大文字山を探索

2020.12.19(土) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
3 時間 4
休憩時間
19
距離
6.6 km
のぼり / くだり
582 / 580 m
1 16
1 15

活動詳細

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 2020年12月19日(土)に近所の大文字山の探索に行ってみた。大文字山への通常のルートは,銀閣寺の左奥にある未舗装林道を登り,堰堤手前にある小橋を渡って階段を登っていくが,今回はもっと手前で左上にある尾根に登り,尾根伝いに大山出城跡,中尾城跡を越えて大文字山三角点への道を歩いてみようと思った。また,よくレコで見かける中尾の滝や幻の滝なども見れればいいなぁ,と思って出発した。  今回は銀閣寺裏まで自転車で行った。そこで荷物を整えて登り始めた。登りだしはちょっとした急登だったが,すぐに傾斜はましになった。落葉とザレた道で滑るのと戦いながら登ると,すぐに平らなところに出た。そこは左前にピークっぽいものがあった。もしやあっという間に中尾城跡か?と思ったが,違っていた。そこは大山出城跡という場所だった。ま,あまりに早すぎたから,違うとは思ってたけどね。  大山出城跡へはピストンするのが正解みたいだったが,道を知らないので出城跡の向こうに行ってみた。しかし,ピークのすぐ向こうで右へ右へ曲がるなぁ,と思ったら,登山ルートに合流してしまった。ま,ピークを通過しても戻っても大して変わらないってことやね。そこからほんのちょっと下ったら,また上りが始まった。その先の上りはいうほど急傾斜ではなかったが,ところどころぐいっと登るところがあった。そんなところが数箇所あったなぁ,と思ったら少し広い平らなところに出た。そこが中尾城跡だった。  中尾城跡に着いたのは正午を回っていたので,そこでお昼ごはんにしてもよかったが,まだ序盤だという感じだったのでとりあえず先に進んでみた。中尾城跡から下るとすぐに右下への分岐があった。そこからも下れるみたいだったが,今回はパスしておいた。その先で今度は左への分岐があった。そこは偵察に行ったが,どんどん大文字山から離れる方向だったのですぐに引返した。その先では今度は四つ辻があった。登山ルートでは鞍点だったが,右から来て左へ行く道からすると峠っぽい場所だった。後でおっちゃんにもらった地図によるとそこは中尾四辻という場所みたい。で,探索なので,一度左下に下ってみた。少し下ると木の枝で土留めをした階段があった。それなりに人が歩いているということかな? ある程度下ると谷の底っぽい場所に出た。そこからは方角的に白川の方に行きそうだったので,そこで引返して中尾四辻まで登り返した。  中尾四辻の反対側も少しだけ行ってみた。谷に沿ってぐいぐい下っていく道があったが,今回はそれ以上は探索しなかった。今後の課題としよう。中尾四辻から大文字山三角点に向かって登っていくと,すぐ右上にもルートがあった。まっすぐ行く手もあったが,とりあえず右上に上がって尾根を歩くことにした。尾根はすぐだった。尾根に出てほぼ水平に少し進むと,左下から上がってくる道があった。きっと尾根に出なければそっちの道から来たに違いないと思った(事実そうだった)。そこで,また先に進んだ。  今度は右下の谷に下りれそうな場所があった。しかし,強引に思える踏み跡はちょっと滑ってしまいそうな感じだった。すぐ先にも右下の谷への踏み跡があった。ここ,という決まったルートがなさげだった。 その先にも右下へ行けそうな場所があった。どうも,一番三角点に近い辺りが下りやすそうで,リボンでマークしてあった。そこからさらに三角点の方へ登ると,また右下への分岐があった。この山はどんだけ分岐があるねん???? その分岐は,近くの木に「32」と記載があった。見ると右下の谷の頭付近みたいで,そこから谷に下れそうだった。でも,とりあえず大文字山三角点を目指して先に進んだ。  