加部島を訪ねて有名な包丁に出逢う-2020-12-07

2020.12.07(月) 日帰り

活動データ

タイム

01:02

距離

5.5km

のぼり

96m

くだり

111m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
1 時間 2
休憩時間
3
距離
5.5 km
のぼり / くだり
96 / 111 m
1 3

活動詳細

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水焼本焼きの包丁を作らせたら右に出るもの は居ない凄腕、最高の本焼き和包丁鍛冶、向米雄さん。 日本の有名刃物メーカーの最上級に掲載されている 本焼き包丁はどこも自社メーカーの銘が刻印されて ありますが、大半はこの方が製作した包丁という事です。 ※水焼入とは焼入時の冷却に水を使うことで 鋼に高い硬度を持たせる工程のことで 極めて高度な技術です。 安価に出回っている油焼入の本焼とは違い、 鋭い切れ味が得られます。 ※本焼きとは、一般的な包丁(霞包丁)の様に 軟鉄と鋼を張り合わせたりしていない、鋼だけの包丁という意味でしょう。 「本焼き」という言葉の由来は、硬度を高め切れ味を良くする為に、 刃の部分のみを焼き入れする日本刀の焼き入れと 酷似しているからだと云われます。 言うまでもなく水焼本焼を打てる腕利きの鍛冶は 全国でもごく限られているという事です。 その玄海正国を制作されてあるのが 向米雄(むこうよねお)さんです。 22年前から唐津市呼子町加部島に工房を構え、 本職の料理人が求める切れ味を追求した 「水焼本焼(みずやきほんやき)料理包丁」 を造っておられます。 この包丁のオーナーたるや誰もがご存じの 超一流職人ばかりです。 完成するまでには20もの工程があり、 注文が入っても1日2本ほどしか造れないそうです。 制作した包丁は問屋に卸すものがほとんどだそうです。 修業中の息子さん、俊征(としゆき)さんが家庭用の包丁を 造っておられ、 土日祝日は呼子朝市で販売しているという事です。 この息子さんと朝市でお話しして私はその足で 加部島の工場に向かいました。 刃物の街堺からこの加部島に越してこられ、 街中は鍛冶の音が迷惑だからと、この加部島の高台を切り開き 工場を作られたそうです。 https://youtu.be/VZ0-Cqhy0yE

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