活動データ
タイム
04:36
距離
8.9km
のぼり
503m
くだり
505m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る2021年初登山は地元の山、三上山(木津川市)に初日の出を見に行く事に。もちろん、登りはナイトハイクとなります。下からすべてを歩くのはナイトハイクが初めての私としては怖かったので、途中まで車で上がり林道から山道へと入ります。しばらくは竹林の中を歩きます。止まってヘッデンを消してみました。 真っ暗闇です。何も見えません。よく、小さな子が山の中で迷子になり、翌朝見つかったなどというニュースがありますが、こんなところでよく我慢出来たものだと、今更ながら感心しました。私は、殆どをソロで歩きますので、もし道迷いなどして日没までに下山できなかった時の為の経験を積んでおこうと思い、今回のナイトハイクを計画しました。 聞こえるのは、自身の吐息と、落葉を踏む足音、これだけです。見えるのは3m程先まで幅1m位の範囲だけです。しかし、この視野の狭さが逆に恐怖を和らげていると感じました。段々と慣れてきて、30分も過ぎれば、何か、山という母の胎内に潜りこんで行ってる様な妙な気分になり不安も無くなり、気持ちよくなり、夜空を見上げればうすくお月様が輝き、木々の間からはチラチラと街の光が見られ、今までに味わった事のない感触をかんじました。 2回ほど林道を横切り、あっという間に山頂につきました。まず展望台に上がり夜景を撮影。あの登山道の暗闇は何だったんだというほどキラキラとかがやいています。時計を見ると、まだ6時前、日の出まで1時間以上あるので、下のベンチで休憩する事にして、ぜんざいを温めていただきました。 7時前から再び展望台の上に上り、赤く焼けていく東の方を見ていました。正面に松の木が高く伸びてきていて、視界を遮ります。左隅からしか全景が見渡せません。ここは車でも上がって来れますので、 人が結構やってきます。ですので、このベストポジションを確保しておこうと、そこで粘ることに。 風が強くなり寒い事、寒い事、とくにカメラを持つ手が痛いほどです。そうこうしているうちに、ガヤガヤと何人も人が上がってきます。子供を含め10名位にはなったかと。騒がしい中、初日の出を撮りながら、家族や、私を取り巻く人達の健康と安寧を祈願いたしました。
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