活動データ
タイム
05:08
距離
9.5km
のぼり
722m
くだり
721m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る正月休みの最終日、予てよりソロで計画し延期となっていた美ヶ原に都合が合ったため、友人三人で行きました。 当初、道の駅「美ヶ原高原」に駐車し、物見石山、牛伏山、茶臼山のピークを経由してから、王ヶ鼻、王ヶ頭に向かうハイキングコースを計画していましたが、一部冬期閉鎖されていたり年末の大雪で上までは2WDでは厳しそうだったため、三城いこいの広場に駐車し下からの登山となりました。 美ヶ原は5つのコースがあり、ダテ河原コースで先に王ヶ鼻に向かい少しピストンして王ヶ頭を目指します。 登山口まで少し歩き入山すると早々に積雪が深く、最初からチェーンスパイクを装着して登り始めました。 一つ目の分岐までは1時間弱程。前日にも下から登っている方がいたため、トレースはしっかり付いていたのでラッセルはせずに済みましたが、やはり通常よりも時間がかかりました。 分岐を東に進み、ぐるっと回り込むと避難小屋が見えてきます。さすがにこの時期は閑散としていて閉まっているようです。 このまま少し進むと九十九折が山頂付近までしばらく続き勾配を登り続けます。 やがて木々が開け風が吹き抜ける中、山頂の聳立した鉄塔が見えてきます。晴れ渡っている空に鉄塔が映えてとても綺麗でした。 トレース以外の箇所は1メートル近くは積もっており、少し踏み外れるとズボッと踏み抜きバランスを崩しそうになります。 ここから西に少し登るといよいよ美ヶ原のハイキングコースに出て辺り一面が開けます。 一面の白い雪とシュカブラが青空に非常に映えます。 本日は天気がとても良く、空気も澄み渡っていたため三人でテンションが上がり、ウキウキでハイキングを楽しみました。 王ヶ鼻からはなんと日本百名山の3分の1近い山々を一望できるという、素晴らしい眺望スポットとなっています。この日は晴れ渡ってはいるものの、北アルプス方面はガスっており拝めなかったのは残念でしたが、美しい景観が見ることができました。 記念撮影と石標でも撮影をして、王ヶ頭に向かいます。 結局一日を通してすれ違ったハイカーはここの王ヶ鼻に後からいらした方の一名のみでした。 王ヶ頭までの最後の登りは特に雪が深く、コース両脇にあるロープはほぼほぼ埋まっていました。 凍てつく空気が吹き抜ける中、登り切るとシンボルの一つとも言える峙つ鉄塔と美ヶ原頂上「王ヶ頭」の石標が見えます。 また山頂には御嶽神社があり、安全山行を感謝してから王ヶ頭ホテルへ昼食を食べに向かいました。 王ヶ頭ホテルは雰囲気がある石造りの外観で、とても綺麗でした。 寒い中ホテルの方のご好意で中で昼食を食べさせていただけることに。有難いです。 灯油ストーブがつく暖かい部屋で冷えた身体を温めます。昼食は持ってきていましたが、余りにもビーフシチューが美味しそうだっため注文して頂きました。 昼時は終わって片付け始めていたにも関わらず、作っていただいて心もほっこり。 美ヶ原は牧場もあるので暖かい季節にでも、いつか泊まりにもきたいなと思います。 下山は登りに比べてとても早くちゃっちゃと降りられました。 帰り道には松本城も車から見れました。その後、湯の華銭湯「瑞祥」という松本市内のめでたい名前の温泉につかり暖まりました。ここもとてもよかったです。 昨年ずっと行きたいと思っていた美ヶ原に新年早々来られ、雪景色の中楽しくハイキングを休暇最終日に楽しめたのは本当によかったです。 まだまだ苦しいコロナ禍は続くかもしれませんが、日々の中のひとつひとつのこういった幸せを大事に、上を向いて楽しんでいきたいと思います。
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