黒岳・府駒山・釈迦ヶ岳

2020.12.29(火) 日帰り

活動データ

タイム

05:46

距離

8.9km

のぼり

879m

くだり

876m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 46
休憩時間
1 時間 50
距離
8.9 km
のぼり / くだり
879 / 876 m
14
11
47
20
19
23

活動詳細

すべて見る

この年末の日々をいかに過ごすべきか?スキーか山で迷ったが、やはり目下情熱を注いでいる山行に決定。しかし、当初計画した山は前日の積雪が判明。 そこで急遽転進を図る。雪無く、駐車場があって、甲府近辺で、何よりチャレンジ精神が満たされる山とは⁉︎ さすがYAMAPの面目躍如。検索し多くの行動日記を絞り込んだ。結果、素晴らしい山行となった。参考にさせて頂いた方々には心より御礼申し上げたい。 ゆっくり目のスタートにも関わらず、駐車場は暗く、冷たい風が吹き付け、心なしか先行きに不安を。そして心配はいきなり的中。スタート地点で迷ってしまうのだ。本来はすずらん群生地を抜けていくのだが、まさか電気柵を乗り越えていくとは夢にも思わず。結局引き返し、電気柵のインストラクションを見ると、「通行者が自らが外し、元に戻す」というではないか!いきなりのゲーム展開に、ほぼ1日分の集中力を消費したように思う。 黒岳の登坂中の最大の難所は、凍った沢の辺り。幅は狭くとも完全凍結の様は、まさにスケートリンク。これはしゃがみ込むように、姿勢を低くしてクリア。さて、次の崖。距離は短いものの、足場は崩れ、ロープも緩んでおり、ものの役には立たぬ代物。 それ以降は、軽めの坂が続くばかりでさほどの難路は無く遂に黒岳に。噂と違わぬ、河口湖と富士山の神々しい姿をこの目に収める。ブランチと称し、持ってきたオニギリを食すが、うっかりとラーメンや味噌汁類を忘れ、その味気なさと言ったら。 眺望に見入りながら、あっという間に1時間。幸い山頂ではほとんど風も無く快適そのもの。そして日向坂経由で、釈迦ヶ岳に歩みを進める。 峠から府駒山、登りとは言え単調で穏やかな坂。気分良く行ける。そして釈迦ヶ岳も視野に捉え、釈迦ヶ岳まで楽勝。と思いきや、4〜5回に渡る登り返しで、少々ウンザリ。山頂をこの目に収め、近づいてはいるのだが。。。その理由は最後の急登=崖登りで判明。最後に難儀させられながら、「やはり」と思う。パレートの法則は正しい。2:8の法則だ。2割の旅程で、8割の苦労をさせられるのだ、と。 しかし、その苦闘に見合った、いや、それ以上の贈り物に出会う。南アルプスから北アルプス、八ヶ岳、奥秩父、もちろん富士山も。これら全てを一望に捉える場所は果たしてあるのだろうか? これぞ2020年を締め括るに相応しい山行であった。

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。