その辺りで一組のご夫婦とすれ違った。こんな道に来る人は通に違いないと思って,この道はどこにつながるのか?などを聞いてみた。すると,とりあえず火床から三角点に行く道に合流する,ということだったので,そのまま登ってみた。しばしまあまあの上りが続くなぁ,と思ったら,やがて火床から三角点への道に合流した。その直前ぐらいでダブルストックで歩くおっちゃんに追いついた。そのおっちゃんにも道のことを聞くと,すごく詳しかった。で,三角点まで行かれるということだったので,一緒に歩きながら話をさせていただいた。すると,その人は大文字山の登山道の詳しい地図を作ってはるみたいだった。で,おっちゃんはいっぱい印刷した地図を持ってはるということだったので,地図をもらってしまった。  そして無事に大文字山三角点にたどり着いた。 三角点では,この間購入した JetBoil フラッシュでお湯を沸かしてカップヌードルを食べた。お湯が沸くのが早い,というのが売りなだけあって,あっという間にお湯が沸いた。そのお湯でカップヌードルを食べたが,思ったよりも山頂は寒かった。手袋を外していたら,手がかなりかじかんできた。そこで,カップヌードルを食べたら,すぐに下山することにした。  下山しようと思っている時に,上りの途中で道を教えてくれたご夫婦が三角点に登ってこられた。話を聞くと,旦那さんの方は82歳ということだったが,とても若く見えた。まだ60代だと思っていたから…。その人は京都の山岳連盟に所属されているようだった。で,地図をもらった話をしていると,それなら三角点から北に向かって下ると幻の滝に行けるから,そこから中尾の滝経由で帰れば?と勧められた。そこで,下山は幻の滝,中尾の滝経由にすることにした。  大文字山三角点から北に下るルートがあるというのは,それまで全然気にしていなかったが,見るとたしかに踏み跡があった。そこで,踏み跡に従って下ってみた。少し下ると一度傾斜が緩くなった。その先はガクッと下ってそうだったが,道は左へ向かい横移動する感じだった。そこを少し行くと右下にいく分岐があった。どっちに行ってもよさげだったが,おっちゃんにもらった地図だともう少し左に行ってから下るみたいだったので,とりあえず横移動するルートを選んだ。分岐のすぐ先に左上に上がる道があった。そこは三角点から少し火床に向かった辺りに出れるみたいだった。  その先で再び右下に下る道と横移動を続ける道との分岐があった。そこは右下に行くルートの方が踏み跡がしっかりついていたし,おっちゃんの地図ではそこらで下るみたいに書いてあったので右下に下ってみた。どうもそこが正解だったみたい。少し下ると,左下にぐいっと下る道が分岐しているポイントに着いた。そこは正面の尾根にも行けるし,右下にも行ける四つ辻になっていた。地図を見るとカササギ峠(出合坂四辻)という場所みたいだった。そこで,そこを左下に下って幻の滝を目指した。  谷に下りると少し広い感じがした。へぇ,こんなところがあるんや,という印象だった。そこから少し谷を下ると右前方にちょっと開けたっぽい場所があった。踏み跡がそっちに向かっているので行ってみると,壁っぽい感じで岩があった。なんとなく幻の滝とレコに載ってる岩に似てるかも,と思って見渡すと,小さな札があり「幻の滝」と書いてあった。簡単に見つけられてラッキーだった。しかし,雨が多いとその岩を伝って滝ができるのだろうか?? 全然水の気配は感じられなかったが…。  幻の滝からは沢に沿って下る,と道を教えてくれたご夫婦がおっしゃっておられたので,幻の滝から沢っぽい方に向かって下った。その辺りには水の流れはなかったが,少し先から沢に水が流れていた。どこからくるの?と思ったら,斜面の下から湧き出していた。初めて川の始点を自分での目で見た。そこからは沢の流れに沿って下っていった。やがて,少し道が流れから外れたなぁ,と思ったら,滝っぽい音が聞こえた。そこで,回り込んで見るとそこが中尾の滝だった。一般的には小さな滝だが,大文字山ならちょっとした滝という感じだった。