20座目:丸山・カバ岳・二子山・ツツジ山

2021.01.03(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 51
休憩時間
1 時間 7
距離
13.8 km
のぼり / くだり
1026 / 1040 m
1 32
16
11
12
3
2
4
1 1

活動詳細

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登山20座目。今回はソロで丸山にいってきました。 ちょっと歩きたいと思い、芦ヶ久保駅から丸山、大場峠、刈場坂峠、旧正丸峠を経由して正丸駅までのルートを計画していました。 6:50 芦ヶ久保駅出発。 坂道の舗装路を丸山を目指して進むと、どっしりとした武甲山が展望できる場所に出ます。 登山口から標高を200mほど登りひらけた尾根に出るとどこかの寺院の参道を思わせるような登山道が真っ直ぐ続いています。 8:24 多少のアップダウンを経て丸山山頂へ。 正月三ヶ日の最終日ということなのか、ここまでで挨拶を交わした登山者は1名だけ。 立派な展望台をしばらく私ひとりで独占。遠くは筑波山、白根山、赤城など、近くでは武甲山、両神山など、関東一円に広がる絶景を楽しんでおりました。また、この展望台には随所に望遠鏡も設置されており、しばらく望遠鏡にかじり付いていました。 食事も取り、たっぷり休憩をしていたら先程挨拶を交わした登山者と再会。嬉しいことにこの方としばしお話をすることができ、この方曰く、空気も乾燥し展望の良い時には遠く槍ヶ岳も見えるとのこと。本日も展望最高と思っていましたがもっと良い日があるんですね。でも槍まで見えるのは30年に一度くらいだねとも。しばし談笑し、これからのコースの話をなどしたところ、この辺りに相当詳しい方でご自身で持っていた地図を広げながら、「刈場坂峠まで行くならツツジ山がおすすめだよ」と教えていただきました。また周辺のコース状況や高麗川源流(ただ非常にわかりにくいとのおっしゃっていました)など様々なことを教えていただきました。 せっかくなので教えていただいたツツジ山も行くことに。 刈場坂峠は見晴らしが素晴らしかったですが、ツツジ山も遠く素晴らしい景色を見渡すことができました。でももっと気になっていたのは高麗川源流でした。私が持っていた国土地理院の地図にはルートの記載もなく、標高差200mの急な斜面がV字のよう切り立っている場所でした。 もし間違えたら尾根まで引き返せば良い、また、先に沢と林道があるので、その方角を目指せば良いという思いで入り口を探しました。 偶然「高麗川源流」という標識(探していたら見つけて嬉しくなりうっかり写真撮り忘れ)を見つけて、先を見るとトレースがありました。 安心したのも束の間、すぐに倒木やら枯れ木やらで道らしい道がなくなります。急斜面で行き止まり。地図で地形を確認し、コンパスで方位を見ながら道なき斜面を降ると少し先にトレースを発見。とりあえずそこまでいくことに。でもすぐに道が消え一瞬戸惑いました。沢と交差する林道方向に進路を定め、随時コンパスと地図を確認しながら所々枯れた木枝を踏みつけながら歩けそうなところを進みました。以前は登山道があったと思いますが、昨年の台風などの影響で登山道も崩落してしまい、今では登山者はほとんど通らないと思われます。 少し先に墓石のような「高麗川源流の滝」と刻まれた石碑を発見!そこには小さな滝がありました。今まで川の源流というものを見たことがなかったのでこういうところから川が成長していくのかと感慨深くなりました。 この石碑からは先は所々わかりにくい場所がありましたが、無事林道が見えたときは安心しました。林道脇に「高麗川源流保全之碑」と刻まれた立派な石碑がありました。 ここからひたすら林道をくだり、正丸駅を目指しました。 午後出かける予定もあるため、大急ぎで歩き、重たいS8を履きながらところどころ走り、なんとか予定の電車に間に合いました。 本日も無事登山ができました。 初心者の私にとってはちょっとした冒険でした。 たまたま林道と川が交差する点があったので進路が特定しやすかったと思います。 もしこのような交差する点がなかったらと思うとちょっとまだ私の知識経験では無理かもしれません。。 家族との登山では事前に計画し、このような冒険はちょっとできませんので貴重な経験でした。 丸山山頂で教えてくださった登山者の方に感謝です。 ありがとうございました。

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