新春ランは、福井県東尋坊へ！

あけましておめでとうございます。 昨年は、私の短編エッセイ並みの長文レポにお付き合い下さり、いいね！や、コメント、本当にありがとうございました。 そして一年を通して一緒に山時間を過ごさせてもらったヤマッパーさん達から、感動をたっぷりいただいて、感謝でいっぱいです！ YAMAPでの文面上のやりとりも、実際の同行も、どちらもほんと嬉しくて、いつも学びや力にさせていただいてます(^^)！ 今年も自分でもわからない、未知への可能性の旅を、安全と慎重さをもって、楽しんでいけたらなぁ…と。 今年もどうぞよろしくお願いします(^^)。 今回は、年末年始働いた自分へのご褒美に、元旦の夜に決めた、芦原温泉のカニづくし懐石のお宿からスタート！ 手づかみで、磯の香りのまま素の味で、そしてカニ酢の甘味でと、カニを原始的にむさぼりつつ、各種の料理法でカニを堪能！満腹満足のあとは、この高カロリー摂取の償いをしないとなぁ…と出発前から、現地での早朝ランニングを計画。 キャリーバッグの中身はランニング靴とトレランザック、サポートタイツ等など。久しぶりの長距離ロードラン、目標地点まで行けるかなと少しドキドキ…。 翌朝５時半起床、暗闇のなかホテルを出発、山ではないからヘッデンなしでいいか、と思ってたら意外に街灯がなく真っ暗…(汗)。スマホライトで歩道の足元を照らし、走り始める。 目指す目的地は、断崖絶壁の奇勝地で名高い「東尋坊」！片道7.5キロの行程。 新潟育ちなので、冬の天候の変化は覚悟の上。北陸は常にみぞれや雪がつきもの。案の定、雨混じりのみぞれが顔に当たりつつも、気にせずガンガン走る。 海沿いのこのあたりは雲の動きも早いのか次第に空が明るくなり、九頭竜川の河口が海へと開けてきた。日本海〜！！ そして見えるは東尋坊タワー、なんとかここまでは走れたぞ！ 道路脇を早朝から一人走る私を見て、きっと走行ドライバーはさぞかし頭をひねったことだろう…。東尋坊へ向かうランナーなんて路肩に一人もいなかったし、しかも女性。小雨の中を駆け抜け、何か思いつめてる？少しヤバいと思われたか？！よく運転手と目があった気がするが、ま、いいか（笑） 波音が近づき、怒涛のうなりと共に真っ黒な断崖が眼下に広がる。一時間弱で東尋坊に到着！ 吸い込まれそうなくらいの落差の断崖絶壁を目の当たりにし、地鳴りを感じるほどの波濤の迫力…！ 冬の日本海はやっぱり凄い！見に来たかった！このエネルギー！誰もいないひとり占めの東尋坊。 ここに来るのは20年ぶりくらいかな…。シンプルに、自然のちから、海の桁違いのエネルギーには圧倒される。 そして、マグマから成り立ったこの柱状節理の断崖の岩肌も、雄々しく、まるで海と岸壁がぶつかり合い、互いの力を試すように戦っているようだ。 見とれながらも慎重に足を運び上へ戻り、東尋坊をあとにし、三国駅方面へと帰路のランニングを開始する。 九頭竜川ぞいの船舶、港の風景も、目に和む。 ラストの２キロは、本能丸出し。「朝ごはんの前に大浴場、朝ごはんのまえに温泉…温泉…」と、ひたすら、そのことで頭がいっぱい、だから変に加速もできた(≧▽≦)（笑） フロントの方とお話して写真だけ撮ってもらい、数分の入浴でも大満足の癒やし時間❤️ お待ちかねの空腹胃袋に待ってたのは、美味しい朝ごはん！(^^) 年末に買ったランニングシューズで、新春ランニングトレを東尋坊でスタートするぞ〜！というミッションは、なんとか成功裏におわり、今年も幸先いいスタートになりました✨ 冬のロードランニング、トレラン、そして山歩き…。 今年もいろいろな景色から、いっぱいいろんなことを感じられますように…！(✿^‿^)