夫婦ハイキングふるさと兵庫百山(雄岡山・雌岡山)

2020.12.29(火) 日帰り

活動データ

タイム

03:18

距離

7.9km

のぼり

298m

くだり

343m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 18
休憩時間
36
距離
7.9 km
のぼり / くだり
298 / 343 m
5
6
23
2
11
32
6
28

活動詳細

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ここも登りたい、あそこもいいなと、年末年始に練っていた登山計画だが、連日のように過去最高を更新するコロナ感染報道に再考せざるを得なくなった。密を避ける為、マイナーな近場の山に変更しよう。年末に夫婦でハイキングレベルで登れる山はあるか?そこで浮上したのが我が県の「ふるさと兵庫百山」である。神戸に住む小生としては、淡路島は車で移動が必要だし、但馬や丹波の山は雪山になっているだろう。播磨は先日雪彦山に登ったしな〜。となると、やはり地元摂津の山にしようと言うことになる。 雄岡山・雌岡山(おっこさん・めっこさん)という可愛い名前の山がある。神戸市西区、こりゃぁちょうどいい。三宮から新開地駅へ、そこから神戸電鉄粟生線で緑が丘駅へ。あの名門、廣野ゴルフクラブの直ぐ近くの駅である。駅前のファミマでいなり寿司とツインシューを購入。妻はツインシューとフィナンシェ。これ以外に家からはカップ麺と熱湯を持ってきている。天気は晴れ、風は殆どなく、気温も暖かめ。最高のコンディション、さぁ出発だ。 今日は緑が丘駅から西へ西へと歩く縦走コースだ。 少し歩いただけで登山口、少し登っただけで雄岡山の山頂に着いた。なだらかな優しい道である。眺望は南側に開けている。明石海峡大橋が見える。いつもの橋と見え方が違う。普段は東側から橋が見えて、その左側に淡路島が続いているが、今日はその逆、西側から橋を眺める格好である。この角度もいい。 ザックを下ろすこともなく我ら夫婦は西側へと歩いていく。あっという間に下山しトラックや自家用車が行き交う道路脇の歩道を歩く。右手に大皿池、金棒池を見ながら進む。金棒池から振り返ると、さっき登った雄岡山が遠くにちんまりと座っている。もうこんなに歩いてきたのだな。人間の脚というのはよく働くものだ。 少し北へ迂回し愛宕山頂から雌岡山頂へ。少し物足りないくらい、なだらかな道である。山頂には神社があり、展望台にはベンチが置いてあった。まだ11:00だったが昼食にする。ここも南側が開けている。案内板には、ここから見える山の名前が書いてある。鉢伏山、高取山、菊水山・・・馴染みのある名前ばかりだ。それらのずっと手前、眼下には溜め池が点在している。昔はここ一帯は湿地帯だったのだろうか。雌岡山頂の近く、直ぐ西のところに日本標準時子午線が通っている。東経135°の傍である。 熱いカップ麺で胃袋を満たし、カフェオレとツインシューで心も満たす。贅沢な時間を過ごして下山する。下山途中ですれ違った60代と思しきご夫婦と立ち話。裸石神社、姫石神社はもう見たかと問われる。何ですか?と応じると、折角ここまできたのなら見ないと勿体ないとのこと。少しだけ寄り道することにした。 姫石神社の御神体はよくわからなかったが、裸石神社の方は、男性シンボルが祀られていた。細い通路を回り込んで、社殿の裏側のガラス窓から中を覗き込むと、無数の貝殻の中にそれは鎮座していた。我々は裸石神社に来るのに、ぐるっと遠回りしてしまったが、雌岡山の山頂から北側登山道を降りれば、直ぐだったようだ。 更に西へ御茶山を通って下山した。少し先のバス停まで歩いて乗車。バスは工業団地の中をぐるぐると通っていく。グリコピアが見えたと思ったら、西神中央駅に着いていた。 今日のうららかな天気、のんびりとした妻との会話、年末年始の気ぜわしさもなくリラックスできた。山の神様、今年もありがとうございました。そして妻にも感謝の一年であった。

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