活動データ
タイム
04:27
距離
5.9km
のぼり
786m
くだり
786m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る来週から強い寒波襲来の予報、兵庫県北部は雪になるだろうとのこと。そうなると当分歩けそうにないからと千ヶ峰へ。 雪といえば小生が小学生の頃、確か1965年頃だと思うがその冬は当地方でも大雪。千ヶ峰でも1m以上の積雪だったようだ。その日、登山中に大雪に見舞われ、神戸の方が遭難、死亡された。当時、新聞に掲載されてたのを鮮明に記憶している。千ヶ峰山頂の「南無妙法蓮華経」の碑は、その慰霊のために建立されたと聞いたことがある。山岳信仰の碑ではないようだ。 今回は岩座神(いさりがみ)登山口に駐車し、七不思議コースから千ヶ峰、岩座神コースで下山。どちらのコースも最近歩いていない。特に、七不思議コースは砂防ダムが出来てからは初めて。 岩座神登山口の分岐の道路脇に1~2台の駐車スペース。そこから登山開始。登り口の六地蔵様に挨拶し、獣柵を開閉して、砂防ダム方向へ。全く様子が変わっている。階段を上り登山口へ。沢の右方向の尾根に向かって歩を進める。白テープに沿って進むが少し左方向に行き過ぎと思ってたら沢の徒渉。これは間違ってると気づき、少し戻って七不思議コースへ。 杉の植林帯、急登を喘ぎながら歩く。傾斜は急だがジグザグに上っていくので見かけほどしんどくはない。杉林なので落ち葉はなく滑らないので安心だ。急登を凌げば巻き道、靴1足分ほどの幅しかない箇所もある。この辺りから広葉樹の落ち葉に変わる、よく滑る。 ほどなく、岩座神七不思議『塔の岩』。落ち葉だらけの巻き道を越せば、七不思議と新七不思議コースの分岐。ここからまた急登を凌げば植林帯と雑木の境を歩く緩やかな登り。落葉したクヌギなとの雑木を眺めながら心地よい落ち葉の絨毯を歩く、小生の至福の径だ。ほどなく笠形山へ続く「天空の道」の道との分岐に達する。 ここから千ヶ峰までは最高の極楽尾根。落葉した樹林帯から見える笠形山などに見とれながらのんびり、フカフカの落ち葉ロードを歩いて千ヶ峰山頂着。小生が着いたときはハイカーの姿はなかったが、昼食の間に3組。3組の方はいずれも三谷コースピストンとのこと。 山頂からはあいにくと霞み、明瞭な遠望は得ることが出来ず、ボヤーッとした山並みしか眺めることは出来なかった。笠形山や三国岳がくっきり見えただけでもよしとするか。 下山は岩座神コース。急な坂を下り、分岐から岩座神コースへ。分岐までは展望も開け、落ち葉の径が足に心地よい。久しぶりの岩座神コース、植林帯の急な坂を下る。膝に来る。ようやく林道着。ここで、ほっとして何も気にとめず林道を下りかけ、間違いに気づき、下山道に戻り駐車地に着。 岩座神(いさりがみ)は小さな集落。 日本棚田百選にも選ばれた美しい石積みの棚田の里。 戸数わずか20にも満たない村。ここの棚田は一見の価値あり。千ヶ峰を歩けば是非、この棚田を愛でて帰ってほしいものだ。
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