ずっと歩きたかった、雲取山から三峰への道 行くタイミングと、どちらからアプローチするかで、あれこれ逡巡しているうちに、またも年を越してしまいました 最近、何人かのフォロワーさんが雲取山に登られているのを拝見して、やむにやまれず、兎にも角にも行ってみるべし、と😆 厳しい寒気が少し緩んだ、正月二日に歩いてきました🎍 **どちらから歩くか** 三峰側から入った方が、後半の道を知っているし下山後のバスが遅くまであって安心なのですが、朝はバス便が悪く、早立ちするためにはタクシーを利用しなければなりません(西武秩父から1万2千円超とか)。そこまでやるか、思い切れず、、 むしろ鴨沢から入った方が、朝はバスで行けるし、途中撤退やピストンへの変更もしやすい(私の場合、その可能性は大いにあるし)。そう考えて、鴨沢から入って三峰へ下ることにしました。下山口の三峯神社からはバス利用を前提に、最終バスに間に合うよう、行くか戻るかは、山頂でのタイムリミットを決めておくことにしました **歩くペースとタイムリミット** YAMAPの計画を、少し早めのコースタイム×0.8で作成すると、鴨沢スタートを7:40として、休憩なしで、山頂は12:47、三峰到着は17時過ぎになります。三峯神社発の最終バスは16:30なので、これでは間に合わず、もう少し早く歩かないといけません、、(ちなみに、コースタイムでは鴨沢バス停からのピストンも大差ありません) 前回鴨沢ピストンで登った2017年は、雲取山頂に12時頃には到着し15時頃には下山していたのですが、年々体力の低下を考えると、もっと厳しいかも、、 下りは少し早く歩けると考えて、とりあえず、山頂で12:30を過ぎるようなら鴨沢ピストンにする、12:00〜12:30なら、体調や気分と相談して決める、巻けるところは巻いて無理せず、三峰へ進んで万一バスに間に合わなかった時は、タクシーを利用する、と決めました **当日は** 実際に歩いた結果は、雲取山頂には11:40頃に到着し、ゆっくり休んでから12時に出発することができましたので、予定通り三峰へ下ることにしました 後半のアップダウンは、なかなかきつかったですが、無事に歩き切ることができ、バスにも余裕をもって間に合って、良かったです よく晴れた日で、石尾根や雲取山頂などからの素晴らしい展望も楽しめ、良い登り初めとなりました♪ *以下、三峰側の道の感想です* 三峰側は、鴨沢コースとは打って変わって、とても静かな道です 単独の男性に、お一人すれ違い、お一人追い越されたほかは、誰にも会わずでした 鹿の鳴き声はしばしば聞こえ、ごく近くで驚かせてしまったり、、間違いなく、人より鹿の数の方が多かったと思います クマの痕跡には気がつきませんでしたが、小動物の痕跡はいくつも見かけました 岩がちなところや、落葉が深いところもあり、鴨沢側より歩かれていない感じですが、道はよく整備されていて迷うことはなさそうです 芋ノ木ドッケの巻道から白岩山付近にかけて、急斜面のトラバース等がありますので、道が凍結している時は特に危険箇所になると思います 今回は、数日前の雪が北斜面などに少し残っていましたが、アイゼン/チェーンスパイクを使うほどではありませんでした 概ね展望のあまり得られない樹林帯ですが、木の間越しに石尾根や長沢背稜の山々が見えたりして、楽しく歩けました。西上州の山々の展望が開ける所もありました 時々、樹種の名札が付いた木がありました。オオシラビソ、コメツガ、モミ、ヒノキ、ミズナラ、ダケカンバの古木など、、豊かな森を感じました 三峯神社に下山すると、いきなり一大観光地で、ギャップがすごい、、 バス停の場所を確認しておらず、人混みに面食らってコソコソと神社に入り込んでしまい、しばらく境内をウロウロ、、警備の方にお聞きしたら、親切に教えて下さり、来た道を逆戻り😟💦バス停は、神社に入る前の左下の駐車場のトイレの前にありました(これ、本日の一番の反省ポイントでした😅)
鴨沢バス停からしばらく歩き、車道に出て、ここから再び山道です 小袖の駐車場は車が一杯になっているように見えました
明るく気持ちの良い山道♪
半年ほど前にここを歩いた時は、雨の中湿度100%の蒸風呂状態で、汗かきで暑さに弱い私には地獄のような道でしたが、今日は爽やかで明るく天国のような道です おかげでペースも思ったより楽にはかどります やっぱり冬はいいな
