裏妙義往復縦走(ハンマーヘッド攻略編)

2020.12.20(日) 日帰り

活動データ

タイム

11:04

距離

13.3km

のぼり

1673m

くだり

1681m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
11 時間 4
休憩時間
1 時間 33
距離
13.3 km
のぼり / くだり
1673 / 1681 m
3
33
17
41
42
25
8
6
1 18
1 16
6
10
37
41
50
2

活動詳細

すべて見る

真夏に歩いた表妙義縦走中ずっと視界にあった裏妙義。特に真ん中あたりにあった奇妙奇天烈な岩が目に焼き付き、登ってみたい衝動に駆られ脳内アタックを繰り返す日々😃 その名も「丁須の頭」通称ハンマーヘッド❗️ 赤城山で痛めた膝を仕事そっちのけで療養して準備万端👍 せっかく裏妙義行くのなら縦走して途中で丁須の頭アタックしようかと😁 行程的にam 5:00スタートしたかったのですが、お初の裏妙義山。 真っ暗の中の登山は絶対やばい❗️と頭の中でアラームがなっております。 少し明るくなるのを待ってam 6:00過ぎに駐車場をスタート。ヘッドライトに照らされた登山道は歩きやすく楽勝ムードが漂っています(まだ観光道なのですけど💦) 吊り橋を渡り、そこそこ大きな岩を右に巻き上ると・・ あれっ❓ 登山道をロストしました😅 ウロウロして道は何処だと探しているとヘッヘッドライトに浮かび上がる一筋の鎖が。 そこそこ大きな岩にありますね鎖が😭 今さっきまで観光道なのに、突然ハード モードに突入😨 ヨシッ❗️ 気持ちを入れ直し、目指すは     「ハンマーヘッド」 中間にある龍駒山、御岳を順調に通過して、 丁須の頭直下に到着😊     って書きましたけどスタートから丁須の頭までのこの区間ハードモードフルスロットル状態でありました😭 急登・岩場(鎖が無い所も当然有り)・雪付きのザレたトラバース登山道などなど 看板は最初から最後まで「丁須の頭→」のみ 他のものはどうでもいい、とにかくここに来いと言わんばかりです。 そう、これが裏妙義ストロングスタイル。 直下から見上げるとイカれた形で鎮座する ハンマーヘッドが睨みをきかせ    「来れるものなら来てみろ」と。 脳内アタック成功率50%。 ハンマーヘッド真下にたどり着き、目の前にある強風に揺れる鎖の感触を確かめゆっくり深呼吸。 足掛かり、手掛かりを探すも中々ありませんな・・ だって噂通り本当におもいっきりオーバーハングしてるんですもん😭  二度三度、腕だけで鎖に軽くぶら下がってみます。下を見れば30m位かな、断崖です😨 湧き上がる恐怖心を振り払い、腕力のみで1m弱登ると何とかしがみつける足場が。上腕筋はプルプル。後半のほぼ垂直部分は増えてきた手・足掛かりを鎖と一緒に2〜3m。 「怖かった〜」 思わず叫んじゃいました。登りきった感動より恐怖心の方が強かったです。 景色は凄いです邪魔する物が無いので。 フォローしてる方がここで食事を😅 自分も攻略出来たら真似しようかと思っていましたが、こんな狂ってる場所はとっとと オサラバしたく鎖に手をかけ下りる体勢に。 しがみつきながら慎重に、最後のオーバーハングは相変わらず腕力のみで。 ハンマーヘッドを何とか攻略しましたが、本日の最終目的地までは未だ半分😅 「谷急山」やきゅうやま 妙義山塊の最高峰と聞けば、そりゃ行くしかありません。地形図で見る限りそんな大変では無さそう。 そう思ってたんです、行くまでは。 丁須の頭を過ぎても相変わらずハードモード 20mのルンゼ下降、巨岩のトラバース、途切れることの無いup&down。 全く私を飽きさせません。 しかし三方境に着く頃には雰囲気も変わり 雑木林のトレイルが。すぐそこに谷急山が ハッキリ見えてます。 ところが歩けど登れど一向に近付いてきません。何故なら、この区間も当然の様に現れる岩場、鎖場。更に鬼急登、急降下に幾度となく現る登り返し、更にザレたトラバース、雪付き登山道。 登山道が狂喜乱舞😆 イカれてます。 やっとの事で谷急山に到着。 さあ、帰りましょう😊(ハンマーヘッドを攻略して若干の燃え尽き症候群でございます) 険しい復路を乗り越え三方境に。 国民宿舎に降りて車道コースor来た道戻るか暫しの思考。ここまで来たら山道を通って帰ろうと、来た道を選択。 トラバース、ルンゼを戻り丁須の頭に到着。 当初より丁須側に戻るなら鍵沢コースで下ると計画。 ここから長く始まる雪付きの鎖場と登山道の格闘が始まるのです😭 この頃にはだいぶ日が傾き始め、下山完了は日没の雰囲気。急ぎましょう😅 長く連なる冷たい鎖。 手・足掛かりは沢山あるのですが、ほぼ全てに雪が・・・滑ります😨 慎重にグリップを確かめながら下っていきます。当然、行動スピードが上がりません💦 ちなみに雪付きで無ければそれ程難しい感じでは無いですね。鎖に頼らず降りれそうです 下を覗けど終わりは見えづらく、かなりの区間ビビっていました😭 長い鎖場が終わるとザレと落ち葉の残雪登山道。 この鍵沢コース、丁須の頭から下界まで結構な距離を歩きます。最初の鎖場を急降下すれば後は、なだらかな感じでしょうか。 今回は色々なものが凍てついてデンジャラス ゾーンになっていましたけど😂 後半は歩き安いトレイルが続き、ようやく横川の駐車場が見える所まで。 でもまだ高低差100m位あるのだけれど・・ だいぶ暗くなりヘッドライトを再び装着 ラストスパートとスピード上げて小走り状態 と、その時 目の前から登山道が消え、周辺をライトで照らすと・・・oh〜💦 シルバーに鈍く光る梯子が登場😂 着地点は全く見えません、梯子の下に下に梯子が見えるだけ。 暗い中約50m位の急斜面。梯子、梯子、鎖、鎖、鎖〜 ここまで来ると何かもう笑ってました。 残りの登山道をテクテク歩き下界に到着❗️ 後は駐車場まで。 流石は妙義山。表も裏も狂ってます😂 でも久々に楽しかった山行でした〜

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。