朝日岳・剣が峰・茶臼岳(那須岳)

那須岳バリルートの朝日岳・東南陵。 正月の連休で久々に仲間らと集えたので前から気になってた東南陵へ。 短い距離だが懸垂下降が必要なルートである。 支点はしっかりしたものがあった。 むしろ注意すべきはこのルート全体において岩は脆く ガレ場が続くので落石には最大の注意を払いたい。 過去に割と近距離から先行者の落石を食らった経験があるので、僕は人と歩く際のガレ場恐怖症なのだ。 近距離だと上を見ていたとしてもバウンドしながら落ちてくる岩の軌道は読みきれない。 近距離だからそこまでスピードが出てなかったおかげであまり大事には至らなかったが。 朝日岳登頂後にまだ時間があるので茶臼岳にも足を伸ばす事にした。 朝日岳から避難小屋へ向かうのに多くの人のトレースで出来た夏道トラバース路を我々も使ったが 遠目に見ても雪崩の危険性はある斜面だと思う。 剣ヶ峰に登って避難小屋へ向かうのがベストであった。 その場の仲間ら達と共に周囲の雰囲気に流された事に反省した。 峠の茶屋から下の駐車場までは各自ラッセル訓練として 舗装路のジグザグをあえて三列で雪に悶えながら進む。 ここが一番疲れたが今回ほぼ岩稜だったので雪山らしい締めとなった。