活動データ
タイム
05:10
距離
11.6km
のぼり
977m
くだり
976m
活動詳細
すべて見る2020年12月29日(火)に4度目の大文字山の探索に行った。今回は,二段の滝から天の原への沢沿いのルート,その沢から鹿山と玄孫熊山に登るルート,天の原の東にある池,中尾の滝から伸びる尾根道を歩く,を目標にした。沢から玄孫熊山に登る道は見つけられなかったが,これでかなり大文字山北の領域はわかった。 今回も銀閣寺裏まで自転車で行った。今回は普通に大文字山に登るように未舗装林道を登っていき,堰堤の先から中尾四辻(中尾峠)経由で子鹿山に向かい,そこから二段の滝に下り,二段の滝から沢に沿って天の原を目指した。未舗装林道の終わりあたりでタブレットPCで地図を見て悩んでいる女性がおられたので声をかけてみた。すると,今から鹿山,熊山に行くということだったが,道を知らないということだったので,鹿山の尾根までなら同じルートだと思って案内して歩いた。堰堤のところから中尾四辻を越え,そのまま中尾の滝下流の丸太小橋まで行こうと思ったが,中尾の滝や幻の滝も見てみたい,ということだったので,とりあえずいうほど遠回りにならない中尾の滝経由で鹿山に向かった。 中尾四辻から中尾の滝に行き,そこから沢に沿って丸太小橋まで下った。丸太小橋からは見晴台のある尾根に上がり,見晴台に寄ってから鹿山側の沢に下った。そこから一上りで鹿山の尾根だが,私は鹿山の尾根と見晴台の尾根の間の沢を歩いてみたかったので,その辺りで女性と別れた。鹿山の尾根と見晴台の尾根の間の沢はそんなに難しくはなかったが,途中で沢が分かれていた。1箇所だけだったが…。 鹿山の尾根に上がり,そこから子鹿山経由で二段の滝の沢に下りた。そこは前回も歩いたが,やはり下りは急だし土が柔らかいので気をつかった。沢に下りてからは沢沿いに天の原を目指した。基本的に水が少ない沢なので沢の中を行くこともできるが,どちらかの岸に道がある時はそこを歩くようにしてみた。 途中,鹿山からの尾根と玄孫熊山の尾根の下にある沢の分岐点から,鹿山と玄孫熊山に登れないか,と挑戦してみた。どちらも尾根の上の方よりも,沢のそばの辺りで傾斜が急であり,かつ柔らかい土と落葉のせいでずるずると滑る感じだった。そのため登るのはなかなかに気を遣った。結局,鹿山までは往復できたが,玄孫熊山には登れなかった。いろいろルートを探ってみたのだが…。しかし,諦めた頃に玄孫熊山の斜面を下りてくる人がいた。話を聞くと玄孫熊山から下ってきたらしい。すると,すぐにもうひとり下りてこられた。よく見ると,その辺りの木にマーキングがあった。そこから登ればよかったのかぁ…。でも,今回は先があるので玄孫熊山への上りは次回のお楽しみにしておいた。 そこから再び二段の滝から天の原への沢の続きを歩いた。多くの場所では沢の左側(右岸)を歩けたが,何箇所か沢の右側(左岸)を歩いた。また,沢の中を行かないとだめなところもあった。そんな場所の一つで対向してくる男性お二人に出会った。この沢で人に会うのはめったにない,とおっしゃっておられた。そのお二人とは後で三角点近くでもすれ違った。 沢をさかのぼるとやがて少し広い場所に出た。最初はそこが天の原かと思ったが,微妙に景色が違っていた。どうもそこは夢見庵という場所みたいだった。天の原へは向かって左の沢を行く。沢の向こう側に道が見えたのでそこを進んだ。やがて谷が右に曲がるなぁ,と思ったら少し開けた場所に出た。今度こそ,そこが天の原だった。 天の原ではフライパンのところまで行き,そこから向かって左(地図でいうと東側)に行ってみた。フライパンから東に行き,沢を渡ると踏み跡があった。左右に道があったが,とりあえず右に行ってみた。すると徐々に斜面を登り,踏み跡がしっかりついた尾根道に出た。そこで,右に行くと大文字山三角点へ登っていきそうな感じだったので,とりあえず左に行ってみた。すると,ぐるっと回って天の原の端に戻ってしまった。一周する直前に右にいくルートがあったので行ってみると,そこに池があった。あまりきれいな池じゃなかったけど…。 池から戻り,尾根道で三角点を目指した。ルートは基本的には難しくはなかったが,逆向きだとわかりにくかも,と思った。目印も多くはないし…。とりあえず尾根伝いに登っていくとやがて傾斜が緩くなり,山頂域にたどり着いた。ルートは大文字山三角点から如意ヶ岳に行く道の途中で,未舗装林道に出る手前辺りだった。そこには分岐の目印はなくて,逆向きで天の原に向かうのは難しそうだった。 三角点でお湯を沸かしてお昼を食べた。食後は中尾の滝の上の尾根を歩こうと思い,まずは幻の滝方向に下った。三角点から41番分岐を過ぎ,どんどん下って出合坂四辻(カササギ峠)まで下りた。そこから左に曲がればいいが,せっかくなので右側の谷道を歩いてみた。木にはマムシ坂と書いてあった。でも,谷の途中には馬酔木道(あせびみち)ともあった。どっちが正しい? そこは出合乗越四辻から熊山乗越へのルートに合流する。今回はその地点まで行ってから引返した。 出合坂四辻から次は中尾の滝の上の尾根に向かった。幻の滝のある谷に下りた辺りで,向かい側に向かって登る細い踏み跡があり,そこを進んだ。そのルートはしばらく踏み跡が細く,かつ土が柔らかめなので,あまり初心者には勧められない感じのルートだった。尾根に出てからは,まず三角点方面に登ってみた。大文字山は山頂近くはどこも傾斜が急になるが,今回の尾根道も同じで上の方は結構急だった。行き着いたのは火床から三角点に向かうルートの A17 と書かれた地点だった。 A17 地点からは再び尾根を下って中尾の滝を目指した。途中,幻の滝のすぐ近くに下る右下への分岐があったので,そこも偵察に行ってみた。尾根から幻の滝のある谷に下りる道だが,出合坂四辻近くのルートに比べると道幅があり歩きやすかった。再び尾根に戻り,中尾の滝に向けて下りはじめると,すぐに左向かって分岐があった。ここまできたら偵察に行かないわけにはいかないので行ってみた。尾根からすぐの辺りはぐいっと下ったがその先は比較的なだらかだった。行き先は中尾四辻から三角点に向かう上りルートの33番地点だった。 33番分岐からまたもとの尾根に引返して,中尾の滝にむかった。そこからは尾根をたどり,尾根の終わる辺りで右下に曲がってつづら折りを下りると中尾の滝のすぐ上の登山道に出た。そこは中尾の滝から幻の滝へと向かって上がった辺りだった。そこからは中尾四辻を経由して行きに登ったルートを逆に下り,午後3時頃に無事に下山した。 歩いたルートを地図にしてみた。 https://www.hippowanderer.wjg.jp/gmap/Climbing/DaimonjiMap.html 今回の一連の探索のレコはこちら ・大文字山を探索 https://yamap.com/activities/9131719 ・大文字山の探索その2 https://yamap.com/activities/9179274 ・大文字山の探索その3 https://yamap.com/activities/9221443 ・大文字山の探索その4 https://yamap.com/activities/9251516 ・大文字山の探索その5 https://yamap.com/activities/9504581 ・大文字山の探索その6から四ノ宮へ https://yamap.com/activities/9648571
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