越生駒ヶ岳・関八州見晴台・丸山・虚空蔵山

2021.01.02(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 37
休憩時間
1 時間 7
距離
11.5 km
のぼり / くだり
899 / 899 m
36
2
11
1 45
2
1
9
5
13
1 2

活動詳細

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2021年登り始めは越生の四寸道を歩き、奥武蔵の蟻ノ戸渡りと呼ばれる知る人ぞ知るお気に入りの岩場でのんびりとランチでもしようと出掛けてきた。正月でもあるので、関八州見晴台で富士山を拝んで、ついでに高山不動尊に寄ってみよう。四寸道は高山街道とも呼ばれ、昔は高山不動尊の表参道だったと伝わる。今や歩く人も少ない古の古道を偲びながら、暖かく穏やかな陽気のなか、越生の里山を歩いてきた。

関八州見晴台 いつもの駐車場に車を止める。向かいの全洞院は越生七福神の布袋尊が祀られている寺院。地元の方々が正月恒例の武蔵越生七福神巡りの準備されているのか賑やかだった。
いつもの駐車場に車を止める。向かいの全洞院は越生七福神の布袋尊が祀られている寺院。地元の方々が正月恒例の武蔵越生七福神巡りの準備されているのか賑やかだった。
関八州見晴台 少しひんやりしていたので上着を着込み、まずは四寸道へ向かう。所々で煙が立ち登る。ゴミを燃やしたり、薪を焚べたりと色々だけど、煙の香りに癒される。振り向くと越上山が見える。
少しひんやりしていたので上着を着込み、まずは四寸道へ向かう。所々で煙が立ち登る。ゴミを燃やしたり、薪を焚べたりと色々だけど、煙の香りに癒される。振り向くと越上山が見える。
関八州見晴台 越生は梅が有名だけど柚も多い。
越生は梅が有名だけど柚も多い。
関八州見晴台 日溜まりの玄関ポーチに腰掛けて煙草を吸ってるご老人。昔だと縁側で日向ぼっこ。頭を下げて通り過ぎる。のんびりして贅沢な時を過ごしてる感じが羨ましい。こんな里山の雰囲気もいい。
日溜まりの玄関ポーチに腰掛けて煙草を吸ってるご老人。昔だと縁側で日向ぼっこ。頭を下げて通り過ぎる。のんびりして贅沢な時を過ごしてる感じが羨ましい。こんな里山の雰囲気もいい。
関八州見晴台 じきに横吹峠にたどり着いた。上着を脱いでリュックに仕舞い込む。ここから四寸道へ踏み入る。
じきに横吹峠にたどり着いた。上着を脱いでリュックに仕舞い込む。ここから四寸道へ踏み入る。
関八州見晴台 落ち葉が敷き詰められていた道をサクサクと登り進む。
落ち葉が敷き詰められていた道をサクサクと登り進む。
関八州見晴台 ピークを巻く四寸道を外れ、尾根を直登してまずは最初のピークである越生駒ヶ岳に向かう。
ピークを巻く四寸道を外れ、尾根を直登してまずは最初のピークである越生駒ヶ岳に向かう。
関八州見晴台 大した登りではないが、急登はキツい(笑)息を切らしながら登り詰めて越生駒ヶ岳に到着。三角点に腰掛けて滲んだ汗を拭う。
大した登りではないが、急登はキツい(笑)息を切らしながら登り詰めて越生駒ヶ岳に到着。三角点に腰掛けて滲んだ汗を拭う。
関八州見晴台 展望も利かず、何の変哲もないピークだけどつい寄ってしまう(笑)
汗を拭ってとっと四寸道へ戻る。
展望も利かず、何の変哲もないピークだけどつい寄ってしまう(笑) 汗を拭ってとっと四寸道へ戻る。
関八州見晴台 次は御嶽山を目指し、尾根を巻く四寸道を外れて右奥に続く踏み跡を追う。
次は御嶽山を目指し、尾根を巻く四寸道を外れて右奥に続く踏み跡を追う。
関八州見晴台 じきに御嶽神社が建つ御嶽山に到着。
じきに御嶽神社が建つ御嶽山に到着。
関八州見晴台 御嶽山の謂れ
御嶽山の謂れ
関八州見晴台 ここは東側の展望が開ける。低山だけど見晴らしは悪くない。
ここは東側の展望が開ける。低山だけど見晴らしは悪くない。
関八州見晴台 四寸道に戻り、次は猿岩山へ向かう。
四寸道に戻り、次は猿岩山へ向かう。
関八州見晴台 猿岩山。植林に縛られたお猿さんが目印😅 何年くらい風雨に耐え忍んでいるのだろうか。
