今年本当に最後の登り納め。 第二弾は恵那山。 登り始めはうっすら雪があった程度で、これなら行けると思って登ったのだが、山頂を過ぎた途端猛吹雪に襲われ、命からがら避難した小屋でも珍事件が新たに勃発。 吹雪、密室、帰宅困難が揃えば、まさかの金田一案件に。
[広河原駐車場] 山道を少し登って、ここの駐車場より入山。
30分ほどテクテク舗装路歩き。
トンネルを抜けると、そこは雪国…。
[広河原登山口] いや改めて本格的な登山道だった。
唯一の渡渉ポイント。
岩と雪のミックス。 アイゼン履いても歩き難いし、つぼ足で進む。
まだまだ山頂は先。
序盤から割と急な道。
結構登ったと思えば、まだ全然だったり。
実は最後まで登りが続く。
恵那山は日本百名山の中で地味な山だと言われてるが、確かに樹林帯ばかりで余り見所ない。
なので地味な山は雪を加味すれば面白くなるかなと思って来たけれど。
本当に急な登山道で意外にも辛い。
この日先行者一組二名が、私の数分前に出発していた。
なのでトレース有りで心強い。
確か眺望ポイントの筈がガスガス。
ちょうど半分まで登ってきた。 あともう少しの辛抱。 ここでやっとアイゼン装着。
少しだけ吹雪いてきた。
確かこの先で先行者とすれ違いました。 多分撤退するみたいで下山してました。
私も進もうか迷いながらも、あとちょっとだし、頑張って登る事にした。
見上げれば凍り付く森。
あと1/3、頑張ろう。
先行者がいなくなったので、トレースのない雪でモフモフの道を進んで行く。
ずっと写してきた標識。 ここを過ぎれば、あと1ポイントのみ。
山頂手前はなだらかな道。
九州では滅多に見れない雪道。
誰もいなくてドキドキだが、その反面ワクワクも止まらなくて楽しみながら進む。
あと300m‼️
最後の登りを進んで。
霧氷の森を過ぎて。
[恵那山] 寒いながらもやっと登頂。 一人山頂でガッツポーズ。
雪原の三角点。
[恵那山] 山頂は眺望なし。 これにて日本百名山57座目‼️ 今年は百名山17座踏破。 来年もまたモリモリ登るぞ。
[恵那神社 本社] 恵那山は天照大御神が降誕した地で、天照大御神の胞衣(えな)が埋められているという伝説もあり、古くは古事記から伝承のある山だそうです。 深い歴史あるお社に今日無事に登頂させていただいた感謝と、これからの無事の下山をお願いしました。
[恵那山頂避難小屋] 頂上より少し歩いた所にあり、休憩しようと向かったが、近付くにつれ急激な吹雪に襲われた。 さっきの神頼みは。。。
[恵那山頂避難小屋] 命からがら小屋に着き暖を取りたいが、火はない。しかし小屋内は幾らか寒さを凌げた。 ここでドーナツ2つ食べ、さぁ下山しようとドアノブを回せば何故か外れて、危うく閉じ込められそうになった。 吹雪、密室、帰宅困難でまさかの金田一案件に。 容疑者も被害者も自分しかいないけど(笑)
外は相変わらず吹雪いてて、今なら雪は深くならないと思って、とっても寒かったが、小屋の扉を開け速攻で下山する。
[恵那山] 山頂まで戻ってきたが、自分のトレースさえも消えている猛烈な雪。 地味な山でもさすが中央アルプス、完全に甘く見てました。
ボフボフッと雪に足を突っ込みながら急いで降りて行く。
十分な雪があると降り易いので、サクサクと下山できた。
それでも僅か数十分で積もっていく雪の怖さを感じながら。
比較的安心なポイントまで降りてきた。
強風で揺れる森。
[広河原登山口] 急ぎ目で降りてきて、登山口に着きホッとする。
行きは積もってなかった車道。
振り返り見た自分の足跡。
下山すると晴れる無慈悲な法則。
[広河原駐車場] 今回も無事下山。 お疲れ山。 これで本当に最後の登り納め。 今年はYAMAP初めてルートが無料で見れるようになって、新規の山にたくさん登りました。 来年も百名山共々、新たな山に挑みたいと思います。
[ゆったりーな昼神] 下山後のお楽しみ温泉(620円)♨️ 来年も色んな温泉に入るぞー‼️
[ゆったりーな昼神] 施設内でソースカツ丼を。 肉が柔らかくて超絶美味しかった😋 来年もいっぱい美味しいもの食べるぞー‼️ これで本年最後の投稿です。 皆さん、良いお年をお迎え下さい。
この活動日記で通ったコース
恵那山広河原登山口-恵那山 往復コース
- 07:50
- 10.8 km
- 1167 m
- コース定数 29