら白雲山コースは十分に挑戦できると思いました。😊 ただし、挑戦するなら好天日を選び、「全集中で決して油断しないこと」が肝心です。👍 風の強い日、雨の後はNG。あと、高所恐怖症の人はちょっとキビシイですね。🚫 ヘルメットを必ず着用して、万が一に備えてできるだけ複数でチャレンジするのが良いと思います。 次は金洞山の鷹戻しにもトライしようと思います❗
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