【武奈ヶ岳】正面谷から♪上林新道の巨大杉とコヤマノ岳の山毛欅の麗樹を愛でながら♫

2020.12.09(水) 日帰り
uriuri4211
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活動詳細

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昨日までの3日間、仕事は相変わらずハードで身体はクタクタである。休みの日ぐらいゆっくりしとけば良いのに山へ行きたくなる。 かと言って早起きして其れなりの山行をするだけの気持ちは湧いてこないので近場でサクッと登れる山を考える。 だが考えるのも面倒なので、久しぶりに正面谷から武奈ヶ岳に訪れよう。 正月の3日に今年最初の山行で武奈ヶ岳に訪れ、今年86日目の山行で今年7回目の武奈ヶ岳ということになる。 7時すぎに正面谷の駐車場に到着した時はどんより曇り空だった。 準備を整えて、さあ、いよいよ出発しようとした時だ。赤と黄のツートン柄のつなぎの服を着た男性が近づいて来られ声をかけられる。黄色い色付きレンズの眼鏡を掛けておられる。靴は白いデッキシューズだ。話し振りがとてもハイテンションな方だ。 「ここからロープウェイのあるスキー場の山へ行けますか?」とお聞きになる。 蓬莱山(琵琶湖バレイ)のことだと思うので、「行けますが結構距離はありますよ、普通はここから登りませんが。」と申し上げた。 ロープウェイは12月23日まで休業中だということもご存知ないようだ。 話をしているとどうも様子が変である。 まずは、どうやらその格好で登るつもりらしい。 「一人乗りのロープウェイで行ける山もあるでしょ?その下に道もある?」(比良リフトのことだろうか?廃止になって随分になる。リフト道があるが釈迦岳へ行きたいのか?) 「京都まで抜けれるでしょ?」(葛川まで山越えするということか?) 結局一体どこへ行きたいのだろう。しかも本人の口から山の名称がひとつも出てこない。 20kmぐらいの山行は出来ると仰る。テント泊装備もあるので3日ぐらいかけてもいいと仰る。3日「ぐらい」って、何? 荷物は何キロぐらいになりますか?と聞いてみた。 10kg~20kg、と仰る。 水は何リットル持って行きますか? 10リットル持って行く、と仰る。 地図は持ってますか? 持って無い、と仰る。 ケータイアプリで山の地図(ヤマレコなど)入れて有りますか? カーナビのgorillaを携行するので自分の居場所は分かるでしょ、と仰る。 「結構、山深いんかな?」と男性。 はい、今年この比良山系で3人の方が遭難して亡くなっておられます。4人目にならない為にも山に入るのは辞めておいて下さい、と申し上げた。 大変お節介で失礼だったかも知れない。 と、前置きが長くなってしまったので本日の私の山行の内容と感想については下記にて極々簡単に。 ルートは武奈ヶ岳へのメジャールート。  上林新道の四辻手前あたりの芦生杉の群落は見事。巨樹がたくさんあり圧巻だ。 コヤマノ岳に近づくと山毛欅の林に。密度の濃い山毛欅林。巨樹もある。 コヤマノクラウンとコヤマノ岳のシンボル山毛欅の写真を撮りまくり。この辺りでは青空だった。冬枯れの山毛欅の樹が陽射しを受けて輝いていた。 武奈ヶ岳への稜線へ上がるとあっという間にガスがかかる。風は弱く穏やかだが、さすがに寒いのでアウターを羽織る。山頂では展望はほぼゼロに。 山頂で神戸からいらした若い男性にお逢いする。武奈ヶ岳は2度目で、ガスガスだった初回のリベンジということだ。しかし残念ながら今回も。 しばらくガスが晴れるのを待ちながらお話しをする。長身の25歳の青年はとても礼儀正しく気持ちがいい。私の長男は同世代だが、こんなにキチンと他人と話が出来るだろうか。 葛川坊村から御殿山ルートのピストンだと仰るので、折角なので、コヤマノ岳~シャクシコバの頭~小川新道~大橋~牛コバのコースで坊村へ降りられたら如何か、とご案内した。YAMAPの地図も立ち上げていらっしゃるし、何より山に対して謙虚そうな方なので大丈夫だろうと思ったのだ。 そうしてみます!と爽やかにお答えになる。 彼はもうしばらくガスが晴れるのを期待して待たれる様子だったので、私はお先に失礼した。 パノラマルートで八雲ヶ原へ降りた。どんより曇り空。人工の池の周り、石のテーブルにも誰もいない。軽く食事をする。 北比良峠では一瞬琵琶湖が見えたが、またガスに覆われる。 山頂の青年も待った甲斐なしだっただろう。是非近々雪が降り霧氷が美しいタイミングの晴れた日に再々リベンジに訪れて欲しいものだ。 そんな事を思いながらダケ道を一気に下ると、大山口の手前では少しだけ名残りの紅葉が見られ、この山行に彩り添えてくれたのであった。

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てんきとくらす