蕎麦粒山(鳥屋戸尾根⬆棒杭尾根⬇)

2020.12.10(木) 日帰り

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 30
休憩時間
41
距離
13.1 km
のぼり / くだり
1562 / 1523 m
1 56
11
30
25
11
21
2 12

活動詳細

すべて見る

日原へのバスが再開しているとのことで、これまで日帰りでアクセスが難しかったコースへ行ってみようと思い立つ。百尋の滝はもちろんいずれ見に行きたいが、川苔山は最近登っている。そういうわけで、長沢背稜方面を物色してみるが、タフコースのタワ尾根~ヨコスズ尾根なんかは20㌔超となる為、いきなりはちょっと躊躇してしまう。もう少し距離の短いコースと思い探していたところ、多摩100山のコースが目に止まった。鳥屋戸尾根から登り、棒杭尾根から降りるらしい。 棒杭尾根と言えば、実は、ある遭難記事を読んだばかりだったが、他の方のレポートを見ても、急坂以外に特に困難な事は書かれていない。それにまだ降雪前ということもあり、今がチャンスとばかり行って見ることにした。念の為、今期初めてチェーンスパイクを持って行く。※今回は未使用。 鳥屋戸尾根はYAMAPでも赤線が走っており、登り口にも何も注意喚起はなかったが、最初の杉林が終わった後の自然林の急登箇所は、一部四つん這いで這い上がることもあったので、正直、凍結した状態で下りでの利用はゴメンだと思った。案の定というか、蕎麦粒山へ到着したら、鳥屋戸尾根を示す道標には、悪路で死亡事故多発。下山しないで下さい。と12/6付のレンジャーの注意喚起がぶら下がっていた。 そして何だか情報が少なかった棒杭尾根については、下り始めの急坂が、西側の切れ落ちた谷が近くて注意が必要で、ヒノキの樹林帯の九十九折の道も、落ち葉が積もり、その上道も狭いので気を使うのだが、ものすごく危険というわけでもなかった。どちらかと言うと、問題は沢へ降りてからの林道だった。自然の猛威にさらされまくった感のある倉沢林道は、廃道であることは間違いがないが、人が通る場合には、崩落箇所以外にも、急な落石などのリスクがあり、いくつかある橋も、一部はかろうじて残っているようなものもあって、いつ崩落してもおかしくはないと思われた。実際ここで少し迷走することになってしまったのだが、とにかく尾根の取り付きから/までがそんな感じなので、通ること自体全くお勧め出来ないものの、下山で利用して、これ以上道や橋の崩壊が進んで、進めなくなるリスクを考えると、登りで使って、進めないと分かって引き返すほうがよほどマシかと思います。

雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 川乗橋バス停で下車。降りたのは自分を入れて5人。ソロの女性と男女3名のグループ。4人共、百尋の滝方面へ向かった模様。
川乗橋バス停で下車。降りたのは自分を入れて5人。ソロの女性と男女3名のグループ。4人共、百尋の滝方面へ向かった模様。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 鳥屋戸尾根の取り付きはバス停からすぐだった。まだ百尋の滝も見に行ったことないのに、こんなつまらなさそうな杉林へ進むなんて...
鳥屋戸尾根の取り付きはバス停からすぐだった。まだ百尋の滝も見に行ったことないのに、こんなつまらなさそうな杉林へ進むなんて...
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 クマさんかな~ 私のじゃないです💦
クマさんかな~ 私のじゃないです💦
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 杉林が終わり、落葉樹の落ち葉が積もった急登箇所へさしかかる。急登って言うか、滑落しそう💦 下りたくはないルートで、鳥屋戸尾根の核心部は此処かも。※振り返って撮影。
杉林が終わり、落葉樹の落ち葉が積もった急登箇所へさしかかる。急登って言うか、滑落しそう💦 下りたくはないルートで、鳥屋戸尾根の核心部は此処かも。※振り返って撮影。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 登りきったら東側に川乗橋バス停を示す道標があり、谷の際にトラロープが付けてあった。本来はそっちが道だったのかも知れない。でも谷側の際の道で、万が一滑ったら谷へ落ちそうで怖いので、直登しました。
登りきったら東側に川乗橋バス停を示す道標があり、谷の際にトラロープが付けてあった。本来はそっちが道だったのかも知れない。でも谷側の際の道で、万が一滑ったら谷へ落ちそうで怖いので、直登しました。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 西側もけっこう切れ落ちてます。これは眺めるだけですが。
西側もけっこう切れ落ちてます。これは眺めるだけですが。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 他の方が危険箇所として挙げていたところ。短いが狭いトラバースなので、今後凍結したりするとさらに危険。※振り返って撮影。
他の方が危険箇所として挙げていたところ。短いが狭いトラバースなので、今後凍結したりするとさらに危険。※振り返って撮影。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 まだ川乗橋バス停の道標が出ている。まあ下山用だけど...
まだ川乗橋バス停の道標が出ている。まあ下山用だけど...
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 秋特有の甘い匂いがしてきた。これってアケビとか果物?いやいや、調べたらカツラの葉の匂いだとか。
秋特有の甘い匂いがしてきた。これってアケビとか果物?いやいや、調べたらカツラの葉の匂いだとか。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 植林と自然林の境目の道へ。急登だけどさっきみたいな危険はない。
植林と自然林の境目の道へ。急登だけどさっきみたいな危険はない。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 事件があった模様です...
事件があった模様です...
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 ここを登れば笙ノ岩山のはず。
ここを登れば笙ノ岩山のはず。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 笙ノ岩山到着!今日は眺望は諦めていたけど、なんだか所々青空が見えるようになってきた。
笙ノ岩山到着!今日は眺望は諦めていたけど、なんだか所々青空が見えるようになってきた。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 天気がよくなってきて気分が上がる!クマよけにとつけていたラジオによると、東京はあいにくの曇り空とのこと。同じ東京でもここは青空ですけどね(^^)
天気がよくなってきて気分が上がる!クマよけにとつけていたラジオによると、東京はあいにくの曇り空とのこと。同じ東京でもここは青空ですけどね(^^)
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 塩地ノ頭というピーク。この辺ではもうバックは青空で、周辺の山も見えるように。
塩地ノ頭というピーク。この辺ではもうバックは青空で、周辺の山も見えるように。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 Just didn't expect I see you today!!
Just didn't expect I see you today!!
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 鳥屋戸八丁山だとか。
鳥屋戸八丁山だとか。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 松岩の頭。この一連の3峰の由来はいかに。
松岩の頭。この一連の3峰の由来はいかに。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 気持ち良い冬枯れの道を進む。
気持ち良い冬枯れの道を進む。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 テープには標高しか書いてないな...と思ったら木に直に長尾山と。
テープには標高しか書いてないな...と思ったら木に直に長尾山と。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 さあ、もう頂上を捉えるところまで来た。
さあ、もう頂上を捉えるところまで来た。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 まき道はおしなべて状態が悪い様子。そして今登ってきた鳥屋戸尾根はというと...えっ!?12/6の注意喚起なのでタイムリー過ぎました。でもこれからの季節は凍結するので、下りに関しては納得出来ます。特にあの急坂は...
まき道はおしなべて状態が悪い様子。そして今登ってきた鳥屋戸尾根はというと...えっ!?12/6の注意喚起なのでタイムリー過ぎました。でもこれからの季節は凍結するので、下りに関しては納得出来ます。特にあの急坂は...
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 雲取山(だと思う)
雲取山(だと思う)
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 最後の登り。
最後の登り。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 蕎麦粒山へ到着 ! この写真は日向沢の峰方面へ少し降って撮影。山頂は狭くて、遠くから見るとピンと尖っている。現地ではこの蕎麦の実のような岩が印象的。
蕎麦粒山へ到着 ! この写真は日向沢の峰方面へ少し降って撮影。山頂は狭くて、遠くから見るとピンと尖っている。現地ではこの蕎麦の実のような岩が印象的。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 日向沢の峰から川苔山へ続く防火帯の稜線を望む。40分くらい休憩したが、誰も登ってこなかった。
日向沢の峰から川苔山へ続く防火帯の稜線を望む。40分くらい休憩したが、誰も登ってこなかった。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 下山には棒杭尾根を利用する。一応多摩100山の地図のルートを書き込んでみたが、沢へ降りるところのルートがどうもおかしい。心配なので、ジオグラフィカに他の方の軌跡も取り込んでおいた。
