近所の日和田山を散歩。 登りに使ったルートは、登り口が民家や畑を通るため入りにくいのと、道がかなり荒廃していたことから20年近く歩いていませんでした。 YAMAPにルート表示があった為、久々に歩きました。 むかーし鉱物集めが趣味だった頃、歩いてて見つけたマンガン鉱山の試掘跡は当時のままでしたが、道はとてもよく踏まれて歩きやすくなっていました。 静かで岩尾根もあり良いコースです。 マンガンについての記憶 奥武蔵は大昔海の底にあった堆積物が隆起したため、小規模なマンガン鉱床が点在しております。 戦時中に電池や合金の材料として需要が逼迫した頃まで活躍した鉱山跡が残っております。 今回の尾根にある穴は、市内の資料館で調べても鉱山として活動した記録がなく、試掘跡だったようです。 マンガン鉱石は、表面が酸化して黒ずんでおり、過酸化水素水(オキシドール)をかけると泡(酸素)がたくさん出る特徴があります。
登山口は民家の間。沢があるためそこしかアクセスできない。
左お墓、右登山ルート。
尾根上のルートに転がるマンガン鉱石。
すぐ下に試掘跡。
鉱脈が見える。
雑木林に変わると岩が出てくる。
左右は深い谷。
駒高集落に出る。
雲を引く富士山と、右の台形をした大岳山。
日和田山。
褶曲したチャート。
日和田山頂より千葉方面。
日和田山の金毘羅神社鳥居と夕日。