ま,小さいけど…。  中尾の滝から西へと向かうと,少し登った後に山に沿ってトラバースするように道がつけてあった。すると,左上に行く道が分岐していた。そちらへの道もそれなりに踏み跡があるなぁ,と思いながら,そのまま先に行くと,中尾四辻に行き当たった。どうも直前の左上への分岐が中尾四辻から大文字山三角点へのルートみたいだった。しかし,行きはその分岐の前に右上の尾根に上がったので,中尾の滝への分岐に気づかなかったみたい。そこからどう下山しようか迷ったが,ポイント32からの谷が気になったので,中尾四辻から登ってポイント32を目指した。  中尾四辻から登る方向に進み,中尾の滝との分岐を右上に行くと,思ったとおり尾根経由の道と合流した。その先,ポイント32まで行ってから谷を下ってみた。谷を下ると途中でかなり踏み跡がしっかりした道にあたった。踏み跡は左上から来て正面に下っていく感じだった。その辺りで右に強引に登ると,ポイント32の少し下で行きに登ったルートに合流するみたいだった。今回は正面に下ろうと思ったが,せっかくなので左上にも行ってみた。すると,火床から下るメインルートの火床近くに合流した。ただ,合流点付近には手すりがあったので,少し登って手すりが終わる辺りで合流することができた。  火床(大の字の要の辺り)はいつもに比べると人が少なかった。寒かったからかもしれないが,数人しかいなかった。珍しい。火床で下界を少し眺めたら,すぐに下山しはじめた。ルートはさっき登ってきたところを下った。そして,谷に下りると,谷を下る方に歩いた。そこの谷も少し広い感じの谷だったが,少し下ると森が見えてきた。そこから森の中を行くみたいだった。森っぽい場所に入ってすぐに左に分岐があった。地図を見るとメインルートに出れそうだったが,今回はパスしておいた。  さらに少し下ると右上に登っていくルートが分岐していた。あれってどこに出るのかなぁ?確認したいとも思ったがそれは後日の楽しみ取っておくことにして,そのまま下山方向に向かった。地図を見るとその辺りに太閤岩というのがあるみたいだった。しかし,標識などが見当たらず,どれが太閤岩かわからずじまいだった。どれなんやろ?? (後でネット調べたら,コンクリートで固められた斜面辺りにある岩場を太閤岩と呼ぶみたい。昔,そこから石を切り出していたらしい)その辺りから急勾配で下る。左を見るとコンクリートで斜面を固めて壁のようにしてある場所があった。最近よく寄る水場の上に見えるコンクリートの壁だった。なので,急勾配を下ると思ったとおりいつもの水場に出た。そこからは勝手知ったる道なので,堰堤を越えてすぐに未舗装林道に出て,メインルートに合流した。  今日は初めていつもと違う道で大文字山に登ってみた。最初はどうなるかと思ったが,なんとなく地形を把握しながら登れた気がする。でも,まだしっかりと頭に入ってはいないので,寒い冬の楽しみとしてまた探索に行ってみたいと思う。 歩いたルートを地図にしてみた。 https://www.hippowanderer.wjg.jp/gmap/Climbing/DaimonjiMap.html 今回の一連の探索のレコはこちら ・大文字山を探索 https://yamap.com/activities/9131719 ・大文字山の探索その2 https://yamap.com/activities/9179274 ・大文字山の探索その3 https://yamap.com/activities/9221443 ・大文字山の探索その4 https://yamap.com/activities/9251516 ・大文字山の探索その5 https://yamap.com/activities/9504581 ・大文字山の探索その6から四ノ宮へ https://yamap.com/activities/9648571

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