活動データ
タイム
07:30
距離
13.1km
のぼり
1562m
くだり
1523m
活動詳細
すべて見る日原へのバスが再開しているとのことで、これまで日帰りでアクセスが難しかったコースへ行ってみようと思い立つ。百尋の滝はもちろんいずれ見に行きたいが、川苔山は最近登っている。そういうわけで、長沢背稜方面を物色してみるが、タフコースのタワ尾根~ヨコスズ尾根なんかは20㌔超となる為、いきなりはちょっと躊躇してしまう。もう少し距離の短いコースと思い探していたところ、多摩100山のコースが目に止まった。鳥屋戸尾根から登り、棒杭尾根から降りるらしい。 棒杭尾根と言えば、実は、ある遭難記事を読んだばかりだったが、他の方のレポートを見ても、急坂以外に特に困難な事は書かれていない。それにまだ降雪前ということもあり、今がチャンスとばかり行って見ることにした。念の為、今期初めてチェーンスパイクを持って行く。※今回は未使用。 鳥屋戸尾根はYAMAPでも赤線が走っており、登り口にも何も注意喚起はなかったが、最初の杉林が終わった後の自然林の急登箇所は、一部四つん這いで這い上がることもあったので、正直、凍結した状態で下りでの利用はゴメンだと思った。案の定というか、蕎麦粒山へ到着したら、鳥屋戸尾根を示す道標には、悪路で死亡事故多発。下山しないで下さい。と12/6付のレンジャーの注意喚起がぶら下がっていた。 そして何だか情報が少なかった棒杭尾根については、下り始めの急坂が、西側の切れ落ちた谷が近くて注意が必要で、ヒノキの樹林帯の九十九折の道も、落ち葉が積もり、その上道も狭いので気を使うのだが、ものすごく危険というわけでもなかった。どちらかと言うと、問題は沢へ降りてからの林道だった。自然の猛威にさらされまくった感のある倉沢林道は、廃道であることは間違いがないが、人が通る場合には、崩落箇所以外にも、急な落石などのリスクがあり、いくつかある橋も、一部はかろうじて残っているようなものもあって、いつ崩落してもおかしくはないと思われた。実際ここで少し迷走することになってしまったのだが、とにかく尾根の取り付きから/までがそんな感じなので、通ること自体全くお勧め出来ないものの、下山で利用して、これ以上道や橋の崩壊が進んで、進めなくなるリスクを考えると、登りで使って、進めないと分かって引き返すほうがよほどマシかと思います。
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