暴風雪レベル5？？ 年越し燕山荘 DAY3-4（中房温泉⇄燕岳 往復）

DAY4途中から余りの寒さでスマホの電源落ちて行動ルートのログ取れてません（直線部分）あしからず。 ■ DAY3（12/31） 中房温泉、朝４時半起床、5時朝食、 まだ夜明け前の6時半、ヘッデン点けていざ出発 最初は急登が続く。開始30分いきなりトラブル発生。 メンバーのアイゼンのビンディングが切れた😱 早くも下山か？？と思ったら、ツッチー隊長が冷静にバンドで即席修理👍。無事登山再開。 第一ベンチ、第二ベンチ、第三ベンチで休憩入れつつ順調に登る。 合戦小屋の直前で再びトラブル発生。今度はメンバーの1人が目の前で突然パタリと倒れてしまう😱。貧血？高山病？。もはやここまでか。。取り敢えず全員で肩を貸して何とか合戦小屋のベンチへ。ツッチー隊長、ここで高度順応の為、長時間の休憩を提案👍。体冷やさないように全員ありったけ着込んで食事しエネルギー補給。 1時間ほど休憩後、回復したようなので、再び燕山荘目指して登り始める。ダブルストックが役に立つ。車に置いて来なくて良かった。天候も天気予報で言ってたほど悪くなく稜線を順調に歩く。遠くにうっすら燕山荘が見えて全員テンションが上がる🔥 が、15時を過ぎ、ここから風雪が強くなり、最後の急登もしんどい。何とか登り切り裏口から燕山荘に無事到着。最後は全員疲労困憊😫 時間は16時過ぎ。外は風雪が強くなって来てるけど、明日の天気を調べると今日より更に悪化するとの事。今が燕岳行ける最後のチャンスという事で、男4人で燕岳アタック隊結成！自衛隊並みの駆け足行軍（ツッチー・ザ・ブートキャンプ）で暴風雪の中を突き進んでいく。ゴーグル曇って足下見えないので外さざるをえず、顔に直接吹きつける風雪がめちゃくちゃ冷たくて痛い😖（後で瞼と手足の指先が軽い凍傷になってた。。）燕岳山頂に着くも、余りの強風に記念撮影して早々に下山。帰りは日が沈み風雪で道も分かりにくい。隊列組んでヘッデンで照らしながら燕山荘へと急ぐ。何とか無事燕山荘到着し晩ご飯。ここで本日参加のべっちさん（今日1日でゲートから燕山荘まで登って来た。凄い😵）と合流。 夕飯は年越しそばを食べながら一日を振り返って談笑。夕食後、今年（2021年）は燕山荘の営業開始100周年という事でオーナーが記念講話をして下さり、名物のホルンも吹いてくれました☺️。100周年最初のお客様（悪天候キャンセル続出で僅か40名程のみ）になれてとても光栄✨ 夜は21時消灯。ギリギリまでトランプ大会。毒饅頭まで飛び出した大白熱のババ抜きで大盛り上がり。こんなにトランプで盛り上がったの学生時代以来？😆 ■ DAY4（1/1） 朝5時半起床、6時朝食。 日の出は7時頃だけど、外を見ると吹雪で残念ながら初日の出は見れないと諦める。一応、下山出来そうなレベルという事で、下山の準備。全員準備出来たら、プロカメラマンが記念撮影してくれた！ 8時半、外に飛び出て下山開始するも、余りの強風にレインカバーが吹き飛んで、慌てて山荘引き返して付け直し。気を取り直して再度下山開始するも、燕山荘周辺は本当に風が強くて飛ばされそうになる。。ピッケル⛏雪面に刺して耐風姿勢で暫く耐える。 山の稜線まで降りて来ると、少し風も和らぎ、歩きやすくなるが、昨晩の新雪で先頭の人は軽くラッセルしながら進む。時々新雪にズッポリ足がハマって転ぶ。 下りは意外と順調で、合戦小屋まで1時間半で辿り着く。ゆっくり休憩取り、中房温泉目指して降って行く。途中、元旦初登山の人達何組かとすれ違う。山頂以外は比較的マシな天候だったから今日登山でも大丈夫かなとは思う。 13時、無事、中房温泉まで下山。ランチタイムに間に合った。全員がっつり牛丼を注文。 昼食後、再び歩き始める。アイゼンを外し雪が積もった道路を降っていくが、所々ツルツルでめちゃ滑って危険。チェーンスパイクも持って来れば良かった。。 歩いても🚶‍♂️歩いても🚶‍♂️駐車場に辿り着かない。こんなに長かったっけ？と思うほど長く続く単調な道。 最後は日が落ちて、ヘッデン点けてナイトハイクに。 18時過ぎ、無事駐車場に到着。 （何ちゃって）暴風雪レベル5！？の初心者年越し燕山荘登山、自分達初心者にとっては本当にハードな登山でしたが、何とか無事、行って帰って来れました。ツッチー隊長、べっち副隊長、皆さん、ありがとうございました。お疲れ山でした😌 パート3（おまけ）に続く