恐怖!稚児落とし 岩殿山

2020.12.20(日) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
4 時間 1
休憩時間
46
距離
6.0 km
のぼり / くだり
777 / 780 m
16
4
15
14
11
31
14

活動詳細

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十数年振りの再訪になります。 断崖絶壁の切り立った岩場が忘れられなく、また訪れて参りました。 稚児落としは、壮絶な由来の名と共に、一歩踏み間違えたら奈落の底、という色々な意味で恐ろしい圧巻のスポットです。 秀麗富嶽十二景の岩殿山ですが、その名の通り美しい富士山を眺められ、岩殿城の跡地でもあり素晴らしい山です。(因みにスカイツリーと同じ高さの様です) ただ、再度訪れても色褪せる事の無い感情を与えてくれた稚児落としは、やはりこの山行でのメインに相応しいと再確認しました。 そして低山にも関わらずアップダウンによる登りごたえ、そこそこの難易度の鎖場もありと、比較的短いコースタイムながらも満足の行くコースとなりました。 ただ、以前に登った状況とは些か異なっている様です。 台風、崩落の影響により、現在はルートがかなり限られております。 前回は岩殿山公園市営駐車場に車を止め、そこからすぐの登山口から丸山経由で(強瀬ルート)登りましたが、そちらのコースは現在通行止めの様子です。(そこから北の岩殿ルートも通行不可) ただ駐車場は利用可能なので、マイカーの方はこちらの市営駐車場に車を停めて、周回ルートでの山行をされる方も多い様です。 調べた限りでは、無料駐車場は岩殿山公園市営駐車場と、畑倉登山口前の駐車スペースの2箇所になります。 大月駅近くの有料駐車場から登られる方もおられる様です。 私達は、現在岩殿山までの最短ルート、畑倉ルートで登りました。畑倉登山口目の前の、5台程置ける駐車スペース(国道139号の大月自動車学校のバス停を過ぎ、登山口の看板が見えるところです。)に車を停め、岩殿山を経由して稚児落とし、そして畑倉まで戻るピストンで登りました。 浅利ルートも通行可能なので、畑倉→浅利→畑倉の周回ルートも取れる様です。 周回の方が行程的には楽だと思いますが、その場合は舗装道路を長く歩く必要があります。 (バス便やタクシーも利用可能) 畑倉登山口から岩殿山まではかなりザレた急登です。 登りでこそ比較的容易に登れましたが、登りの最中、下山でとても苦戦している方を散見しました。 (スニーカー?) 言わずもがなですが、確りとした装備が必要だと思います。 岩殿山山頂に登頂。 以前よりも多くの方がおられる印象でした。 正午を過ぎていたにも関わらず、山頂から美しい富士山を眺める事が出来ました。 稚児落としへは浅利ルート方向へ一旦下ります。 そして天神山への登りにつれて、厳しい難易度ではありませんが、岩場、鎖場が現れます。 事前情報で知ってはいたものの、兜岩へのトラバース、直登の鎖場は、通路崩落によりやはり通行止めとなっておりました。 ただ、想定外だったのが巻道の険しさでした。 相当にザレていて、個人的には以前の鎖場の方が断然楽でした。 そして稚児落としに着きます。 少しずつではありますが、山に対する目も肥えてきて、以前程の感動は得られないのかな、と危惧しておりましたが、着いてみて確認。安定の度迫力でした。 低山だからと慢心して臨むと足をすくわれかねない険しさも持ち合わせていますが、他に類を見ない景色を味わえる、素晴らしいルートだと思います。

メンバー

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