活動データ
タイム
06:38
距離
10.7km
のぼり
841m
くだり
841m
活動詳細
すべて見る平治岳 参加者:田中夫婦、山田さん、Woodpecker 日:2017年6月6日(火) 今回は田中氏の企画による平治岳登山である。目的はミヤマキリシマの群落を見るためで、午前7時に太宰府インターを通過し山田サビスエリアで朝食を取り、9時から登り始め2時頃には降りてくる予定である。 山田サービスエリア朝食をとり、九重インターを通過し、豊後中村から九酔渓(十三曲がり)を通り吉部登山口に行く予定であった。しかし、九酔渓の手前で通行止めになっていた。 そこで仕方なく色彩ロード経由で長者原にでて吉部登山口まで行くことにする。 吉部登山口では広い駐車場の割には駐車している車が少なく約20台程度であった。今日は平日であるので、さすがに少ない、山開き前日に登った仲間の話では頂上は大混雑とのことであったが、ほかの登山口から登る人が沢山いるのであろうか。ここ吉部口からは登山者は多くなかった。登山の準備をし、まずは記念写真である。法華院温泉に通じる自動車道路を歩き橋までくると、ゲートがあり、ここから先は通行止めである。ゲートの右わきをスルーし、すぐ右に曲がり登山道に入る。以前法華院から下山する際、左岸(上流からみて左側を左岸と呼ぶ)を下山してきた。その時急な崖があり、雨であったこともあり、降りるのに難儀した。そこで今回は地図を見ると、それほど急でない右岸を登ることにした、地図では途中岩場があるが、実際にはそれほどの難所ではなかった。車道まで出る径はほとんど勾配も感じないくらいで、快適なウオーキングでした。Yamapの地図ではコースタイムが書かれていない大船山4号集材路にはいった。この道は幅が広く、砂利や舗装ではなく土であるため非常に歩きやすかった。途中猪がミミズを食べるために掘り返した跡が沢山あった、またおいしそうなフキが沢山生えてもいた。 この道の両脇は広葉樹の自然林と杉林が混在する、気持ちの良い森のような気がした。夏ハンモックを吊るし昼寝をするときっと気持ちがいいだろう。この道を選んだのは、地図を見ると、平治岳へ登るルートで最も等高線の間隔が広く、登りやすいと考えたためである。 一か所だけ崖があるが、それほどハードではなさそうあると判断した。しかしYamapの記事を見るとこのルートで登った記述は見当たらなかった。不思議である。 しばらく行くと平治岳北登山口の標識があり、多くの踏み後がある道である。しばらく歩くと、地図上に崖とあるところが、一部地震で通行止めになった箇所があった。しかしう回路ができていて、難なく崖を通過できた。すぐに元の尾根道に戻り、快適な登山道である。 しかし、まったくミヤマキリシマは見当たらない。が突然満開のミヤマキリシマに出くわした。でもただ一本である。事前の予想とは全く違う、しばらく登ると平地があり平治岳を背景に約20本程度のミヤマキリシマがポツリポツリとみることができた。がっかりである。 ここからは急な登山道に入る。東の方には由布岳、西の方には三俣山が見える。久しぶりの良い天気での登山である。 12時過ぎに平治岳山頂に着いた。驚いたことにいたるところピンクに染まり、たくさんのミヤマキリシマである。満開である。みんな感動し言葉も出なかった。北斜面とは全く違い沢山のミヤマキリシマである。写真を見ると一面のピンクの波が踊っているようで、感動である。山頂付近で下山するのを忘れ1時間ほど観賞し、堪能した。 山頂では常に10人程度の人が入れ替わり立ち代わりし、沢山のひとである。我々と同じ道を登ってこられたご夫婦と出会い、お話をしていると何度も道に迷ったそうで、頂上まで5時間ぐらいかかったそうである。地図だけで登ってこられ、コンパスもなく、GPSで自分の現在地を確認する手段など持ち合わせていないようであった。なるほどこのルートは地図だけで登るのは非常に難しそうである。そこで、田中氏がYamapを丁寧に教えていた。 下山道は非常に急で、膝を痛めないように慎重に降りた。ここは登りとくだりが別の道になっている。下山道から見上げたミヤマキリシマの群落は天にも届くようで、雄大である。 しかし、道は非常に急で、北登山道の比ではない。多くの登山者が大戸越えから登るようである。なるほど、ミヤマキリシマの群落を見ながら登るためであろう。しかし北登山口からの道と比較して非常に急峻な道である。 下山は坊ガズルに降り、車道を歩くと思っていたが、途中で山裾を歩く道に入ることにした。この道は土で、大戸越えからの、岩が多くある径と異なり非常に歩きやすい径であった。 途中笹が花をつけているのを発見する。笹の開花は約100年に一度と聞いたことがある、非常に珍しい現象である。まもなく車道にでる、砂利が敷いてあり歩きにくい径である。 途中フキの葉が点々と落ちていて、フキを採取して葉をもぎながら歩いた人がいるのであろう。しばらく歩くと鳴子川の右岸を通る道までくる。ここからは快適な道で苦も無くゲートまで降りてくる。すぐに今夜の宿に行き、明日テニスをするために合流する隊長を迎えに豊後中村まで迎えに行き。今夜は宴会となった。
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