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空木岳2020.12.12~13の写真

2020.12.13(日) 07:11

山頂

この写真を含む活動日記

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13:19

19.7 km

2153 m

空木岳2020.12.12~13

木曽駒ヶ岳・空木岳・越百山 (長野)

2020.12.12(土) 2 DAYS

 雪上訓練で谷川岳に行く予定であったが雪の量が全然なかったので谷川岳は中止となり、他の仲間たちは皆岩場の方に行ってしまい、2週間も歩いていない状態では次週のバリエーションで足を引っ張りそうなのでトレーニングで空木岳に決めた。  避難小屋辺りの雪の量で水が作れるかわからないので今回は自宅から行動水含め水の量は4.5Lを担ぎ20Kg以上の重さはあろうかと思う。  駐車場には5~6台ほど。到着したときに2台ほどのパーティが出発準備、私同様避難小屋で一泊するようであった。若い人たちであったので途中で抜かれないように早々に出発。  下の方は案の定雪は無く落ち葉のサクサク音を聞きながら歩を進めていく。1600m付近からようやく雪が現れ始め池山小屋に着くころには雪景色になった。  池山小屋でひと休み。広くてきれいだが雨戸がすべて締め切られていて明かりが欲しいところである。  迷い尾根の区間で予定時間より大幅に時間を費やしてしまった。小屋で水を作るのも面倒であったが、トレーニングのためにも水を捨てずに休み休み鉄階段や鎖場を越えて何とか小屋にたどり着きました。  小屋にはすでに先客の1パーティがテントとツエルトで占領されいましたが、ツエルトは移動していただき私も隅の方にテントを張らしてもらった。一息つくと駐車場で見かけた2パーティ4人も小屋に入ってきてそれぞれテントを張って皆思い思いの話で花を咲かせていた。  今回はお酒控えめに持ってきたもののおつまみ食いすぎで夕食半分ほどしか入らず、翌日の朝食に回し、早々に就寝。 テント2~3人用で1人では寒く何度となく寝たり起きたりの繰り返し。起床時間で-4℃~-5℃。外でテントを張っていたらもっと気温は低かっただろう。風もそれなりに合ったような感じであった。起床後外に出てみると星は見えずガスっていた。ご来光も望めそうにないが、山頂に向けての準備をする。朝食で昨日の残りを温めようとしたがライターの調子が悪くなかなか火が点かず焦ってしまうが、落ち着くためにも山専ボトルのお湯でココアを飲み落ち着かせる。ライターを温め再度挑戦しやっと火が点き朝食をとることができた。予定より10分ほどだが遅れて出発。小一時間ほどなのでアイゼンとピッケルで完全空身で出発。少し上ったところで夜明け前の明かりが見えたが、登るにつれてガスの飲み込まれご来光拝めず山頂はガスに包まれ風もあり写真撮って退散。  小屋に戻ると先客の4人パーティはすでに撤収していて誰もいなかった。撤収に小一時間ほどかかってしまう。手際よく撤収しなければと思うところであった。出発しようとしたところに1パーティが山頂から戻ってきて挨拶交わして下山。小雪が舞う中下山する。水がなくなった分荷物が軽い。が、到着してみると予定の時間より1時間ほど遅かった。往復で2時間半ほど遅いペースとなってしまった。