活動データ
タイム
09:38
距離
8.1km
のぼり
609m
くだり
978m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る【阿弥陀岳 広河原沢左俣へ】 ●二日目は赤岳主稜とか阿弥陀北陵とか色々候補がありましたが、2500M付近の風力が強く悪天候なため、引き継ぎアイスクライミングのできる谷のルートに決定(^-^) 人数もいるし、マルチピッチの仕組みの練習になるとのことで、初心者向け人気ルートの広河原沢左俣へ。 →ここはもう少しして雪が深くなるとラッセル地獄になるそうで、今のうちに行っておこうか~(σ*´∀`)みたいなカンジでした。 【取り付きまで徒歩2時間。】 ●スタート地点の舟山十字路の駐車場は10台程置けます。 ●ここで山ヤ系とスポーツクライマー系との意識の違いが如実😅 →山ヤ系から入ると「え?歩き二時間、普通(^-^)」ってなるけど、クライマーさん達は「マジか😵面倒くさ〜い」ってなるみたい。 【沢のルート】 ●「アイスクライミングのルート」に入ってみるとまさしく「冬の、沢のほり」。私の好きなトコロそのままが凍っとります✨ ●F1の小滝から始まり、それをいくつか超え、ラスボスF6が「15M大滝」なので練習にはバランスの良いルートだと感じました。 ●滝から滝の下は凍っていて、念の為アンザイレンして通過。団体での歩き方を学びます。 ●6名のパーティだったのでスタカットで。ロープの流れや交代の仕方も練習。 →こちらの講習会ではCTのロールンロックを主に使っていて、これも勉強になりました。 →私はPETZLのマイクロトラクションを持参していたのですが、ローブを解除したりがロールンロックのほうがやり易い(*^^*) 【一番コワカッタのは、ロープが凍りつくこと!!!】 ●15m大滝の弱点は左岸(殆んどのレコで左岸から登攀しています)。 しかし!!凍りきっておらず氷瀑の下は流水の状態で、見える。 →つまり、見える水がロープにかかり、どんどん凍っていくのです。 今回は大滝メインで数回ロワーダウンを繰り返し、練習。 しかしなんとTさんの番でロープが凍りつき、滝から降りてくる途中で動かなくなってしまいました😱❗❗ …しかもTさんが一番華奢で不安定な感じのかたでしたので、皆で大心配💦 なんとか登り返しをしてもらい、ロープが流れるように動かしてササッと降ろす!一番びっくりしたシーンです😫💦 アイスクライミングはサッサと行動しないと、ロープは凍りつくわ体は冷えるわ、大変な技術を要するジャンルだとわかりました。 相手がまさに「自然そのもの」!! ★まずは「ロープは防水きくやつ」がマスト!!!確認してからご使用ください。 【沢からの脱出はラッセルで中央稜まで上がる】 ●「15m大滝を登って阿弥陀頂上まで…」も行けますが、今回は悪天候の為、ここでアイスクライミングはおしまい。 ●今回、幸か不幸かこの人気ルートは私達だけの遡行。 その為、腰までのラッセルで稜線まで上がります(冬の藪漕ぎ)。 私は夏の沢で慣れていますが、クライマー系の皆さんには衝撃的だったらしく…😅 でも、若い方々は体力があるので、なんとか突破してくれました✨😁 【まとめ】 ●アイスクライミングはコツを掴むまで練習あるのみ…。 ルートに出るなら、まずは冬山の行動に慣れること。 夏の沢のぼりの経験があった方が、臨機応変な対応ができる(道の無いところを歩くので)と感じました。 クライミング技術は、5.8あれば初心者ルートは通過可能だと感じました。
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