六甲の秋を満喫

2020.12.12(土) 日帰り

活動データ

タイム

06:14

距離

12.9km

のぼり

789m

くだり

835m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
6 時間 14
休憩時間
2 時間 3
距離
12.9 km
のぼり / くだり
789 / 835 m
14
1 1
28
1
1
1 48
6

活動詳細

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 2020年12月12日(土)に紅葉を見に六甲山に行ってみた。今年は11月23日にも同じ辺りに行ってみたが,いまいち紅葉していなかった。それまで比較的気温が高かったからかもしれないが,他の場所でもいまいちきれいに紅葉していなかった。青もみじが多かった気がする。しかし,12月に入ってから寒い日が多かったので青もみじだったものが色づいたかも,と思って行ってみた。  今回は紅葉を見に行くだけじゃなくて,歩いたことがない道を少しでも歩こうと思って,新神戸から城山経由で二本松林道を目指した。確か,滝山城跡という名前だったと思う。新神戸から登るには,新神戸から布引の滝に向かって登り出してすぐにある分岐から登るルートと,見晴らし展望台を過ぎた辺りの猿のかずら橋を渡って行くルートがある。新神戸のそばから分岐するルートは以前下ったことがあったので,今回は猿のかずら橋から登ってみた。ルートとしては見晴らしはいいが,いかんせん急な上りが続いて,ほぼ全部階段だったので意外としんどかった。  新神戸からのルートと合流して少し行くと城山跡になるが,本丸はその中でも上の方なので,もう少し登らないといけなかった。その先は多少アップダウンがあったのち,市章山の登山道と合流して少し下ったら再度ドライブウェイに出る。そこで再度ドライブウェイを渡って二本松バス停のところから二本松林道が始まる。二本松林道は,まずは猩々池まで行く。そこから未舗装林道になり,さらに平野谷から最終的に天王谷に行くみたい。今回は猩々池からしばらく行った辺りから七三峠に向かうことにした。  再度ドライブウェイから猩々池の間の左側(斜面の下側)に真っ赤な紅葉ゾーンがあった。あそこは去年もとてもきれいだった。いいところかもしれない。その先も,猩々池辺りはきれいだった。猩々池の周りの日当たりのいいところはもう紅葉も終わりかけた感じがしたが,日当たりがそこまでよくないところはまだ十分に紅葉していた。猩々池から先は黄色い感じのいい場所があった。途中,極楽谷林道への分岐点があるが,その先はそこまできれいに紅葉はしていなかった。極楽谷林道への分岐を過ぎてしばし行くと林道が峠っぽいところに差し掛かる。そのすぐ手前辺りから登ると七三峠に行ける。今回は二本松林道から七三峠に行ってみたが,あまり人が入ってないみたいで,笹でルートが見にくくなっていた。それでもなんとか踏み跡を探しながら細かいアップダウンでヘタりながら進むと七三峠に着いた。  七三峠から極楽谷林道の不通トンネルの東側の入口に下りたが,そこは 11/23 よりは色づいていた。11/23 はまだ青もみじ状態だったから,それに比べると赤や黄色に色づいていた。しかし,多少枯れかけた感じもあり,いまいちきれいに紅葉しているとは思えなかった。そこから極楽谷林道を下って二本松林道に戻った。そのまま二本松林道で猩々池に戻ってもよかったが,再度山近くの六甲全山縦走路に行けると書いてあったのでせっかくなので登ってみた。道としては落ち葉や砂が多く,少し滑りやすかった。下りはもっと怖いかもしれないと思った。  六甲全山縦走路に出てからすぐに,ふとスペアリブが頭に浮かんだので再度山荘に電話してみた。一人なら食べれるかも,思ったからだったのだが,電波が弱くてなかなかに話しづらかった。それでもなんとか午後2時からならいける,ということだったので,予約しておいた。しかし,まだ午前11時半過ぎだったのでどこかで時間を潰さないといけない。そこで,六甲全山縦走路を大龍寺の方に向かい,修法ヶ原への分岐付近から再度山に登ってみた。再度山は3度目だが,結構見晴らしがいいし,そこまで人が多くないので気に入っている。しかし,今回は霞んでいて大阪湾の向こう側が全然見えず,ちょっと物足りなかった。  再度山の山頂付近では,午後2時からスペアリブを予約しているのにカップヌードルを作って食べてしまった。ま,2時間もあればお腹も空くだろうと思ったし…。そこで,いつものカセットコンロ+ゴトクのセットでお湯を沸かした。