丈競山〜浄法寺山〜冠岳(周回)

2020.12.11(金) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
5 時間 25
休憩時間
49
距離
11.5 km
のぼり / くだり
1151 / 1160 m
49
46
20
20
31
1 25

活動詳細

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下り坂の天気予報を考慮し、嶺南の山も考えていたが、早朝時点の予報は「夜から雨」、てんくらも「A」。 ということで、「周回でも雨に降られる前に下りて来られるだろう」と、浄法寺山行きを決行。 が、出発時は曇天だった空も、国道8号線を北上中は、フツーに本降りw でも東方面にハンドルを切ると雨もやみ、というか、降ってないエリアに入った? 龍ヶ鼻ダムを越え、軽でも問題ない車道を走り、登山口に到着。先客は無し。 (福井方面からでは)先週の富士写ヶ岳と、ほとんど同じ道のりだった。 最後だけ、まっすぐ行けば富士写ヶ岳登山口、右折すればダム→丈競山登山口。 登山口の標高は約200m、最初の北丈競山までは、標高差約750mを登る。 ダムの周囲を走ってる時、道路を横断する2頭のカモシカを目撃! カメラを構えようと車内で身体を動かした途端、逃げられたw 北丈競山山頂までは、ひたすら登り。 道幅は広いところが多く、歩きやすいが、ひたすら登る印象。 登り始めと、山頂アタックでキツい急登があった。 登り始めは、身体がエンジンかかる前の急登だけに、身体にこたえた。 汗をひと通りかいた頃に、「ここで一休み」の案内板があり、この辺りが比較的なだらかな山道。 登って尾根道に出ると、初めて北丈競山が前方に、どーん。 その、どーん、の北丈競山へのアタック急登がまたキツい。 標高差200m弱を登る、一直線に続く、一気の急登だった。 山頂らしき拓けた空間が見えると、山頂の標柱よりも先に、この日初めての白山の姿が見え、足も自然と速くなるw 今日の天気は曇天だけに「雲に隠れてしまうんじゃないか」とw 北丈競山山頂は、富士写ヶ岳、白山連峰や大日山、南丈競山や冠岳方面、福井平野と福井の山々が一望。 空は曇天だったが、山々はキレイに見えていた。 北丈競山から南丈競山への道は、前半は稜線、後半は山頂アタックの急登。なだらかな稜線の後、一旦下って、そこからまた一気の急登。 まぁ、目の前に、またどーん、と見えていながら下るんだから、控えてるのは急登。当たり前かw 山小屋がある南丈競山の山頂も、眺望は、北丈競山と同じ。白山もまだ見えていた。 山小屋はとてもきれいに維持されていた。 ロフト、ストーブ(灯油)、時計、ラジオ、物干しロープにハンガー、トイレもあり、至れり尽くせりw、素晴らしい山小屋でした。 山頂出発時に、ちょうど登って来られた方が1名。 南丈競山から浄法寺山への道は、稜線が多いが、笹がせり出している箇所もあり、(昨夜の?)雨粒を乗せた笹を押し分けて、腕や太ももをひと通り濡らす。 最後に少し急登があるが、丈競山アタックに比べたら全然ラク。 浄法寺山山頂には展望台。 展望台からの眺望も、丈競山とほぼ同じ。 ここで白山は山頂部に雲がかかっていたし、福井市街(三国方面?)は雨が降っているのか、雲が低く白んでいた。 天気予報アプリの雨雲レーダーを見ると、13時半頃に雨雲が通過するみたい。 「てんくらさん、ハナシが違う」w まぁ、この山の奥深くまで来て、今さら雨で焦っても仕方ないので、開き直って、腰を下ろして白山を眺めながら昼ご飯w 浄法寺山から冠岳への道は、前半は落ち葉の絨毯の広くてなだらかな下り、後半は「一般的な」下り。 登山口(駐車場)方面へ下山する分岐から、冠岳方面へは、最後に少し登り返しはあるが、短時間で到着。 冠岳山頂からの眺望は、丈競山や浄法寺山方面だけなので、下山に備え身支度をして出発。 ここで1名の方とすれ違う。 今日は計2名。 冠岳から分岐まで戻ってきて、そこから最後の下山開始。 登山者を惑わす「通行止め」看板は、年号から見ても、かなり前に設置された看板だし、もう期間的に終わってる。この看板を信じて、周回せずここから引き返した方もいる。業者は責任持って片付けないと、山奥で登山者が混乱する。 看板をスルーした先の下りが、ヤマッパーさんも書かれているように、キツい下りだった。 特に最初しばらくは滑る滑るw 足が滑る、というより、なんか、靴底の土ごと持って行かれるような、どこに足を置いても滑るようなw 土の種類が違う? 普段はあまり頼らない(過信しない)ロープをしっかり握って下った(滑り下りた)。 両サイドにロープがあるところでは、両手の中でロープを滑らせ、手すりのように使って下った。 幸い、この異様な下りは最初の5分ほどだけで、その後もずっと急な下りは続いたが、それまでのように滑ることはなかった。 ひたすら急な下りを下りると、やがて沢が現れ、2本の木橋を越えると、「通行止め」看板からの「山道」は終了。 そこから先は、標高差350m、約3km超、ず~っと林道。 途中からは沢と並歩しながら、登山口に到着。 雨は結局、降らず。 曇り空だったが眺望は良く、無事に周回できて、御の字。 ※ちなみに、クルマで出発し、ダムを下りた辺りから降り出した。 丹南方面まで来ると降ってなかったが。 いい山でした。 キツい急登が多いw、いい山でした。 「浄法寺山までのピストンでもいいのかな~」と思ったけど、逆にそれでは歩行距離が長くなるし、「そんなら丈競山まででも・・・」という感じも。 「今日一日の登山の一部」と割り切ったけど、やっぱり、最後の3km林道は、あまり心地よくないw 服装は、登り始めのしばらくと、昼食時の浄法寺山山頂だけ、羽織ったが、あとはずっと、半+長Tシャツ。 今日は気温以上に汗をかいた感じ。風がなかったのもあるのか。 水分補給は、少し長い距離を歩く予定だったので1.5ℓ持参し、消費は、結構、遠慮なく飲んで1ℓ弱。 昼食はカップラーメンとおにぎり、エネルギー補給は、羊羹1本、塩キャラメル数個。 ★画像データ時刻や個人的ログからのタイム。 ※撮影パシャパシャ含む。 ●龍ヶ鼻ダム登山口~北丈競山 → 1時間39分。 ●北丈競山山頂      → 4分。 ●北丈競山~南丈競山  → 25分。 ●南丈競山山頂      → 11分(撮影)。 ●南丈競山~浄法寺山  → 25分。 ●浄法寺山山頂      → 27分(撮影と昼食)。 ●浄法寺山~冠岳    → 36分。 ●冠岳~龍ヶ鼻ダム登山口 → 1時間31分  ※そのうち林道~登山口 → 49分(かなり撮影)。

丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 登山開始直後から急登。
登山開始直後から急登。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 道は広くなったが、急登。
枯れ木だから視界は拓けてて、心地よい。
道は広くなったが、急登。 枯れ木だから視界は拓けてて、心地よい。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 「ここで一休み」。
この先は、比較的なだらかな道が多い。
「ここで一休み」。 この先は、比較的なだらかな道が多い。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 「大岩」。
岩の下に「ベンチ」もあるけど、なんか怖いw
「大岩」。 岩の下に「ベンチ」もあるけど、なんか怖いw
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 登って尾根道に出た。
丈競山方面が初めてクリアに見えた。
登って尾根道に出た。 丈競山方面が初めてクリアに見えた。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 同じく、これから行く冠岳方面。
同じく、これから行く冠岳方面。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 北丈競山への急登。
北丈競山への急登。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 さらに急登。
さらに急登。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 まだまだ急登。
ヒィヒィ言いながら登った。
まだまだ急登。 ヒィヒィ言いながら登った。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 やっと北丈競山山頂に到着。
曇天だが無風で、特別、寒くはない。
視界は良好。
やっと北丈競山山頂に到着。 曇天だが無風で、特別、寒くはない。 視界は良好。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 山頂の標柱より、白山連峰が先に目に入った。
曇天だけど、白山連峰は、どーん!
山頂の標柱より、白山連峰が先に目に入った。 曇天だけど、白山連峰は、どーん!
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 北丈競山山頂を出発。
次は南丈競山へ。
北丈競山山頂を出発。 次は南丈競山へ。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 南丈競山への急登。
急登が多い山だw
南丈競山への急登。 急登が多い山だw
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 やっと山小屋が見えた!
やっと山小屋が見えた!
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 南丈競山山頂に到着。
ここも、曇天だが無風。
視界は良好。
南丈競山山頂に到着。 ここも、曇天だが無風。 視界は良好。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 ここでも、まだ白山連峰は見えている。
ここでも、まだ白山連峰は見えている。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 丈競山小屋。
丈競山小屋。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 小屋の中は、すごくきれいに管理維持されていた。
過ごしやすいだろうな。
小屋の中は、すごくきれいに管理維持されていた。 過ごしやすいだろうな。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 ロフト付き(反対サイドにもロフト有り)!
好物件!w
物干しロープに、ハンガーも。
入口にはトイレも。
ロフト付き(反対サイドにもロフト有り)! 好物件!w 物干しロープに、ハンガーも。 入口にはトイレも。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 浄法寺山への道中。
ここにきて、笹薮。
浄法寺山への道中。 ここにきて、笹薮。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 浄法寺山、目前。
丈競山の前ほどの急登はない。
浄法寺山、目前。 丈競山の前ほどの急登はない。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 浄法寺山山頂に到着。
かなり雲が厚くなってきた。
浄法寺山山頂に到着。 かなり雲が厚くなってきた。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 浄法寺山山頂からの眺望。
先週登った富士写ヶ岳(左)と、さっきw登った南丈競山。
浄法寺山山頂からの眺望。 先週登った富士写ヶ岳(左)と、さっきw登った南丈競山。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 浄法寺山山頂からの眺望。
白山にもとうとう雲が・・・。
浄法寺山山頂からの眺望。 白山にもとうとう雲が・・・。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 浄法寺山山頂からの眺望。
勝山市、大野市方面の市街地と、荒島岳。
浄法寺山山頂からの眺望。 勝山市、大野市方面の市街地と、荒島岳。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 浄法寺山山頂を出発。