猿岩山。植林に縛られたお猿さんが目印😅 何年くらい風雨に耐え忍んでいるのだろうか。
関八州見晴台 適当な切り株に腰掛けて小休止。
適当な切り株に腰掛けて小休止。
関八州見晴台 しばらく進むと猿岩林道に出る。ここは右へ向かう。
しばらく進むと猿岩林道に出る。ここは右へ向かう。
関八州見晴台 ここから四寸道に復帰。
ここから四寸道に復帰。
関八州見晴台 開けた箇所から奥に関八州見晴台が望めた。
開けた箇所から奥に関八州見晴台が望めた。
関八州見晴台 猿岩林道と二度目の交差。四寸道は林道を左へ続くが、ここはそのまま尾根を進む。
猿岩林道と二度目の交差。四寸道は林道を左へ続くが、ここはそのまま尾根を進む。
関八州見晴台 じきに植林の急登に変わる。
じきに植林の急登に変わる。
関八州見晴台 登り詰めた先に武厳琴宮の石碑。
登り詰めた先に武厳琴宮の石碑。
関八州見晴台 石碑の先にあるお気に入りの岳岩に着いた。ここを訪れる人は少なく開けているのでのんびりと過ごすにはちょうどよい場所。さぁ、ランチにしよう。
石碑の先にあるお気に入りの岳岩に着いた。ここを訪れる人は少なく開けているのでのんびりと過ごすにはちょうどよい場所。さぁ、ランチにしよう。
関八州見晴台 北側の展望が良い。赤城山とかよく見える。
北側の展望が良い。赤城山とかよく見える。
関八州見晴台 強い日差しに思わず日焼け止めを塗る。そして今日のランチはこれ!ファミマの鍋焼きうどん😊天ぷらはないけど、出汁が効いてて美味しくいただきました。
強い日差しに思わず日焼け止めを塗る。そして今日のランチはこれ!ファミマの鍋焼きうどん😊天ぷらはないけど、出汁が効いてて美味しくいただきました。
関八州見晴台 そして食後はコーヒー。久しぶりの山でのドリップコーヒー。景色を楽しみながら至福の時間をまったりと過ごす。
そして食後はコーヒー。久しぶりの山でのドリップコーヒー。景色を楽しみながら至福の時間をまったりと過ごす。
関八州見晴台 次に目指す関八州見晴台がすぐ目の前に見えるが、下って登り返すのが面倒になってきた…
といつもであればここでリターンするところだけど、正月だし、あの上から富士山も拝めそうだし、やはり行こう。荷物を片付けて向かうことにした。
次に目指す関八州見晴台がすぐ目の前に見えるが、下って登り返すのが面倒になってきた… といつもであればここでリターンするところだけど、正月だし、あの上から富士山も拝めそうだし、やはり行こう。荷物を片付けて向かうことにした。
関八州見晴台 ここが蟻ノ戸渡り。距離は大した事ないけど、ちょっとしたナイブリッジがある。高所恐怖症の私は、やはり手を付かないと歩けなかった💦
ここが蟻ノ戸渡り。距離は大した事ないけど、ちょっとしたナイブリッジがある。高所恐怖症の私は、やはり手を付かないと歩けなかった💦
関八州見晴台 下から見上げた蟻ノ戸渡り。
下から見上げた蟻ノ戸渡り。
関八州見晴台 蟻ノ戸渡りから支尾根を登り進むと関八州見晴台に続く主稜線に出た。
蟻ノ戸渡りから支尾根を登り進むと関八州見晴台に続く主稜線に出た。
関八州見晴台 主稜線を東へ進み関八州見晴台に到着した。ここは人気スポットだけあって10名前後のハイカーが休まれていた。それにそばまで車で来られるので観光客もいた。
主稜線を東へ進み関八州見晴台に到着した。ここは人気スポットだけあって10名前後のハイカーが休まれていた。それにそばまで車で来られるので観光客もいた。
関八州見晴台 関八州見晴台から眺めた南の展望。ちらっと富士山が頭を出している。
関八州見晴台から眺めた南の展望。ちらっと富士山が頭を出している。
関八州見晴台 東側の展望。スカイツリーは肉眼では見えたが写真では撮れなかった。展望を楽しみ次は高山不動尊へ向かう。
東側の展望。スカイツリーは肉眼では見えたが写真では撮れなかった。展望を楽しみ次は高山不動尊へ向かう。
関八州見晴台 久しぶりの高山不動尊。山奥に不釣り合いなほどデカイ。さすが関東三大不動尊。他の不動尊はよく知らないが😅
ここは車で来られるため、初詣客と言うよりも観光客が数名いらした。
