活動データ
タイム
15:45
距離
31.0km
のぼり
2567m
くだり
2575m
チェックポイント
活動詳細
すべて見る東京都の最高峰、雲取山に行って来ました。後山林道から約3時間で行ける標高1103mの三条の湯に一泊し、翌日に雲取山2017mを目指すプラン。しかし調べてみると後山林道は最近の崩落で現在通行止め😭えー💦。「雲取山荘にする?」とMさんから言われましたが♨️に惹かれていたので、距離も時間も伸びるサオラ峠経由で三条の湯を目指すことに。 Day1☀️ 奥多摩駅8:42発、鴨沢西行きのバス🚌に乗車。乗客は我々含め7名。終点まで乗ったのは私達だけ。降りてからそのまま車道を25分くらい進んだ所、右手にあるサオラ峠(サヲウラ峠)登山口から9:45スタート。クマ鈴ブンブン振り回して進みます。 丹波天平(たばでんでいろ)→サオラ峠→三条の湯はYAMAP地図で約6時間半のコースで地図を見て覚悟はしていたものの、想像以上の急登と、飽きるほど似た景色が続きます。落葉樹の森はすでに枯葉の絨毯になっていて、見通しも良く開放感があるのですが、足が沈むほどの枯葉の下には石があったりズボッと穴があったり、まったく気が抜けない道でした。 特にサオラ峠から先は人一人通るのもやっとの崩れかけた狭いトラバースも多く、加えて枯葉も滑る。 何より驚いたのは、宿に着くまでの6時間の間、誰ともすれ違わなかったこと😰❗️季節もあるでしょうが、あまりメジャーじゃないルートってことなんですね。 三条の湯に着いたのは15:15。 外に薪がきれいに積まれていて、雰囲気のある山小屋です。受付で支払うと、まずはお風呂へどーぞ、と。早々にお風呂に入れさせて頂きましたっ🙏ありがたい❤️トロッとした温泉で、生き返ります‼️足揉みまくりです‼️笑 ここではスマホは無用の長物で(電波なし、でも食堂で充電は出来る)、時間がゆっくり流れています。お水が伏流水で豊富、とてもとても美味しい。薪ストーブ、川の水を利用した水力発電、循環式バイオトイレ、自家農園の野菜などなど自然循環の意識の高い山小屋。もちろん掃除も行き届いていて快適。 何より小屋番の山ちゃん(二代目)の丁寧なお料理の説明や接客が心地よいし、三条のロバート・デニーロこと(!)オーナー木下氏がまた個性的でいい感じの方なんです。お二人とも温かみのある話し方をされる、素敵な方達でした。 そうそう!ロバートは食後にギター片手に歌ってもくれました😁👍✨ 薪ストーブがパチパチと音をたてる中、懐かしいフォークソングやニューミュージック(死語か💦)が次々と流れ完全に昭和にタイムスリップ✨まったりしつつ口ずさんでしまう😅 三条の湯は人柄と言いますか、雰囲気がとても優しい小屋です。本日の宿泊は我々入れて4名、テン泊無し。静かな夜、消灯9時前にもう一度お風呂に入り身体を温めてからお布団に入ることが出来ました。 Day2.☁️ 6:30曇り空の下出発。 思ったより寒くない。 いきなり九十九折の急登が始まり、またもや滑り落ちそうな斜めった道も現れ、朝から神経を使います。黙々と歩いて3時間、やっと霧の雲取山山頂へ。 景色がないので標柱で写真だけ撮って、ザレザレの道に気をつけながら下山開始です。 奥多摩小屋跡地、ヘリポート、ダンシングツリー🌲などを通過してどんどん下山。だんだんザックの重さがカラダに響き始めました。痛いな、足、、、。 時間を逆算し、バスには間に合うだろうと七ツ石山山頂と七ツ石神社経由で小屋にも立ち寄りました。女性の小屋番さんが丁寧な対応をしてくれます。ここには可愛いグッズが色々あり、手ぬぐいを1枚購入。お手洗いもお借りしました(要協力金)。 七ツ石小屋からも正直、長い道のりでした。それでもコースタイムで進み、予定通りのバスに間に合い、奥多摩駅に着いたのは午後4時半過ぎ。電車の乗り継ぎも良く、運も良く、自宅の最寄り駅まで3時間以上の移動を座って帰ることが出来ました!30キロ以上歩いた私には最高のご褒美、神様、ありがとー😭🙏🙏 雲取山で景色が楽しめなかったのもありますが、今回は宿の三条の湯が私の中で心に残りました。横浜から来ていた礼儀正しい20代女子、茨城から来ていた(初心者なのに今年槍ヶ岳に登ったというツワモノの)男性、おふたりと4人で食堂で昭和にタイムスリップしたあの時間が良い思い出です。もちろん小屋の皆様にも感謝! 雲取山はもういいけど(😅⁉︎)、機会があれば三条の湯にはまた行ってみたいと思いました。 ホームページには山道の情報や、小屋の雰囲気が感じられる動画もありますので、もし秩父多摩国立公園エリアに行かれる方は選択肢の一つに見てみてください😊お勧めです。
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