なだらかで広い、落ち葉の絨毯の道が続く。
浄法寺山山頂を出発。 なだらかで広い、落ち葉の絨毯の道が続く。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 さらに、なだらかで広い道が続く。
さらに、なだらかで広い道が続く。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 浄法寺山を出発して、なんか寒いなぁと思ったら、7℃だった。
道が北側を向いたから?
ちなみに山頂は11℃。
浄法寺山を出発して、なんか寒いなぁと思ったら、7℃だった。 道が北側を向いたから? ちなみに山頂は11℃。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 冠岳へ。
目前でアップダウン。
冠岳へ。 目前でアップダウン。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 冠岳山頂に到着。
眺望はあまり良くない。
先の展望台へ。
冠岳山頂に到着。 眺望はあまり良くない。 先の展望台へ。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 冠岳山頂からの眺望。
丈競山や浄法寺山が見える。
冠岳山頂からの眺望。 丈競山や浄法寺山が見える。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 冠岳から戻ってきて、下山スタート。
ヤマッパーを惑わせた看板。
期間的には今年5月で、もう終わってる。
左側からスルー。
冠岳から戻ってきて、下山スタート。 ヤマッパーを惑わせた看板。 期間的には今年5月で、もう終わってる。 左側からスルー。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 異様な急な下り。
どこに足を置いても、土ごと滑るような感覚。
両脇のロープを、手すりのように頼って下りた。
異様な急な下り。 どこに足を置いても、土ごと滑るような感覚。 両脇のロープを、手すりのように頼って下りた。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 「異様な」下りは最初の5分ほどで終わり、あとは、ほとんどず~っと、「フツーの」急な下りが続いた。
「異様な」下りは最初の5分ほどで終わり、あとは、ほとんどず~っと、「フツーの」急な下りが続いた。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 急な下りが続く。
道幅も狭い。
急な下りが続く。 道幅も狭い。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 十字峡ならぬ、T字峡。
十字峡ならぬ、T字峡。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 ヤマップマップには「渡渉」とあったが、2か所、木橋が架かっていた。
ヤマップマップには「渡渉」とあったが、2か所、木橋が架かっていた。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 沢沿いの山道。
沢沿いの山道。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 2本目の木橋。
2本目の木橋。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 木橋を過ぎると、林道に突入。
木橋を過ぎると、林道に突入。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 登山口までの約3km、ずっと林道。
こんな道なら、雨が降ってきても、折り畳み傘で十分だ(100円ポンチョと、折り畳み傘と、レインウェアを持参w)。
登山口までの約3km、ずっと林道。 こんな道なら、雨が降ってきても、折り畳み傘で十分だ(100円ポンチョと、折り畳み傘と、レインウェアを持参w)。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 水が滲み出るように流れて、黒く光る岩肌。
水が滲み出るように流れて、黒く光る岩肌。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 林道の後半、右手を流れる渓流。
巨岩が多かった。
林道の後半、右手を流れる渓流。 巨岩が多かった。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 この岩、落ちてきたのかな・・・。
この岩、落ちてきたのかな・・・。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 下りてきた道。
登山口の手前。
下りてきた道。 登山口の手前。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 やっと登山口が見えてきた。
雨に降られずに行程、終了!
「今にも降り出しそう」って空でもなかったけど。
やっと登山口が見えてきた。 雨に降られずに行程、終了! 「今にも降り出しそう」って空でもなかったけど。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 左が、朝入った登山口。
写真右上が、下りてきた道。
駐車スペースは3~4台。
左が、朝入った登山口。 写真右上が、下りてきた道。 駐車スペースは3~4台。
丈競山・浄法寺山・鷲ヶ岳 龍ヶ鼻ダムからの山々。
湖面に山々が写る。
今日は、天気はこの後、崩れる予報だけど、風はなく穏やかだった。


★ありがとうございました。
龍ヶ鼻ダムからの山々。 湖面に山々が写る。 今日は、天気はこの後、崩れる予報だけど、風はなく穏やかだった。 ★ありがとうございました。

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