75年ぶりの飛鳥山

2020.12.31(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
1 時間 13
休憩時間
12
距離
1.5 km
のぼり / くだり
8 / 8 m
46
16

活動詳細

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母の入院により高齢独り暮らしになっている父の様子を見に行く。 実家最寄りのヤマップピークである飛鳥山への散歩を提案すると「行きたい」と二つ返事。 「行ったことある?」と尋ねたところ、「小さな子供の頃に、飛鳥山の防空壕でよく遊んでいた。」とのこと。 疎開以降で訪れたことは無いらしい。 東京に防空壕が盛んにつくられたのは第一次大戦後の1920年代。1930年代生まれの父や母は、横穴式トンネルが張り巡らされた飛鳥山の防空壕で遊んでいたのだろう。 開戦が1941年、東京都心への空襲が1942年~、学童疎開が1943年~、終戦が1945年なので、75年以上ぶりの飛鳥山になるのだろう。 飛鳥山は、徳川吉宗が江戸庶民の為に桜を植樹した行楽地であり、日本で最初に定められた「公園」でもある。 旧渋沢栄一邸前の駐車場から登山開始。 旧渋沢庭園の晩香廬、青淵文庫は、コロナ禍で土曜日のみの完全予約制となり閉館していた。 兜稲荷、5世紀頃のものとされている飛鳥山古墳を経て、様々な石碑を見ながら山頂へ。 平和に感謝し、平和を願う良いきっかけになった登り納めだったかもしれない。 ************** ヤマッパーの皆様、2020年中は素敵な投稿を拝読させていただきありがとうございました。 2021年もどうぞよろしくお願いいたします。 良いお年を!

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