500cc ほどを沸かしてみたが,約5分かかってしまった。あのゴトクは重いから,新たに軽くて早くお湯が沸く小さなゴトクがほしいなぁ,と思ってしまった。それでもご機嫌にカップヌードルチーズカレー味を食べていると,若い男女の3人組のグループが来てカップヌードルを食べるためにお湯を沸かし始めた。そこで,その人達としばらく話をした。まだ初心者だということだったが,ちゃんとお湯を沸かして暖かいものを食べたり飲んだりして山を楽しんでいる感じだった。まだ再度山が2回めで,それだけしか登ってない,ということだったので,六甲山系なら,まずは摩耶山と,芦屋からロックガーデンを登って六甲山最高峰から有馬に行くルートをオススメしておいた。さらに脚力がついたら六甲全山縦走も是非,と勧めておいた。六甲全山縦走ができたら北アルプスも夢じゃないよ,と言っておいた。事実,私は六甲全山縦走できたからこそ,剣岳や奥穂高岳,雲ノ平にも行くことができたので。  3人組の人らとわいわい話をしているとあっという間に午後1時ぐらいになっていた。そろそろ下らないと午後2時に再度山荘に着けないので,そそくさと片付けて下ることにした。途中,大龍寺で鐘をつき,その辺りの紅葉の写真を撮ってから大師道を下った。大師道沿いも結構紅葉が沢山あった。特に猩々池を過ぎてからの再度谷は上の方に沢山色づいた木々があり,いっぱい紅葉を楽しむことができた。来年もまた来ないといけないなぁ…。  再度谷の紅葉を楽しみながら下っていくと,午後2時の10分ほど前に再度山荘に着いた。すぐに座れるということだったので,席についてさっそく注文した とりあえず生ビールを頼み,スープとスペアリブの大1本とスペアリブの中を1本頼んだ。やっぱり登山の時のビールはいいねぇ…。スペアリブが来る前に生ビールがほぼカラになったので,さらに1杯頼んでしまった…。そしてスペアリブが来たのだが,思っていたよりも多いぞ,と思ってしまった。再度山荘のスペアリブは食べたことはあったが,いつもランチだったので単品でスペアリブを頼むのは初めてだった。頭の中では一つの皿に大と中のスペアリブがまとめて載ってくると思っていたが,来たのはまさかのたっぷりの野菜と一本ずつスペアリブが載った皿が2つだった。なんか一人でめちゃめちゃ食べる人みたいに見えてしまったかも…。  でも,二皿ともなんなく食べれてしまった。 肉とスープだけ,というつもりが予想外に野菜も食べれてしまった。と言ってもレタスだけやけどね。それで満足していると,冬のサービスでマシュマロもどうぞ,と言われてしまったので,マシュマロにも挑戦しておいた。マシュマロは竹の長い串に刺して,暖炉で炙って食べる。うまく炙ると表面がカリッとなり,中はあたたまってとろとろになる。今回はそれがうまくいって,なかなか美味しいマシュマロを食べることができた。  スペアリブを食べた後はお風呂屋さんに向かうだけだったけど,せっかくなので諏訪山公園まで登山道を歩いてみた。いつもはめんどくさくて舗装された車道を下っていくけど,紅葉がきれいそうだったので。歩いてみると思ったよりもいい感じに色づいた木が多くて歩いた甲斐があった。さらに,そのまま諏訪神社まで行ってもよかったが,途中でビーナスブリッジこちら,みたいな標識があったのでビーナスブリッジ経由にしてみた。そのためには一度再度ドライブウェイまで登らないといけないが,今回は言うほど歩いてないので上っておいた。そして,ビーナスブリッジから神戸の街並みや,逆光の中の須磨浦辺りを眺めておいた。  ビーナスブリッジを下ると諏訪山公園に出る。そこは諏訪神社に隣接している。どちらかというと諏訪神社の方が紅葉がきれいそうだったので諏訪神社に寄ってお参りしておいたが,諏訪山公園も気になったので寄ってみた。でも,あまり景色もよくなかったのですぐに諏訪神社の参道に戻り,その辺りの紅葉を楽しんだ。そこから下界の山麓線という道に出て,いつものルートで花隈駅に向かい,その近くにあるいつものつかさ湯で汗を流してから家路についた。つかさ湯の体重計で測ると,背負っていたザックの重さは 8kg 強だった。水4.5L分を足すと 12.5kg で歩き始めたみたい。カップヌードルを作るまでほとんど水を飲まずだったので,半分ぐらいは 12.5kg を背負って歩いたみたい。次はテントを持って歩くトレーニングをしないといけないかなぁ…??  今回は六甲に紅葉を求めて上ってみた。思った所とは違うところで沢山紅葉を見れて,いい1日を過ごせたと思う。

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