富士山も顔を出してます
富士山、先週よりだいぶ白くお化粧したようです
もう少し上から、再び富士山 やはり富士山は雪があった方がいいなぁ♪
七ッ石の方には行かず、ブナ坂への巻道を行きます 丹沢方面が良く見えます
丹沢の山々 左寄りのひときわ高いのが蛭ヶ岳、中央が檜洞丸のようです 左手前の大きな山は三頭山
大岳山と御前山
石尾根に乗りました 飛龍山が立派に見えています 稜線に出ると西寄りの風が少し冷たいです
石尾根のシンボル的なダンシングツリー そんな人気者とは知らず、前回は素通り^ ^
少し雲がありますが、富士山はずっとよく見えています♪
富士山と雁ヶ腹摺山、小金沢連嶺〜大菩薩嶺
どっしりとした印象の飛龍山 あちらにも歩いてみたいな
奥多摩小屋跡で、富士山眺めながら一休み ヨモギの頭は巻きました
小雲取山への登り これがなかなかキツい ゆっくりゆっくり登ります
小雲取山山頂にちょっと立ち寄り
飛龍山〜唐松尾山〜甲武信ヶ岳へと続く奥秩父主稜線 中央奥は、北奥千丈岳〜国師ヶ岳 ずっと歩いていきたい♪
山頂の避難小屋が見えてきました
避難小屋直下からの眺め
避難小屋直下から、雪化粧した富士山の眺め
避難小屋周辺には、大勢の人がいます
歩いてきた石尾根を振り返って 手前に鷹ノ巣山〜日蔭名栗山 その向こうに大岳山、御前山 左端の山は本仁田山ですね♪
避難小屋の前から 暖かく眺めも良いので、ここで休憩している方は多いです 山梨百名山の標柱もここにあります 人が多いので、写真は省略
3年ぶりの雲取山山頂 前回は、標高年の標柱がありましたね
雲取山山頂からの富士山
奥秩父主稜線の山々 南アルプスは雲がかかっていて見えません
写真ではわかりませんが、東京湾や房総半島も見えます 目の良い方は、スカイツリーも見えたそうです 雲取山荘の方が上がって来て、山頂にいたハイカーに「ご自由にお使いください」と双眼鏡を貸しておられました さて、12時に出発できそうなので、三峯神社へ下ることにします! 雲取山荘の方にも、この時間なら大丈夫でしょうと言って頂いて♪
雲取山荘 日陰に少し雪が残っています
静かな雲取山荘 年越しは、小屋60人、テント30張くらいだったとか 鴨沢からは泊まりの荷物の方も多かったので、今日もこれから賑やかになることでしょう
大ダワに下りてきました
石尾根の山々だと思うけど、、
雲取山の方を振り返って
大ダワからは、ゆるゆるした登りが続いて意外と疲れます、、
石尾根の山々 鷹ノ巣山〜日蔭名栗山〜高丸山かな?
長沢背稜への分岐 ここから長沢背稜を歩いたことがありますが、あまり覚えてません、、また歩こうかしら
白岩山の手前のコル付近にある、白い大岩
なぜかコルにこの「芋ノ木ドッケ」の看板、、
地名考証が面白いです なんと、芋ノ木とはコシアブラのことだそうな!! コシアブラは大好きな山菜です♡
白岩山の山頂は樹林の中
白岩山 一休みするのに良いテーブルとベンチがあります
奥秩父の豊かな自然、いつまでもと思います
白岩小屋 かなり荒廃しています
前白岩山
あちらは和名倉山、奥に奥秩父の山
前白岩の肩
北側の展望が開け、両神山が見えました♪
両神山
山深い 良い眺め
明るい尾根道
これから向かう霧藻ヶ峰 お清平へは急坂を下ります
お清平で一休み
お清平から霧藻ヶ峰へ、最後の登りです
白岩山方面を振り返って
霧藻ヶ峰から、両神山の眺め 三角点はもう少し先にあります
霧藻ヶ峰 休憩所がありますが、閉まっていました (…と思ったけど、開いてたのかな?)
雪が残る霧藻ヶ峰の三角点
霧藻ヶ峰から、西上州の山々 中央左寄りが両神山
西上州の山々
和名倉山の方が立派に見えます
炭焼窯の跡がありました
この辺り、炭焼平というのだそう
二股桧
三峯神社までもう少し
登山口の鳥居 無事に下山、ありがとうございました♪ 妙法ヶ岳の三峯奥宮にも、いつか行ってみたいです
三峯神社 バス停はもっと手前の駐車場のところでした
西武秩父に出て、またまた「わらじカツ」で、お疲れさま〜 今日はお弁当、特急ラビユーちちぶで頂きます♪
この活動日記で通ったコース
鴨沢バス停-小袖登山口-七ツ石山-ヨモギノ頭-小雲取山-雲 縦走コース
- 11:42
- 20.1 km
- 2228 m
- コース定数 50