下山には棒杭尾根を利用する。一応多摩100山の地図のルートを書き込んでみたが、沢へ降りるところのルートがどうもおかしい。心配なので、ジオグラフィカに他の方の軌跡も取り込んでおいた。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 13時を過ぎて蕎麦粒山を出発。ゆっくりし過ぎた。仙元峠は見ていきたいので尾根の方へ進みます。
13時を過ぎて蕎麦粒山を出発。ゆっくりし過ぎた。仙元峠は見ていきたいので尾根の方へ進みます。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 木花咲耶姫が祀ってある仙元峠へ。
木花咲耶姫が祀ってある仙元峠へ。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 江戸の三峰講の人々と、上州の富士講の人々が互いに行き来をした峠だったとのこと。
江戸の三峰講の人々と、上州の富士講の人々が互いに行き来をした峠だったとのこと。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 前方の尾根の右端の奥に矢岳尾根がちょっとだけ見えていた。手前の尾根は大平山へ続く稜線のようだ。
前方の尾根の右端の奥に矢岳尾根がちょっとだけ見えていた。手前の尾根は大平山へ続く稜線のようだ。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 武甲山が見える。改めて都県境の稜線にいるんだと実感。
武甲山が見える。改めて都県境の稜線にいるんだと実感。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 今回辿った天目背稜は、距離は短かったが、それなりにアップダウンがあって体力を消耗した。そして本日最後のピーク、棒杭の頭へ。
今回辿った天目背稜は、距離は短かったが、それなりにアップダウンがあって体力を消耗した。そして本日最後のピーク、棒杭の頭へ。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 三ツドッケ。次はあそこへ行きたいな。
三ツドッケ。次はあそこへ行きたいな。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 この奥が棒杭尾根だが、ネット上で見た、道標へのマジックでの書き込みは消されていた。後でその理由も納得したけれど💦
この奥が棒杭尾根だが、ネット上で見た、道標へのマジックでの書き込みは消されていた。後でその理由も納得したけれど💦
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 自然林の急坂を降っていく。尾根の西側が特に切れ落ちている。※振り返って撮影。
自然林の急坂を降っていく。尾根の西側が特に切れ落ちている。※振り返って撮影。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 ヒノキの樹林帯へ入ってくると、道は広めの九十九折となる。この木橋なんかをみると、かつてはちゃんとした登山道だったんだなと思う。※振り返って撮影。
ヒノキの樹林帯へ入ってくると、道は広めの九十九折となる。この木橋なんかをみると、かつてはちゃんとした登山道だったんだなと思う。※振り返って撮影。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 尾根の傾斜としては凄まじいものがあるが、幸い九十九折なので何とかなるという感じ。※振り返って撮影。
尾根の傾斜としては凄まじいものがあるが、幸い九十九折なので何とかなるという感じ。※振り返って撮影。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 そのうち傾斜は緩くなって行き、馬酔木が左右に繁茂する道となる。
そのうち傾斜は緩くなって行き、馬酔木が左右に繁茂する道となる。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 沢に出た。やっぱりジオグラフィカに入れた軌跡の方が正しかった様子。それとも昔はあの等高線が詰まりに詰まっているところを行けたんだろうか...
沢に出た。やっぱりジオグラフィカに入れた軌跡の方が正しかった様子。それとも昔はあの等高線が詰まりに詰まっているところを行けたんだろうか...
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 ここらからは林道なので時間はかからないはず。16:17のバスには余裕で間に合いそう。路肩に注意の看板が比較的新しいように思えるが、道自体は崩落し放題で、車両が通れなくなって久しい様子。※振り返って撮影。
ここらからは林道なので時間はかからないはず。16:17のバスには余裕で間に合いそう。路肩に注意の看板が比較的新しいように思えるが、道自体は崩落し放題で、車両が通れなくなって久しい様子。※振り返って撮影。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 さらに荒廃した箇所へ。結論から言うと、ここも道なりに進めば良かったのだが...
さらに荒廃した箇所へ。結論から言うと、ここも道なりに進めば良かったのだが...
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 このガードレールが崩落している箇所にロープが付いていたので、てっきりここから沢へ降りて対岸へ渡るものと思い、進んで見るが、ワイルド過ぎるのでおかしいと思い戻る。後で思ったが、このロープは渓流釣りとかする人が付けたんではないだろうか。
このガードレールが崩落している箇所にロープが付いていたので、てっきりここから沢へ降りて対岸へ渡るものと思い、進んで見るが、ワイルド過ぎるのでおかしいと思い戻る。後で思ったが、このロープは渓流釣りとかする人が付けたんではないだろうか。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 先程の崩落している道へ復帰し、そのまま道なりに進んでいくと、奥の方は道が繋がっていた。
先程の崩落している道へ復帰し、そのまま道なりに進んでいくと、奥の方は道が繋がっていた。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 ここも何とか右側から通れたが、今後崩壊が進むとどうなるか。
ここも何とか右側から通れたが、今後崩壊が進むとどうなるか。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 後は、大きな石ころがゴロゴロして歩きにくい、打ち捨てられた林道を足早に進む。それにしても沢は美しく、そして怖い。
後は、大きな石ころがゴロゴロして歩きにくい、打ち捨てられた林道を足早に進む。それにしても沢は美しく、そして怖い。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 何とか17分のバスまで余裕を持って林道終点に到着。倉沢バス停もすぐそこだった。
何とか17分のバスまで余裕を持って林道終点に到着。倉沢バス停もすぐそこだった。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 帰りにもえぎの湯へ。17時でオーダーストップだったので、風呂の前に。因みにこの日はガラガラで快適でした。
帰りにもえぎの湯へ。17時でオーダーストップだったので、風呂の前に。因みにこの日はガラガラで快適でした。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 川乗橋で乗車してきた人が、同じくもえぎの湯へ向かっていた。なんか見覚えあるな、と思って声をかけたら、やっぱり朝同じ電車に乗っていて、鳩ノ巣で降りた方だった。川苔山へ登り、百尋ノ滝の方から川乗橋へ下山したとのことだが、15時前半にバス停に到着してしまい、16時台のバスまで寒い中待っていたらしい。
川乗橋で乗車してきた人が、同じくもえぎの湯へ向かっていた。なんか見覚えあるな、と思って声をかけたら、やっぱり朝同じ電車に乗っていて、鳩ノ巣で降りた方だった。川苔山へ登り、百尋ノ滝の方から川乗橋へ下山したとのことだが、15時前半にバス停に到着してしまい、16時台のバスまで寒い中待っていたらしい。
雲取山・鷹ノ巣山・七ツ石山 これはクリスマス関連?それとも新年の?
これはクリスマス関連?それとも新年の?

もしも不適切なコンテンツをお見かけした場合はお知らせください。