久しぶりの高山不動尊。山奥に不釣り合いなほどデカイ。さすが関東三大不動尊。他の不動尊はよく知らないが😅 ここは車で来られるため、初詣客と言うよりも観光客が数名いらした。
関八州見晴台 その昔は賭場が開かれていたという話を聞く。今では想像も出来ないが、このような山奥の寺社は格好の賭場にされたのだろう。
その昔は賭場が開かれていたという話を聞く。今では想像も出来ないが、このような山奥の寺社は格好の賭場にされたのだろう。
関八州見晴台 狭い急な石段を下る。次にきた時には数えようと思っていた石段。108段ではないかなぁと考えているが、数える事などすっかり忘れていた(^^)
狭い急な石段を下る。次にきた時には数えようと思っていた石段。108段ではないかなぁと考えているが、数える事などすっかり忘れていた(^^)
関八州見晴台 樹齢800年といわれる大イチョウ。
樹齢800年といわれる大イチョウ。
関八州見晴台 これまで気づかなかったが、境内に廃校になった小学校の校舎があった。
調べてみると明治7年開校で昭和41年に閉校となった飯能市立高山小学校。半世紀以上に経過している廃墟。このような山奥でも昔は需要があったのかと思うとちょっと驚いた。
これまで気づかなかったが、境内に廃校になった小学校の校舎があった。 調べてみると明治7年開校で昭和41年に閉校となった飯能市立高山小学校。半世紀以上に経過している廃墟。このような山奥でも昔は需要があったのかと思うとちょっと驚いた。
関八州見晴台 イチョウの横を下ろうと前方を見ると右奥に黄色の花が目に留まった。お!これはひょっとして(^^)
イチョウの横を下ろうと前方を見ると右奥に黄色の花が目に留まった。お!これはひょっとして(^^)
関八州見晴台 今シーズン初のロウバイだ。思わず鼻を付けて新春を感じさせる独特の甘い香りに酔いしれる。
今シーズン初のロウバイだ。思わず鼻を付けて新春を感じさせる独特の甘い香りに酔いしれる。
関八州見晴台 青空をバックに黄色が映える!
青空をバックに黄色が映える!
関八州見晴台 高山不動尊のそばに虚空蔵山という三角点峰がある。踏み跡すら怪しい訪れる人も少ない寂しい山だ。折角だから寄ってみようと適当な斜面を登り進む。
高山不動尊のそばに虚空蔵山という三角点峰がある。踏み跡すら怪しい訪れる人も少ない寂しい山だ。折角だから寄ってみようと適当な斜面を登り進む。
関八州見晴台 山というよりもちょっとしたよくあるピークの一つ。昔は女人禁制の山だったとの事。また虚空蔵菩薩は頭のいい仏様で、この仏にあやかるように、付近の男子は十三歳になるとこの山に登ったとある。先ほどの高山小学校の生徒達も訪れたのであろうか。今やその面影もない。数年前にも寄った事があり、その当時はもう二度と来ることはないなぁと考えたものだが、また来てしまった(笑)
山というよりもちょっとしたよくあるピークの一つ。昔は女人禁制の山だったとの事。また虚空蔵菩薩は頭のいい仏様で、この仏にあやかるように、付近の男子は十三歳になるとこの山に登ったとある。先ほどの高山小学校の生徒達も訪れたのであろうか。今やその面影もない。数年前にも寄った事があり、その当時はもう二度と来ることはないなぁと考えたものだが、また来てしまった(笑)
関八州見晴台 花立松ノ峠を抜けて黒山三滝まで戻る。
花立松ノ峠を抜けて黒山三滝まで戻る。
関八州見晴台 三滝から戻る途中にあるお休み処。釣り堀があって、釣り上げた鱒などを焼いてくれる。通りのすぐ横で鱒を焼いている。立ち登る煙の香りが心地良い。広くない釣り堀は多くの観光客で賑わっていた。
三滝から戻る途中にあるお休み処。釣り堀があって、釣り上げた鱒などを焼いてくれる。通りのすぐ横で鱒を焼いている。立ち登る煙の香りが心地良い。広くない釣り堀は多くの観光客で賑わっていた。
関八州見晴台 のんびりとまったりした越生の里山歩きは正月太りした鈍った身体にちょうど良かったかな(笑)
のんびりとまったりした越生の里山歩きは正月太りした鈍った身体にちょうど良かったかな(笑)

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